先ず、「アカネ」ちゃんレポートから。

5ヶ月:寝返りの回数が徐々に増えている。
5ヶ月10日:離乳を始めた。上手に食べる
 気に入らないことがあると、ブウーーといい、朝おはようと声を掛けたら、オアオーと返事するような声が返 ってきた。真似しているのかな?
 外では無表情、家族以外の人はジッと見つめているだけ。家では大きな声で笑っているのに。
 本をめくるのが上手。両手が器用に動く。手遊びが多くなった。
 仰向けで足を挙げてで足先をつかむ。

6ヶ月:引っ越して環境が変わったせいか、夜頻繁に起きて泣く。相手が大変で、ママくたくた。引越しする 
 までは、夜よく寝てくれたのに。
 寝返りが上手になり、仰向け→腹ばい→仰向けと転がっている。うつ伏せでオシリを上げて前に進もうとする。欲しいものの方に行きたいらしい。
 おなかをつけて、両手両足を挙げて飛行機のスタイルを繰り返している。
 オッパイを離乳食後に飲ましていたが、機嫌がいいので忘れてしまった。必ず離乳食後に授乳しないといけないのだろうか。

7ヶ月:支えがあれば座れる。うつ伏せで方向転換する。
 絵本のページを始めから終いまで、丁寧にめくっている。
 ママが「だっこ」と声を掛けながら手を差し出すと、アカネも手を差し出してくる。
 ジッとしていないので、写真が撮りにくくなった。
7ヶ月半ば:下の前歯が生えてきた。
 ベーと舌を出す。
オシリ拭き入れから紙を取り出し、床を拭いたりする。
 夜泣きが少し減ってきた。後追いが始まりママの姿が見えないと泣く。
 携帯電話に興味。自分が触りたいときと、ママが携帯を掛けるのを嫌がるときと、表情が違う。後の場合の方が目がコワイ。
7ヶ月末:何かつかまるものがあるとつかまって体を起こす。

 
 運動機能から見ると、5ヵ月で寝返りの回数が増え、ごろごろ転がれるようになり、うつ伏せでオシリを上げて前に進もうとする。欲しいおもちゃのほうへ行きたいという欲求が原動力になってますね。
 おなかをつけて手足を上げての飛行機スタイルや方向転換ははいはいの準備です。
 7ヶ月で支えがあると座れ、7ヶ月末には手に触るものにつかまって体を起こそうとするのは、つかまり立ちの初期段階です。着々と運動機能が発達しています。

 この時期、手の動きの発達が目立ちます。ママの真似だったり、「アカネ」ちゃんの意志表現だったり、感情表現もどんどん発達していることが分かります。
 ママの後追い泣きもこの月齢に多くなります。トイレにも行けないというママのお話は、何人ものママから聞きました。ママの声が聞こえれば安心できるように、じきに赤ちゃんは成長しますから、それまでは、トイレも一緒に入ったらと、私は助言してます。

 環境が変わったら夜泣きが始まったという「アカネ」ちゃんのお話、経験されたママもあると思います。
おとなが気がつかないような環境の変化にも、赤ちゃんは敏感です。照明、壁紙、天井の色など、ちょっとしたことでも落ち着けないのだと思います。「アカネ」ちゃんの夜泣きは、1ヶ月くらいで卒業できたようですね。待っていれば、自然に環境になれてくれます。ママが傍らにいてくれる安心感は必要ですが。

 前回のブログでも触れましたが、4ヶ月以後の赤ちゃんは、同じことを繰り返し、繰り返しやり続けながら、次の課題に挑戦していきます。ひとつひとつの動作はばらばらに見えますが、それは大きな区切りの準備段階です。寝返り、手遊び、手足の協同、うつぶせ・仰向けで見せる、いろいろな姿勢や動作が組み合わされて、はいはい、つかまり立ち、伝い歩き、一人歩きという移動手段獲得に繋がっていきます。

 5-7ケ月になると、個人差が目立ってきます。歯の生え方、太った子痩せた子のばらつきが目立ちます。手の動き、体の動きも発達の早い子遅い子が出てきます。でも、待っていれば必ず同じレベルに発達しますから、ママが焦って、赤ちゃんに無理な働きかけをしないでくださいね。脳科学を基礎にした発達をうながす体操など考える必要はありません。image
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