2011年7月15日(金曜日)です。

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さてぇ~!
先日のご紹介しました刺繍の話。。。

今日はうちの最大の特徴でもある帽子専用刺繍機のお話( ̄ー ̄)ニヤリッ
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従来の刺繍加工は半製品=つまり縫製前のパーツに刺繍を入れてから製品になる。。。
うちも例外ではなく、創業当時はプロ野球の球団帽子(当時多くの子供達がかぶっていた)の前立パーツにマークを入れるお仕事からの出発だったのですが、今から20年ほど前くらいから海外製品がどんどん日本に輸入され始めた事から、某三つ葉マークのスポーツブランドを手始めに、無地の完製品帽子の正面にマーク刺繍を入れる事となった訳です。

当然それまでのスタンダードタイプの刺繍機では、お椀形に縫製され庇が出っ張った形のキャップに刺繍を入れる事はまず無理なお話でした。

タイミング良くと言うか、刺繍機メーカーもその流れを察知していたのか、業界で初めてシリンダータイプ=筒状枠の刺繍機を発売すると言う話に乗り、帽子枠がセット出来ると言う初号機を導入してテストを開始。。。

ところが、これが上手く縫えないww

これが現在うちにある機械のシリンダー枠部分。
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完製品の帽子(キャップ)は当然お椀形なので刺繍面は立体的に湾曲している。
従来平たい状態で刺繍を入れる刺繍機と同じ部品を共用している部分があった為に針板(上の写真で中央に写っている四角い板状の部分)と縫う生地の間に隙間が大きく空いてしまう事が原因で針が落ちた時に縫う部分が前後左右にブレてしまって針が針穴に通らず、特に前の中心に縫い合わせがあり分厚くなっている部分で針が折れてしまい、帽子を破ってしまうと言う致命的なトラブルでした。

そこで、その事象を解決する為に徹底的に観察し試行錯誤の後、針板を鉄工所に持ち込み、針穴の部分に厚さ数ミリの鉄板を溶接して突起物を作り針穴をドリルで開け、針板の形状もグラインダーで削って干渉する部分を削ぎ落とした物を使うと。。。
これがまた上手く縫えるようになったんだなぁ(笑)

その他、完製品帽子専用枠の形状や押えの改良を施し、2号機を導入前に刺繍機メーカー本社へ出向きましてその場で発注する形でメーカーの資本にて改良機を作ってもらう事となり、現在に至ります。

当時は業界初のプロジェクトでしたので、この事は決して外には話さない門外不出のトップシークレットでしたが、その後メーカーが本格的に機械を売り出し今では機械設備さえ導入すれば何処の刺繍屋さんでも加工が出来る帽子枠がスタンダードになったと言う訳。

ようするに、あの時うちが特許をとってればなぁ~と思う残念なお話ですww

当時苦労して作り上げた帽子枠。
今でも健在です(笑)
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この枠に帽子をセットするのですが、ここはちょいとプロのコツがありますがそこは企業秘密(爆)
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※手はおいらの手です(^m^)>

台枠に帽子をセットして。。。
蓋枠をかぶせます。
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そして庇をアームに掛けて帽子枠へのセット完了!
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それを刺繍機にセットして加工をします。
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機械が出回り、完製品への刺繍が容易に出来る様になった訳ですが、うちはその長年蓄積したノウハウで他社には出来ない小ロットから大量生産までが可能となっていて、お陰さまで「帽子専門店」として業界に広く知られております。
(専門的なお話なんで一般の皆さんにはちと判り難いので恐縮ですが^^;)

と言う訳で、今朝は帽子枠のお話でしたぁ~!


おまけ

今日も朝からとってもいいお天気の西脇市です。
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朝8時前には気温27℃と暑い事ぉ~^^;
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しかし!
台風6号が日本に接近中と言う事ぉ~^^;;

この台風6号は「マーゴン」って怪獣見たいな名前なんだってww
明日から3連休ですが、沖縄方面では荒れ模様となりその後九州方面へ進路をとる予報です。

今後の台風情報には注意が必要ですねぇ~!


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