久しぶりの更新です!


毎日毎日色々なことがありすぎて、ネタをチョイスしてる間に何ヶ月も経過してしまいました



さて、『死ぬときに後悔すること25』という本を読みました。

書いたのは、1000人を越える末期患者を看取った緩和医療専門のお医者さまです。


ほとんどの人は死を前にすると後悔する。

しかも、その後悔する内容は、人類皆兄弟、だいたい同じようなことに集約できることに気付いた。

だったら、それを前もって紹介するので、終末期になってやり残したと後悔しないように、元気なうちからそう心がけて生きていきましょう!


という趣旨で書かれたそうです。

5〜6年前ベストセラーになったそうですね。
(知りませんでした


「いつか死が訪れるって分かってましたから準備万端です。もう十分満足しました。」と言って人生を完結させることが出来たら最高です。


一応、私は行政書士として、終活(遺言案の作成や、任意後見契約、尊厳死宣言etc)や相続にまつわる仕事をしていますので、人生を完結させるのに準備が必要だという知識はあります。


しかし、そんな私でも25項目のうちの一つ、『自分の生きた証を残さなかったこと』にはガツンときました。

もし明日、突然余命宣告されたら、このことが一番後悔しそうです。

痛いところを突かれたというか、いまだ何も残せてないという空っぽな思いが頭をぐるぐるしました。

子どももいないし。
弟子も育てていないし。
カタチとして残ってる作品なんてないし。

思い浮かぶものが何もない。

あるものは、家と事務所にあるガラクタだけ?
・・・なんて、ガラクタを捨てられない両親を笑っていられません。


さて、私は一体何を残すことができるのでしょう。



そして、もう一つ、とても印象に残ったのが『感情に振り回された一生を過ごしたこと』の項目に登場したある患者さんの言葉でした。


以下、一部抜粋して引用します。


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「今考えると、何であんなに泣いたり、あんなに怒ったりしたのかわかりません。」

「私がこれまでぶつかってきた障害なんて、実はたいしたものではなかったということです。」

「死ぬことからすれば、そんなことなど、泣いたり怒ったりするほどのものではない」

「今のこの心境をもってすれば、もっと冷静でいられたものを。」

「皆がこうやって死んでいくもの。だから誰かを恨んだりうらやんだりするのは、ばかばかしいとはっきり分かりました。あるいは誰かをねたんで足を引っ張ったりすることも」


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いやあ、ものすごい迫力、ものすごい説得力です。


でも、究極、こういう事なんでしょうね。

渦中にいると、人間ですもの、どうしても感情に振り回されてしまい、怒ってみたり、意固地になってイジワルしてみたり、言わなくてもいいことを言ってしまったり・・・。


しかし、そんな時に一呼吸。


今立ちはだかってる障害は、死に向き合う事に比べたらどうなのか。

今行おうとしている決断は、死に向き合ってる瞬間でも同じ答えなのか。


とても難しいけれど、このフィルターを通すと、本当に怖いものなしになれるだろうし、ほとんどの問題は解決できる気がします。



とっても難しいけれど。