今年2度目となる七福神めぐりで、今回は深川七福神を歩いてみる。
正月明けと言うと、3日、5日、7日と人によって様々であろうが、10日というのも、一つの節目だ。 七福神巡りは、7日までというのがほとんどであるが、深川では15日まで行われているらしい。
時代劇に馴染む古い町という印象の深川だが、意外にも七福神のルーツは明治末期であるという。 それでも、前回の千寿七福神が平成生まれだったのに比べれば、十分に伝統行事といえるだろう。
深川神明宮(寿老人)

まず、始めに訪れたは、江東区森下の深川神明宮だ。
寿老神社の額が掛かる小さなお宮にお参りする。
深川神明宮
鹿を連れた寿老人。
深川神明宮
神明造りの社殿。
深川神明宮は、深川の開拓者、深川八郎右衛門により伊勢神宮から分霊され、深川の地名の由来となっているという。
深川のルーツであり、スタートに相応しい場所と言えるだろう。
深川神明宮
戌年の絵馬。
深川神明宮

ここからは、富岡八幡宮を目指して南下するルートだ。
なにやら老舗の深川めし屋のようだ・・・と言いつつ、まだ一つしか回ってない段階では、とりあえず先に進む。
深川と呼ばれるエリアで、現在の住所での深川は意外に狭いのだが、現在地の常磐は、江戸の深川常盤町で、先程の森下は、深川森下町だ。
深川めし
深川は、松尾芭蕉ゆかりの地でもあり、 小名木川と隅田川の合流地点には芭蕉稲荷なるものがある。 なんでも芭蕉が本拠とした深川芭蕉庵の跡地なのだという。
芭蕉稲荷
座して隅田川を望む芭蕉。
付近には、江東区芭蕉記念館もある。
芭蕉像
小名木川に架かる萬年橋を渡り、清澄へ入る。
万年橋
深川稲荷神社(布袋尊)

ようやく2箇所目、清澄にある深川稲荷神社に来た。
見た目通りの街角に建つ小さな神社といった印象だ。
案内板には、寛永七年に創建されたとあるが、旧町名の西大工町は明治以降のもので、江戸の深川清住町に当たるだろうか。
深川稲荷
布袋尊に参拝。
布袋

清澄といえば、この清澄庭園はよく訪れる場所だが、今回は素通り。
清澄庭園
江東区白河と三好の間を走る深川資料館通り。
よく佃煮を買っていく店も、今日は素通り。
たかはし
白河の地名の由来とされる、松平定信の墓所がある霊巌寺。
霊巌寺
ここでも「深川めし」は素通り。
深川めし
しかし、食べようと思っていた蕎麦屋は休み。
蕎麦屋
龍光院(毘沙門天)

江東区三好界隈では、江戸時代に有力寺院の子院だった小さなお寺が多く見られる。 その一つが龍光院で、江戸初期の慶長16年に雲光院の塔頭寺院として創建されている。
龍光院
毘沙門天の雄姿。
龍光院
絵馬の毘沙門天は、なんか弱そう?
龍光院

三好から隣町の平野に入っきた。
平野2丁目交差点付近に間宮林蔵の墓所が単独でぽつんと建っている。
晩年、深川蛤町に住んでいたという。
間宮林蔵墓所
円珠院(大黒天)

続いても小さなお寺だ。 平野にある円珠院は、浄心寺の塔頭として創建されたという。
ちなみに江戸の深川三好町や深川平野町もあったようだが、浄心寺や円珠院の場所は、海辺橋町で、先程の龍光院は海辺新田であったらしい。
円珠院
円珠院の大黒天。
大黒
円珠院の大黒天。
大黒

清澄通りに出て、仙台堀川にかかる海辺橋を渡ったところ。
七福神のコース沿いには、こんな感じで幟が立っているので道に迷うことはない。
清澄通り
橋の袂には、奥の細道に旅立つ前に芭蕉がしばらく逗留したという採荼庵跡なんてものがある。
採荼庵跡
心行寺(福禄寿)

深川の心行寺に来た。
現在の住所での深川は、七福神のラインナップで、ここ一つだ。
創建は、江戸初期の元和2年。どうやら江戸時代に出来た寺社で、この七福神は構成されているようだ。 というより、江戸の開拓地なので、必然的にそうなるのか・・・
心行寺
福禄寿を祀るお堂の中は、網があるせいで影しか見えない。
心行寺
でも、隣にも福禄寿は立っている。
心行寺

心行寺の並びに、深川ゑんま堂で知られる法乗院がある。
閻魔堂
インパクト抜群の閻魔大王座像。
えんま
冬木弁天堂(弁財天)

清澄通りから葛西橋通りに入り、少し歩くと住所は深川から冬木に変わる。 江戸の深川冬木町だ。少々窮屈な感じで見えてきたのは、冬木弁天堂だ。 冬木という町名は、材木商冬木屋に由来するもので、弁財天も、その屋敷にあったものだという。
冬木弁天堂
ビュンビュン風が吹く境内で、レトロなだるまストーブが存在感を示している。
冬木弁天堂
「冬木辨財天お己洞」とあるが不在であろうか。
冬木弁天堂
弁天堂の弁財天。
冬木弁天堂
富岡八幡宮(恵比寿天)

いよいよ最後の目的地、富岡八幡宮に到着。
現在の住所は江東区富岡で、江戸の深川永代島だ。 当時、深川不動堂の場所は、八幡宮の別当寺院、永代寺で境内全体の地名が深川永代島であったようだ。
富岡八幡
早速、恵比寿天にお参りする。
富岡八幡
やはり、年末の事件の影響か閑散としている富岡八幡宮の境内。
昨年の水掛け祭りで来た際の賑わいが嘘のような静けさだ。
富岡八幡

参道には日本地図で有名な伊能忠敬が立っている。
なんでも近所に住んでいて、測量の旅に出る際には、富岡八幡に参拝していたのだという。
伊能忠敬像
といったところで、今回は測量関連で株を探してみる。
<< 測量を事業にしている企業 >>
(項目clickで昇降順並び替え)