title1 荒川ふるさと文化館は、どこの区にもある地味な郷土資料館だ。 そこで「絵解き あらかわの浮世絵」なんて企画展が開催されている。
通りかかったついでに、ちょっと覗いてみると、 そこには、タイトルの通り、荒川区が描かれている浮世絵が展示されている。
初めのコーナーでは、橋場の真崎稲荷周辺がクローズアップされている。 この一帯は、隅田川沿いの景勝地であり、絵の題材としても人気の場所であったらしい。
現在の南千住の隅田川流域からはちょっと想像できない光景だったようだ。
ポスターになっている絵は、広重の名所江戸百景「真崎辺より水神の森内川関屋の里を見る図」。 やたらと長いタイトルだ。
その真崎稲荷は、お隣さんだった石浜神社の境内に合祀されている。
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ひぐらしの里

続いてのコーナーはひぐらしの里と呼ばれた日暮里の特集である。
西日暮里駅から日暮里駅方面に坂を上がる諏訪台周辺は眺望に優れ江戸庶民の行楽地となっていたという。
syusei1 広重「名所江戸百景 日暮里寺院の林泉」
諏訪台から富士見坂を降りた所に花見寺として名を馳せた修性院がある。
当時、周囲には造園に凝ったお寺が並び人気のスポットとなっていたらしい。
その中心的な存在が修性院で浮世絵のテーマとして数多く描かれた場所だという。
描かれているのは花見の光景だが、築山などもある、かなり大きな境内であったことを窺わせる。

suwa1 広重「名所江戸百景 日暮里諏訪の台」
富士見坂の上にある諏方神社境内からの眺望であるらしい。 現在も残る地蔵坂を上がる人々が描かれていてバックには筑波山が見える。
また、となりには、雪見寺の異名を持つ浄光寺があるが、この神社も雪見の名所であったという。
現在の地蔵坂あたりからは日暮里の街並みと西日暮里駅〜日暮里駅の山手線が見える。

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doukan1 広重「江戸名所道外尽 道灌山虫聞」
諏方神社の隣に西日暮里公園という地味な公園があるが、 ここも道灌山と呼ばれた人気スポットの一画で、虫聴きの名所として有名であったという。 特に松虫が多かったらしいのだが、描かれているのはホタルか?
ここは、太田道灌の出城があったとも言われる場所で、現在は、切通し状に走る道灌山通りにより分断されている。

mikawa 広重「名所江戸百景 蓑輪金杉三河しま」
タイトルからは、現在の三ノ輪、荒川区荒川、東日暮里、根岸、下谷に跨る広い地域を指しているように見える。
現在、駅名はあっても住所はない三河島一帯は、将軍の鷹狩場で獲物となる鶴が象徴的に描かれているのだという。


sen 広重「名所江戸百景 千住の大はし」
確か、手前が南千住で、奥が北千住、橋の袂に見える集落は千住橋戸町だったと思う。
隅田川に最初に架けられた代表的な橋の一つだが、名所と言っても「ひぐらしの里」のような行楽地ではなく、 宿場町(千住宿)として賑わった場所である。

といったところで、今日は、千住大橋駅を運行している 京成電鉄(東証1部)の株を見てみる。
京成電鉄の本社は押上なのだが、東武鉄道のようにスカイツリー関連では、あまり名前を見ない気がする。
やはり、主力はスカイライナーの走る成田空港関連で、また、ディズニーランドを経営するオリエンタルランドの筆頭株主であることから、 千葉にこそ権益を持つ会社なのかもしれない。
業績は、鉄道も空港もホテルなども震災の影響から苦戦が続いているようだ。
現在のお値段は、593円×1000株=593,000円〜
PER 16.34倍、PBR 1.11倍、配当利回り 0.84%
株主優待は、株数に応じて、優待乗車券や、傘下の施設の優待券がある。