「昨年も、三年連続となるいい年でした。」
未だに大阪経済は良くなっている実感が得られる状況にはない。しかし、三年前にも「昨年は、いい年でした。」と理事長から挨拶があって驚かされた大阪府簡易宿泊所生活衛生同業組合の新年会では、今後に向けての期待に胸膨らませる声が相次いだ。
三年ほど前から着実に訪日外国人旅行者の増加傾向は表れていた。景気が悪くなるのをいち早く察知し、景気が良くなる効果を一番最後に享受することになると言われる、あいりん総合センターの位置する新今宮駅周辺ではあるが、観光ビックバンの振動を早くから感じていたということになる。
東アジア諸国のビザの解禁。円安。近くて安心して、買い物やエンターテーメントを楽しめる街。近隣には日本の歴史や文化を感じ取れる都市もある。外国人観光客のビッグウエーブは、道頓堀・心斎橋エリアに集中している様にも見え、キタ・梅田界隈はボチボチである様にも感じるが、大阪は確実に外国人旅行者に選択される都市の一つとなっている。その拠点が新今宮駅周辺にある。
新年会でご挨拶というかミニ講演をされた阪南大学の松村教授は、簡易宿泊所にとっては「これまで3年は既存の簡宿が受け入れ態勢を整える時期。地域としては、今あるものを改善する時期。そして、これから3年は新たなものを作っていく時期。地域としても新たな取組みを行う時期。」と位置づけられている。長年にわたりコノ町に関わってこられた視点に狂いはないと感じる。
行政的にも、ズバリ言うならば大阪市としても、大阪市として観光に取組むというバクっとした表現ではなく、新今宮・天王寺エリアを大阪における観光の拠点にすると打ち出すぐらいのエリアマネジメントが必要ではないかと考えている。行政区の枠組みにとらわれることなく、また、官民連携に加えて産官学プラス地域の強力スクラムで、街の将来像を示していくことで、地域に対するポテンシャルを活かすと共に地域に対する投資を呼び込まなければならない。そう主張するのには、危機感があるからだ。外国人旅行者、とりわけ中国人の「バク買い」が注目され、百貨店や家電量販店の売り上げ向上に貢献しているが、当該地域(新今宮駅周辺)に目をおろした時に、土地や建物が中国人に買われてしまっている現状がある。まさに、ソコにも「バク買い」現象があるのだ。長年地域に根を下ろして所有してきた方々も、高値を付ける中国人に売ってしまう傾向にもあるのだろう。しかし、残念ながら地域の「バク買い」の買い手には地域に対する愛情や思い入れは薄い。新今宮・天王寺エリアを観光拠点と位置づけ、例えば行政主導でネット環境の構築をサポートするなり、街の回遊性を高める仕組みを作るなり、パーク&ライドの拠点を整備するなどの観光地域環境整備投資を行えば、簡単に外国人に持てる土地や建物を売らずに、既存の所有者が持ち続けることで地域に思いをはせた活用が導き出せるのではないかと考える。
確かに、西成特区を経由し、西成警察署の取組みなどで薬物販売事例を街中で見ることは激減した。ホボなくなったのではないかと思われるぐらいだ。しかしながら、同じく簡宿の新年会で西成警察署長がご挨拶された様に、見えないところに売買が潜んでしまい、売買は変わらず行われていることから薬の売買価格は高くなっていないという。課題は深刻化していると見なければならない。
また、簡宿組合関係者らが訴える様に「違法民泊の動向」は注視しなければならない。そこで、犯罪などが起こる様ことがあれば、一気に近隣の街のイメージを悪くしかねない。非常にデリケートな課題は残り続けている。
現状を否定的に見るつもりはない。
課題はあるものの、今は当該地域にとってチャンスである。攻める時期である。新しい動きが予想される今がきている。
3年後の新年会の光景が楽しみである。
未だに大阪経済は良くなっている実感が得られる状況にはない。しかし、三年前にも「昨年は、いい年でした。」と理事長から挨拶があって驚かされた大阪府簡易宿泊所生活衛生同業組合の新年会では、今後に向けての期待に胸膨らませる声が相次いだ。
三年ほど前から着実に訪日外国人旅行者の増加傾向は表れていた。景気が悪くなるのをいち早く察知し、景気が良くなる効果を一番最後に享受することになると言われる、あいりん総合センターの位置する新今宮駅周辺ではあるが、観光ビックバンの振動を早くから感じていたということになる。
東アジア諸国のビザの解禁。円安。近くて安心して、買い物やエンターテーメントを楽しめる街。近隣には日本の歴史や文化を感じ取れる都市もある。外国人観光客のビッグウエーブは、道頓堀・心斎橋エリアに集中している様にも見え、キタ・梅田界隈はボチボチである様にも感じるが、大阪は確実に外国人旅行者に選択される都市の一つとなっている。その拠点が新今宮駅周辺にある。
新年会でご挨拶というかミニ講演をされた阪南大学の松村教授は、簡易宿泊所にとっては「これまで3年は既存の簡宿が受け入れ態勢を整える時期。地域としては、今あるものを改善する時期。そして、これから3年は新たなものを作っていく時期。地域としても新たな取組みを行う時期。」と位置づけられている。長年にわたりコノ町に関わってこられた視点に狂いはないと感じる。
行政的にも、ズバリ言うならば大阪市としても、大阪市として観光に取組むというバクっとした表現ではなく、新今宮・天王寺エリアを大阪における観光の拠点にすると打ち出すぐらいのエリアマネジメントが必要ではないかと考えている。行政区の枠組みにとらわれることなく、また、官民連携に加えて産官学プラス地域の強力スクラムで、街の将来像を示していくことで、地域に対するポテンシャルを活かすと共に地域に対する投資を呼び込まなければならない。そう主張するのには、危機感があるからだ。外国人旅行者、とりわけ中国人の「バク買い」が注目され、百貨店や家電量販店の売り上げ向上に貢献しているが、当該地域(新今宮駅周辺)に目をおろした時に、土地や建物が中国人に買われてしまっている現状がある。まさに、ソコにも「バク買い」現象があるのだ。長年地域に根を下ろして所有してきた方々も、高値を付ける中国人に売ってしまう傾向にもあるのだろう。しかし、残念ながら地域の「バク買い」の買い手には地域に対する愛情や思い入れは薄い。新今宮・天王寺エリアを観光拠点と位置づけ、例えば行政主導でネット環境の構築をサポートするなり、街の回遊性を高める仕組みを作るなり、パーク&ライドの拠点を整備するなどの観光地域環境整備投資を行えば、簡単に外国人に持てる土地や建物を売らずに、既存の所有者が持ち続けることで地域に思いをはせた活用が導き出せるのではないかと考える。
確かに、西成特区を経由し、西成警察署の取組みなどで薬物販売事例を街中で見ることは激減した。ホボなくなったのではないかと思われるぐらいだ。しかしながら、同じく簡宿の新年会で西成警察署長がご挨拶された様に、見えないところに売買が潜んでしまい、売買は変わらず行われていることから薬の売買価格は高くなっていないという。課題は深刻化していると見なければならない。
また、簡宿組合関係者らが訴える様に「違法民泊の動向」は注視しなければならない。そこで、犯罪などが起こる様ことがあれば、一気に近隣の街のイメージを悪くしかねない。非常にデリケートな課題は残り続けている。
現状を否定的に見るつもりはない。
課題はあるものの、今は当該地域にとってチャンスである。攻める時期である。新しい動きが予想される今がきている。
3年後の新年会の光景が楽しみである。
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