昨日、予想以上の降雪に見舞われた東京は、当然、一夜明けても雪が積っている。 路面は警戒したほどではなかったものの、一部ではアイスバーになり、よちよち歩きを強いられている。
雪かき半ばに見えるここは、北千住にある勝専寺の境内だ。
赤門寺の異名で知られる勝専寺は、江戸時代、日光東照宮へ参詣する徳川将軍も逗留したという千住宿を代表する寺院の一つだ。

ここでは、1月と7月の15・16日に開かれる縁日でご開帳される閻魔大王が有名だ。寛政元年(1789)の木像閻魔大王坐像なのだとか。

この赤い山門が赤門寺と呼ばれる所以であろう。普段は閉じられている。

参道では、雪かきと並行して縁日屋台の準備中。
夕方には、地元の江戸庶民で賑わうはずだ。

勝専寺は、千住宿のあった旧日光街道沿いにある。
江戸時代(安政)の地図でも、お寺や参道は同じ場所に位置している。
千住宿の外に目を転じると、そこに、あるのは田畑ばかりだ。
現在、北千住駅がある場所は“千住一丁目二丁目入会”と記されたあたりで、やはり田圃であったようだ。

旧街道の宿場通りにある千住ほんちょう公園には、千住宿についての案内板やマップがある。 後方にチラッと見える赤いものは、タコ型の滑り台で、その形状から通称“タコ公園”と呼ばれている。

この旧横山家は、数少ない千住宿の遺構として、度々雑誌などでも紹介されている旧家だ。 当時は、伝馬屋敷、地漉き紙問屋であったという。
敗走中の彰義隊が柱を切りつけたというエピソードでも知られている。

旧水戸街道との分岐点にあるこの旧家は板垣家であるらしい。
確か大正か昭和初期の建物だったと思う。
ちなみに、家の前の通りは板垣通りで、秋祭りの際には、この通りから連合渡御の町内神輿が出発していく。

旧街道から少し逸れた荒川土手下に、大川町氷川神社がある。
創建は鎌倉時代と伝わる、それなりに古い歴史を誇る神社だ。

社殿の前に、雪だるま。

境内には、文政7年(1824)築造されたという富士塚がある。
今日は、とてもその気になれないが、上ることができる。

安政の頃、氷川神社が建っていたのは、今より微妙に北側で、現在では荒川土手の上になると思われる。
江戸時代には、荒川放水路がなかったため、この先、日光街道を進んでも千住新橋(国道4号)などという橋を渡ることはない。


といったところで、今日は、足立区千住に本社を構える ニッピ の株を見てみる。
ニッピは、創業明治40年、旧大倉財閥の下で設立された日本皮革株式会社をルーツとし、現在、ゼラチン、コラーゲン、皮革などを主力事業としている。
系列企業に、ニッピコラーゲン化粧品や、リーガルコーポレーション(靴メーカーJASDAQ)などがある。
この株が、なにやら連日ストップ高を記録し賑わっている。
IPS細胞の関連銘柄として注目を集めているようなのだが、 なんでも、IPS細胞を効率よく培養する材料を売り出すのだとか。

ニッピ (2013/1/15)
JASDAQ(その他製品)
決算 3月(権利確定月)
株価 1,039円(1000株単位)
PER 5.94倍
PBR 0.6倍
配当 7円(0.67%)