秋祭りの「御供」 鏡餅。

かがみもち

いまはもう秋。
秋祭りのシーズンです。
長野市の中心市街地の神社からは一つも注文はありませんが、
周辺部の自治体や神社から鏡餅「お供え」の依頼はあります。
明日納品のため、今日つくりました。
餅がやわらかいと、重ねたとき自重でつぶれてしまうので前日につくります。
扇風機で風を当て形を整えます。
これには、搗く加減が一番のポイントかな。
固すぎると餅の肌が荒れます。やわらか過ぎると、伸びて、見栄えがよくありません。
まぁ、そこらへんは経験値でカバー。
今回もすべて手作業、鏡餅用の成型器などは使いません。
形が整うか、それなりに緊張して作業に臨みます。
うまくできると、ちょっとほっとして、仕事の充実感を味わいます。

練り切りでつくる「紅葉」。

練切・もみじ

城もみぢ空井戸に声捨てて来し  角川照子

そう言えば、昨年も「紅葉」という菓銘で練切の和菓子をつくった。
データベースでみると形は似ているが色使いが違う。
わたしは、まぁ着色料はあんまり使わないで、できれば自然由来の素材から色をつくりたいと考えていた。そうでなければ生成りのまんま、原材料の持っている色で工夫するのがいいことだと。
「だけど、自然の中にはおどろくほど鮮やかな色もあるじゃないか」。
それを、ストレートに表現するのじゃなくて、気配とか形から想像することが楽しいのじゃないかなんて思った。
「でもなぁ」。
と、だた青い空をみて思う。
青い空を表現するにはやはり鮮やかなそしてやや暗い紺碧の空色がいいだろう。変な想像力はいらん。
とまぁ、紆余曲折があって、今年の練り切りの「紅葉」は鮮やかな色合いになりました。
理屈の多い和菓子屋でした。


朝日堂・縄文展(笑)

店内1

 朝の散歩から戻ると、自宅には入らないで職場である朝日堂の店内に行く。
店内にはハードオフで購入したCD再生装置が置いてあり、ついでと言ってはなんだが自宅から持ってきたCDが300枚にもなってしまった。散歩のあと、新聞を読みながらクラッシックのディスクを聞くのが楽しみだ。句会の時、松本のクレモナで買ったヴィヴァルディの2のバイオリンのための協奏曲を聞いた。

店内2

再生装置の対面の北側に椅子を置いた。
ていねいに作ったココアを机に置く。
一面のガラス窓の向こうは南石堂町の一日がはじまろうとしている。
この朝の時間がわたしの宝物だ。
「今日の仕事の段取りを考えたり」。
「今日のお昼はなにをつくろうか?」。
「御嶽海が負けたからなんか気分が悪い」。
などととりとめなく過ごすことが生活のゆとりにも思える。

店内3

そういえば、7月3日から9月2日までの「ニッポンの美の原点・一万年の美の鼓動 縄文特別展」東京国立博物館は凄い。
まぁ以前から縄文文化に興味があり、ミュージアムなどで「おみやげ」用の土器や土偶を集めていました。
「これだ! 縄文に学ぶ」。
かの岡本太郎も大阪万博の太陽の塔のヒントは縄文から得たというではないか。
さっそく朝日堂の店内正面に、コレクションを並べてみたのだが、
「……・・・・」。
まったくの無反応。
かれこれ一か月飾ってあるが、ただの一人も興味を示さない。
今は粘土で遮光器土偶の制作を構想中、
「ああ、熱く縄文を語りたい」。

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松田 聖次

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