bostom1 今回もまた、株主優待(コア)のパスポートで東京国立博物館を訪れた。
現在は「ボストン美術館 日本美術の至宝」が開催されている。
文明開化で価値観が一変した明治期、日本伝統の美術品は半ば忘れ去られた存在となり 海外に散逸していたのだという。
その状況に危機感を抱き、またその価値に注目したのがフェノロサやビゲローというアメリカ人で、 今回の展示品も彼らのコレクションが中心となっている。
当時、彼らの手を経て美術品がアメリカへ渡ったのには日本文化の保護という側面が強かったのだという。
日本で博物館などの必要性が問われ、文化財の流出が問題視されるようになるのには、今少しの時間を必要としたと言う事であろうか。
自分は美術がわかる人間ではないが、それでも印象に残ったものをいくつか挙げてみる。
それぞれ芸風というか画風は様々であるが、単なる写実ではなくリアル以上のものを求めるのが、ある意味日本美術の真髄であるという。

「平治物語 三条殿夜討巻」
藤原信頼と源義朝による三条殿の焼き討ちと後白河上皇を拉致する場面が横長に展開されている。
絵巻物という形状のため行列が出来、最も混んでいたコーナーだ。
混乱する牛車、パニックに陥る人々が細かく躍動的に描かれている。
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「四季花鳥図屏風 狩野永納」
信長や秀吉の時代、京で一大勢力を築いた狩野派は、 徳川の世になっても御用絵師としての地位を保ち続けていた。
主流が江戸に移った後も京に残った一派が京狩野派と呼ばれる絵師たちである。 江戸柳生に対する尾張柳生みたいな感じであろうか。
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「松島図屏風 尾形光琳」
風神雷神図と同様に俵屋宗達のものがオリジナルとして存在し、これは、それを元に描いたものだという。
この作品がフェノロサに見出されたことで光琳は琳派の第一人者と認識されるまでになったという。
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「雲龍図 曾我蕭白」
展覧会の顔となっているのがこの水墨画の龍である。
今回の主役とも言える曾我蕭白は奇才と呼ばれるような絵師の一人で精密ながらもデフォルメされたインパクトのある画風が特徴的だ。
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曾我蕭白は伊勢地方に多くの作品が残っている絵師なのだという。
というわけで、今日は、三重県伊勢市にある 菊川鉄工所(大証2部)の株を見てみる。 菊川鉄工所は、製材・木工機械の大手でプリント基板やプラスチック加工など工作機械も手がけるメーカーだ。
業績は、今季は減益だが、来期の好転が予想されている。
操業度や国内の需要が改善する見通しらしい。
現在のお値段は、168円×1000株=168,000円〜
PER 17.14倍、PBR 0.33倍、配当利回り 1.19%
配当が高いわけでもなく、思いつきで買う理由もないか。