劇団四季では、公演前に毎日バレエレッスンと、呼吸法(発声)訓練があります。

ずーっと公演が続いて行く中で、俳優たちにとって一番の難関は体調維持です。

その為にも自分の体調と向き合う時間が大切なのです。

今日見てくださるお客様にも、明日見てくださるお客様にも、同じクオリティーの、いや、少しでも良くなった舞台を提供していきたい。
それは劇団四季に限らず、どこの舞台でも同じだとは思いますが、ロングラン公演が日常化しているこの劇団では特に高く意識されている気がします。


で、今日は呼吸法について。

呼吸。

息を吸って、はくこと。

人間は誰でもこれをして生きています。
でも、ヨガとかで再注目されているように、実は呼吸って奥深い。

呼吸法訓練では

息を吸ってください

はいてください。

と言われます。

吸ってみる。

はいてみる。

身体の疲れ、暑さ、寝不足、休み明け。

呼吸は全然違う。


吸える呼吸の量。

はける呼吸の勢い。

たくさん吸って、すこしずつはく。

一気に吸って、いっきにはく。

そんなことを、昨日との違いなどを意識しつつ毎日やる。

とてもとても大切な時間。


例えば疲れて呼吸が吸いづらくなっている。
つまり、浅い呼吸で歌を歌う。
声も安定感がなくなり、上ずったりかるくなる。



休み明けは、声が良く出るから伴奏を良く聞こう。
週末はしっかり息を吸おう。

この劇団ではそんなアドバイスが毎日行われ、何十年も経っている。

外部出演という立場ながら、そんな時間を共有させて頂ける幸せ。

本番も、毎日の基礎訓練も、大切に過ごそうと思う博多の夜でした。

皆様も、ちょっとだけ深呼吸したり、目を閉じて呼吸と見つめ合ったりして見てくださいね♩IMG_1669