yanchangの現在修行中

エコー検査で日々四苦八苦していませんか。私もその一人です。マス大山のようにエコー検査でのゴットハンドを目指します。 面白い症例の画像も募集しています。メルアドは →yanchang_echo@yahoo.co.jpまで。

リンパ節転移

症例集 2017.04.11

超音波検査についての雑談、超音波検査士についての質問、意見交換についてはこちらでお願いします。

まいどyanchangです。

こちらで任天堂みたいなロゴが作れるフォントを配布していました。

こちらがいつもの任天堂↓

nintendo

yanchangで作ってみました↓

yanchang

なかなかそれっぽいですね。



さて症例ですが、過去に大腸癌の手術歴のある患者さんです。

01

大動脈周囲がモコモコしています。

04

少し頭側にプローブをふって膵臓と一緒に描出します。

大動脈とSMAとの間に存在し右腎動脈の分岐が描出されています。

05

縦切りにしてみます↓

03

大動脈を取り囲む様に描出されますが背骨に向かって分岐する血管については圧排等の影響なく走行しています。

02

癒合したリンパ節ですね。

リンパ門の高エコーは消失し、ドップラーではリンパ門からの流入像はなく点状signalの散在を認め、がん細胞の充満を疑います。

病歴では大腸癌からのリンパ節転移、画像診断での血管の圧排がない所見からは悪性リンパ腫を疑う所見です。

最終的に試験開腹し組織検査したところMetaの所見でした。

動画です↓




 

症例集 2010.12.05

まいどyanchangです。



糖尿病の患者さんで、頸動脈エコーをしていたときに下まで観察してみると左の総頸動脈と、鎖骨下動脈の間のリンパが累々としていました↓

01

同日に採血もしており、数日後には貧血の原因を探すため腹部エコーの依頼が出ました↓

I20101105120014875

I20101105120016015

肝内は多数の腫瘍を認め、腹腔内はリンパ節の腫大を認めます。

つまり頸動脈エコーでみたのはウイルヒョウの転移ということだったのですね↓

Virchow転移

というわけで、原発はどこだろうと探してみることにしました。

胃のエコー像です↓

02

全周性に層構造が保たれていますね。

ここでおさらいですが腸壁の解剖です↓

胃の構造1
これが超音波では5層の壁構造として描出されます↓
胃の構造2

粘膜筋板は薄すぎて超音波では描出できていません。


これを踏まえて、先程の胃のエコー像を見てみると↓

02-02

最近の機械は性能が上がっているので、綺麗に5層で描出されています。

綺麗に5層で描出されなくとも 真ん中の高エコーである部分が粘膜下層である事を頭に入れておけば胃がんでも早期か進行したものか区別ができると思います。

さて上の画像から少し横にずらした画像がこちらです↓

03

04

途中から壁の層構造が消失して壁肥厚しているのがわかるでしょうか。

肥厚部位を赤で示し、壁層構造消失部分を黄色矢印で示してみます↓

04-02

縦画像から横画像へ(合成画面です)↓

05


06

 これで見てみると壁の層構造が黄色矢印で消失し壁が急峻に立ち上がっています。

ここの部分を周堤といいます。

そして周堤の間は逆に凹んでおり潰瘍形成を行っています。

そして正常胃壁の真ん中の高エコーの部位も周堤部分で消失しているという事は進行胃癌の所見です。

進行胃癌の分類はこちら↓

腹部エコーの実学225
これでみると2もしくは3型の所見ですね。

2と3の違いは限局しているかどうかなのですが、エコー像は壁層構造の消失からすぐに急峻な立ち上がりをみせる周堤を認めるので2型を疑います。

胃がんの潰瘍形成のプロセスはこちら↓

イラスト病理学070
今回はいつもとちょっと違って色々な資料を付け足して進めてみました。

動画です↓




 

