微妙に神田川をはみ出している西早稲田3丁目まで歩いた話の続きだ。
引き続き神田川沿いを歩くと、あっという間に西早稲田3丁目を抜け高田1丁目に戻る。 さらに進むと、今度は神田川をはみ出した西早稲田1丁目がチラッチラッと顔をのぞかせる。 こんな感じで豊島区に微妙に新宿区が割り込んでくる神田川流域であるが、続いて文京区へと入ってきた。
冬らしく雪吊りが立つこの庭は、目白台にある新江戸川公園だ。

ここは、熊本藩細川家の下屋敷跡地として知られる大名庭園である。

人の姿は、ほとんどなく・・・ウグイス発見かと思ったが、違ったようだ。
どうやら、ジョウビタキという冬の渡り鳥のメスらしい。
ウグイスと言っても、特にめずらしく感じる鳥ではないが、警戒心が強いらしく、町中で実際に見たことは無い。

こういった場所では、結構お馴染みのアオサギ。

この胸突坂を境に左手は関口2丁目、右手は目白台1丁目となる。
江戸時代に武家屋敷並んでいた目白台周辺には、現在も台地の斜面を利用した日本庭園が並んでいる。

住所は文京区関口に移るが、この関口芭蕉庵も丘陵に開かれた日本庭園だ。
享保年間に芭蕉を忍び住居跡に造られたものであるという。
俳諧師のイメージしかない芭蕉だが、稼ぐ必要があったのか、ここで神田上水の改修工事に携わったいたなんてことがあったらしい。

芭蕉の句碑。
「古池や蛙飛び込む水の音」

関口芭蕉庵のとなりには、椿山荘の庭園が広がっている。
江戸時代、久留里藩黒田家の下屋敷だったものを、明治に入ると、山県有朋が所有し椿山荘と名付けという。
入り口付近に立つ、ご神木の椎木は、樹齢500年、高さ20mであるとか。

伊藤若冲デザインの羅漢石だとか。
京都伏見の石峰寺にある五百羅漢のうち20体を持ってきたのだとある。
若冲といえば、有名な鶏の絵に象徴されるようなデティールの細かさが印象に残る画家で・・・ どうもこれは・・・それとは真逆のゆる〜いキャラとなっている。
定番の錦鯉が泳ぐこの幽翆池は近代的なホテルや舗装道に囲まれているが、造園当初から残るひょうたん池で、 隣接する野間邸(講談社野間記念館)の湧水を水源とする人工池なのだという。

椿山荘も台地の斜面に造られた庭園で、やはり滝は落ちている。

滝の裏側。

圓通閣なる三重塔。
山県有朋から椿山荘を譲り受けた藤田男爵(現在は藤田観光が所有)により、 広島の竹林寺から移築されたものだという。

以前、観音さまの御開帳はなかったような気がしたが、 そもそも2010年の改修に際して安置されたものらしい。

椿山荘の名の由来は、ここが椿の自生する景勝地で「つばきやま」と呼ばれていたことによるという。

神田川を渡り、都電荒川線の終点早稲田停留所付近まできた。
江戸の地図では、関口村から下戸塚村に入り、この辺りには、水戸藩の抱屋敷というものがあったらしい。
最後は、創業大正八年だというこの店で天丼を食べて終了。


今日は、天ぷら粉も製造しているであろう日清製粉 の株を見てみる。
明治33年に創立された「館林製粉株式会社」が、現在の社名「日清製粉」になったのは明治41年のことだという。 いづれにしても、100年を超える歴史を持つ老舗企業であるが、現在は、よくある持ち株会社形態となっている。
小麦粉などの製粉でトップシェアを持つ他、パスタなどの食品やペットフードも手掛け、エンジニアリング(プラント関連)事業も展開している。
四季報の業績予想は「横ばい」で、大きなブレはなさそう。
ちなみに、日清食品とは関係のない会社らしい。

日清製粉グループ本社 (2013/1/26)
東証1部(食料品)
決算 3月(権利確定月)
株価 1,120円(500株単位)
PER 19.31倍
PBR 0.96倍
配当 20円(1.79%)
株主優待 自社グループ会社製品