IT企業コアの株主優待は、なぜか国立博物館のパスポートだ。
今年も、早速、それを使い、ミュージアムシアターを観に行った。
文化財を高精度VR映像とナビゲーターの解説で鑑賞する施設だ。
今回のプログラムは「洛中洛外図舟木本」。
昨年も上演された ものであるが、「京の政/京の芸能−かぶき−」
とテーマを変えての再演となっている。
洛中洛外図
洛中洛外図は、狩野派による信長時代のものが有名であるが、この舟木本は、
豊臣から徳川へと覇権がシフトした微妙な時期に描かれたものだ。
ここからは、少し具体的に記憶を辿ってみる。
CG画面をスクロールさせナビゲーターがコントローラーを向けたのは、
京における徳川家の拠点であり権威の象徴でもある二条城だ。
洛中洛外図
二条城から少し下へと移動すると、なにやらお裁きの最中らしい。
役人が紙を広げ罪状を読み上げているように見える。
一段低い地面には、被告らしき人物が座らされているようだ。
奥の間に描かれた人物は、当時の京都所司代で名奉行の呼び声高い
板倉勝重であると推定されている。
洛中洛外図
御所へと向かう牛車の一行。
葵の紋が描かれた、この車の主は徳川秀忠とされている。
洛中洛外図
京の街を駆け抜ける“かぶきもの"の一団。
“歌舞伎"の語源となった彼らが描かれた背景には、戦乱の世が終息しつつ
ある不安定な世相が反映されているという。
洛中洛外図
四条河原の歌舞伎小屋の光景。
現在とは、上演も観覧もかなり違う形態で行われていたらしい。
当時は、まだ、役者がストーリーを演じるお馴染みのスタイルではなく、
歌舞音曲を中心とするものであったという。
また、今では当たり前の舞台から客席への花道といったものも見えない。
客席は、桟敷席以外に屋根がなく、悪天候には上演出来なかったんだとか。
洛中洛外図
自分は、未だに歌舞伎というものを見たことがないのだが、 今回の無理に
でも探す関連株は、 歌舞伎座の株を見てみる。
ちょっと前に海老蔵騒動が話題となった際には、興業主が松竹であると言う
ことも報道されていたが、筆頭株主でもある。
ちなみに、2番目は現在の建物及び立て替えの施工業者である清水建設だ。
業績的には、歌舞伎座の立て替えで収益の柱がなくなるため赤字予想が続く。
現在のお値段は、3380円×1000株=3380,000円〜
これは、随分と、お高い株・・・
割安感もなく、配当利回りも0.15%、庶民には縁がないか・・・