まぁ実にひさしぶりに「地鎮祭」に使う菓子の注文があった。
あんまりひさしぶりなんで、以前の受注伝票を調べたのだが、途中でいやになってしまった。見当たらなくて。
景気が悪いのか、朝日堂の名前が売れてないのか、
それでも初めての会社からの注文でちょっとうれしい。
紅白のお饅頭の箱入れ。
のし紙に祝いの文字や会社名を入れるのも今はパソコンでできるから楽になったもんだ。
で、
「おいしい、お饅頭ですね」
「ああ、本当にうまい、いったいどこの菓子屋なんだ?」
「長野市の南石堂町にある『あさひどう』という店なんですが」
「よし、これからうちの地鎮祭の菓子は全部朝日堂にしよう」。
なんて会話がなされ、みごと不況から立ち直る妄想にふける午後4時でした。
というのも、この饅頭を注文してくれた会社は、ちょっと名前はいえないが大手の建設会社。それも東京に本社があるスーパーゼネコン。ネットで売り上げを調べたらなんと一兆超えの大手三社だか五社のひとつ。
その売り上げの十万分の一でもあれば、とこれまた限りない雑念と空想に支配された、わたしの、朝日堂の作業場からのレポートでした。
あんまりひさしぶりなんで、以前の受注伝票を調べたのだが、途中でいやになってしまった。見当たらなくて。
景気が悪いのか、朝日堂の名前が売れてないのか、
それでも初めての会社からの注文でちょっとうれしい。
紅白のお饅頭の箱入れ。
のし紙に祝いの文字や会社名を入れるのも今はパソコンでできるから楽になったもんだ。
で、
「おいしい、お饅頭ですね」
「ああ、本当にうまい、いったいどこの菓子屋なんだ?」
「長野市の南石堂町にある『あさひどう』という店なんですが」
「よし、これからうちの地鎮祭の菓子は全部朝日堂にしよう」。
なんて会話がなされ、みごと不況から立ち直る妄想にふける午後4時でした。
というのも、この饅頭を注文してくれた会社は、ちょっと名前はいえないが大手の建設会社。それも東京に本社があるスーパーゼネコン。ネットで売り上げを調べたらなんと一兆超えの大手三社だか五社のひとつ。
その売り上げの十万分の一でもあれば、とこれまた限りない雑念と空想に支配された、わたしの、朝日堂の作業場からのレポートでした。