先日朝日新聞に紹介されていた、ニュージーランドの作者知らずの詩の題名です。
  世界中に広がって、多くのママを元気付けてきた詩です。日本でも、伊藤比呂美さんの訳があります。
  この詩は、ヨチヨチ歩き位の赤ちゃんのママが一日を振り返っての思いを詠っています。

「台所はぐちゃぐちゃ、洗濯はしてない。床は汚れっぱなし、窓ガラスも雨の跡がついたまま。

私のだらしなさを、周りの人は誉めてははくれないだろう。

でも私は、可愛いわが子のために、色々なことをした。

この子が眠るまでオッパイをやっていた。泣き止むまで抱っこしていた。

かくれんぼをした。おもちゃを鳴らした。ブランコを揺すりながら歌を歌っていた。

この子に、していいことと、してはいけないことを教えた。

一日中、可愛いわが子のためにすごく大切なことを、ずっとしていたんだ。

家事よりも大切なことをしてたんだねと言ってくれる人がきっといる。

私は、本当に大切なことを、ちゃーんと一日中やっていたんだ。」

  私なりの意訳です。この詩を読んで、赤ちゃんに向き合って時間を過ごすことが育児の基本なのだと、心から思いました。

  
  横道に入りますが、私は日本のママにはせっかちな人が多いように感じています。泣いている子を早く泣き止ませようとか、どうしたの、なぜ泣くのとか、せっかちに問いかけるママが多いのではないかな。
  外国に旅行すると、この詩に書かれているように、子が泣きながらママに抱きついてきたら、ママはただ泣く子の肩をジッと抱いているだけで、辛抱強く泣き止むのを待ち、泣き止んだら、子の方から話し出しやすいように控えめに働きかけるママが多いように感じました。「泣き止むまでずっとだっこしていた」という詩の一節のように。
  学んでもよいことではないでしょうか。