古河邸は、大正6年に古河財閥3代目当主の虎之助男爵により建てられた洋館だ。 外側からは何度となく見ているこの建物だが中を見学したことはなかった。 洋館内の見学は、大谷美術館という財団法人が仕切っていて 入園料150円の他に525円が別途必要となるらしい。
公開されている東京都の洋館では他に岩崎邸があるが、設計者は同じくジョサイア・コンドルである。
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邸内は撮影禁止なので適当に外観の写真を載せているが、 玄関を入るとガイドさんの案内で見学ツアーがスタートする。 順繰り部屋を回り建物の由来から室内の用途、装飾、材質などについて解説がある。
1階は、食堂、応接室、ビリヤード室など、いかにも男爵のお屋敷というイメージの洋室が続く。
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この建物が異彩を放つのが2階部分で、洋館の中に忽然と和室が出現する。ただ、畳敷きというだけではなく和室である。
廊下から扉を開けると襖が現れ、その奥が和室という強引とも思える場所まである。
古河庭園はバラで有名な洋式庭園と日本庭園が存在する和洋折衷の設計が特徴であるが、 洋館の中にも和の空間が投入された得意な構造となっているのだ。 日本文化に傾倒し、日本人のように生きたというコンドルならではの設計ということだろうか。
通常、迎賓館として使用する洋館とは別に和館を建てる(岩崎庭園など)ことが多かったようなのだが、 古河邸の場合は2階に和室を設けて古河男爵一家が居住していたのだという。
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日本庭園から望む洋館。
ここには、古河男爵一家3人と使用人50人近くが居住したという。
まさにお屋敷である。
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というわけで、今日は、旧古河財閥系企業の一つ 富士電機株式会社(東証1部)の株を見てみる。
富士電機は、大正12年創業、古河電工とドイツのシーメンスとの提携により誕生した大型電気機器メーカーだ。
また、富士通は、富士電機の電話通信部門が分離した会社であるという。
主力製品は、自動販売機であるが、他に発電関連設備や半導体など手がける製品は多岐に渡る。
四季報には、インバーター「減産」とあるが、業績は「連続増益」となっていて電力プラントの受注などが好調であるらしい。
現在のお値段は、218円×1000株=218,000円〜
PER 23.19倍、PBR 1.14倍、配当利回り 1.83%
株主優待は、オリジナルカレンダーだとか。