前回の「雑司ヶ谷編」 に続いて、今度は「王子編」だ。
このあたりは、江戸時代の行楽地。
森林や渓谷があって、人気の滝なんてのもあったらしい。
特に、飛鳥山は、あの暴れん坊将軍、徳川吉宗の享保の改革において、
名所化プロジェクトとして、桜が植えられたところなんだとか。
現代は、景色が一変している王子の町の歴史をちょこっとだけ歩く。

王子神社

王子の地名の由来だと言う王子神社にやってきた。
創建は、とりあえず、かなり古い。
東京守護の准勅祭社にも任じられた由緒ある神社。
祭神は、伊弉諾尊...etcだ。
王子神社
ちょっと変わったところで、蝉丸を髪の祖神として祀る関神社がある。
百人一首に歌がある、あの謎の人物蝉丸のことみたいだが、
よもや、毛髪業界に祭り上げられていたとは。
関神社

王子稲荷神社

隣接する幼稚園に正面を塞がれるあつかいながら、
ここも、由緒のある神社だ。
なんといっても、関東に数多ある「○○稲荷」なんてやつの、
トップに君臨する神社なんだ。
王子稲荷神社
昔から、王子の狐で有名だったらしい、この神社。
なんでも、大晦日に、狐が集合するんだとか。
狐が住んでいたという、「狐の穴跡」なんてものがある。
王子稲荷神社 狐の穴跡

名主の滝公園

狐や桜と並ぶ名物として、滝があったらしい。
「王子の七滝」と呼ばれたもので、
唯一残るのがこの名主の滝だ。
女滝(左)と、男滝(右)は名所絵にも描かれた人気スポットだ。
Wikipediaを見ていたら、柴咲コウ(RUI)のビデオクリップ、
「月のしずく」のロケ地だって書いてあった。
たまたまGyaoで公開されてた ので、なんとなく見てしまった。
確かに「男滝」の前で歌ってる。
名主の滝 名主の滝

飛鳥山公園

吉宗の花見スポット作成計画は成功を修め、
現在もまた、桜のシーズンともなれば、
江戸庶民が押し寄せ活況を呈している。
ゆかりの人物としては、吉宗の他に、郷土のヒーローが存在する。
この飛鳥山に移り住んでいた渋沢栄一だ。
飛鳥山公園には、渋沢資料館と渋沢庭園があって、
その歴史を紹介し、業績を称えている。
飛鳥山公園
飛鳥山公園 青淵文庫
駆け足で見て回った(走ったわけではない)王子の歴史スポット。
その詳細は、HP↓↓で見てね!
日帰り歴史スポット! 王子編

さて、今回王子編の関連株は?

いつも無理矢理なのだが、今回は珍しく妥当なのがある。
製紙業の地にちなんで、
王子製紙日本製紙だ。
国内では、1位(王子)・2位(日本)という、まさにライバルだ。
昨年の 北越製紙 をターゲットとした業界再編の主導権争いが、
記憶に新しいところだ。
両社とも、王子をルーツとする会社なのだが、
新旧の「王子製紙」という間柄でもあるらしいのだ。
それで、渋沢栄一が設立に携わったとされる、
「旧王子製紙」の系列は、 日本製紙 の方と言うことになるようだ。
製紙業界も近頃の世情を見るに、
原料高と資源の奪い合いで、あんまり良いイメージはないが。
株価的には、共に、チャート上は短期で反発、中長期では下降中に見える。
業績は、やはり共に、減益決算で、来期は何とかするみたいな感じなのか?
あと共通点として、王子・日本・北越ともに(業界自体かも)、
PERが割安でもなさそうなのに、PBRが1倍割れ、
そして、ROA・ROEと言った指標がかなり低い。
やっぱり、稼げてないって事なんだろうなあ・・・
現在、日本製紙は269,000円から、王子製紙は478000円からとなっている。
まあ、そもそも、あまり個人投資家が好んで買うような株でもない気がする。