症例集 2008.03.22

まいど、yanchangです。

昨日は家に帰った時に病院から連絡があり、消化管出血の為、至急に輸血をしたいとのこと。

急いで病院にもどって血液型を確認した後、血液センターに発注しました。

血液が届くまでに不規則抗体を確認してる間に、サイレン鳴らして血液が運ばれてきました。

急いでクロスを行い、適合を確認した時に病棟から連絡がありました。

「つい先ほど心停止しました…」

急げるところは頑張って急いだのですが、間に合いませんでした…

本日の症例は、肺癌の患者さんです。

転移のチェックで腹部エコーとなりました。

血行性転移として肝臓を見てみました↓

肺がんmeta01-01



























肝全域にmassの散在を認めます。

この場合、massそのものよりも肝実質がどれだけ残っているかのほうがメインになってきます。

まだ脈管の閉塞もなく、実質もだいぶ残っています。

リンパ節転移はどうでしょうか↓

肺がんmeta01-02




























腹腔動脈周囲にパラパラ存在します。

腹水は認めませんでした。

胸水は左に少量出てきています↓

肺がんmeta01-03


























普段の腹部エコーならここで終了ですが、肺癌と事前に情報があったので、頚部周囲のリンパ節もチェックしてみました↓

肺がんmeta01-04




























右鎖骨下動脈周囲にリンパ節の腫大を認めました。

腹部エコーの依頼でも、腹部だけでなく関連する所はちょっとプローブあてて観察すると先生に喜ばれますね。

そのちょっとした情報量の差が大きな差になることもあります。


症例集 2007.08.20

珍しく川原町通りを下っていた時のことです。

京都駅あたりで混んでいるのか、五条を越えたあたりから車が動かなくなっていました。

全然流れないので、抜け道しようと高瀬川のほうに入り込みました。

確かに車は走ってないのでいいのですが、道が狭く途中から何処を走っているのかわからなくなりました。

すると道のど真ん中に、「関係者以外立ち入り禁止」と書かれた看板が置いてあり、「??」のまま車を止めてしまいました。( ̄〜 ̄;)??

車を止めて10秒もしないうちに、看板の横の家から「ダダッダダッ。」と出てきた、ジャージ姿で、いかつい顔のおじさん達(20人ぐらい)に取り囲まれました。!Σ( ̄ロ ̄lll)

心の中で「エーーッ。」と思いながら窓を開けると、「何か御用ですか。」 (▼□▼メ) といかつい顔の人、「道に迷ったんですけど、大通りにはどういったらいいですか。」と言うと、あっちと指差しながら家の中に消えていきました。

いやあ〜、ヤ●ザの本部がこんなところにあるとは知りませんでした。(@^_^)ゞ

住み込みの人たちはジャージなんですね。

では、今日の症例です。

前回の門脈の続きで、今回も門脈に所見のある患者です。

86歳男性で、貧血で腹部エコーの依頼がでました。

とりあえずプローブあてた時の画像です↓

肝臓1


























いきなり3〜4僂阿蕕い△觴鞜腓任后
肝実質はさほど粗くなく、腫瘍の辺縁低エコーは、皮膜にしては厚みがあります。
HCCというよりもmetaっぽいです。

そのままプローブを下ろしてみました↓

肝臓2



























あちこちに腫瘍もありますが門脈内は実質エコーを認め、なおかつ腫瘍が発育しているためか門脈の拡張もともないます。
いわゆる門脈内腫瘍塞栓の所見です。

さらにプローブを下ろしてみました↓

胃1


























層構造のない不整な胃壁の肥厚を認めます。

そのままの位置で縦に出してみました↓

胃2



























こぉゆう画像がPueudo-kidney signでよろしいんでしょうか。

続いて周囲の画像です↓

リンパ1


























LNの腫大を認め散在しています。

さらに下の画面です↓

下腹部1

























播種による癌性腹膜炎と思いますが、腹水も認めます。

所見としては、胃癌による肝転移、リンパ節転移、腹膜播種でした。

寝たきりで本人からの訴えがなかったので、ここまで進んでしまったんでしょうね。

腹部アトラス(症例編) (コンパクト超音波シリーズ)



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