お店探訪

夏の「水炊き」もいいもんだ。鳥蔵別邸 東屋

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うろ覚えの知識でまことに恐縮だが、三ツ星ホテルと五ツ星ホテルの違いはその施設の豪華さとか、
大きさではないとのこと。よりよいサービスが享受できるかが問題だという。簡単にいえば熟達のスタッフが揃っているかだ。

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その名前を聞いた記憶が耳朶に残る、確か砂糖や粉類の問屋「廣木屋」の店舗を改装した建物。
鳥蔵別邸 東屋 というお店に行ってきました。江戸時代の土蔵を入口として、その二階から中庭を見下ろすようにして回遊し個室に到着する凝った造り。
いつものように歩いて家をでる。SBCのスクランブル交差点のところでスマホの音がする。
金太郎さんから、「今、すぐ近くのタクシーに乗ってます、よかったらいっしょにどうですか?」。
中央通りの北の方向に黒いタクシーが止まっているのが確認できた。な、なんとそれは最近長野市内でぼちぼち見かける「アルファード」だか「ベルファイア」の中央タクシーではないか。中には大きな男の人が三人いた。初めてのアルファードはなんと快適なのだろう。こんな近所じゃなくてこのまま羽田空港まで乗っても疲れないいい感じの乗り心地だ。途中乗車なので100円を小太郎さんに払う。
そこでようやく話しは元に戻るのだが、鳥蔵別邸 東屋という名前からもわかるように「鶏」の料理がメインらしい。その水炊きは絶品でコラーゲンたっぷりでからだにも優しそう。まぁ料理の味は問題なくおいしい。それにこのロケーションが抜群だ。店内のそれぞれの場にはいわくありげな美術品やら工芸品がさりげなくあるいは誇示するように置かれている。この建物の雰囲気を味わうだけででも来た価値はあったと思う。
そこで、すべてを褒めてもあんまりおもしろくないのであえて苦言を呈すれば、ホールというか給仕の仕方にいささか未熟なものを感じた。スタッフは熱心で真面目に仕事をしているのは間違いないが、まだ経験不足感は否めない。まぁ飲み放題メニューでいろいろ言うことが問題でもあるのだろうが、なら最初から飲み放題のメニューなんかつくらなくてもいいじゃないか、とも言いたくなる。「そりゃ、お客さんに迎合し過ぎだろ」。料理の選択の方法も疑問を感じる、自信の一品を出してほしい、客に好みを聞くのも「いちいちうるさい」で、雑炊かうどんかラーメンかイチ押しのもので勝負してほしい。


名店発見。持つべきは友人だ。

011

長野菓子組合の下部組織、餅・和菓子部会の役員会が行われました。
発足して一年。
産みの苦しみもそれなりに味わいながら、だからこそ団結もあります。
この前の菓子組合のこれまた役員会で、そろそろ餅・和菓子部会の総会のことも考えなければ、
「どっか、いい所ない?」。
と卯月堂の社長に相談すると、
「ちょうど、いいとこあるヨ。頼んでみる」。

012

頼んでいただいた、当人はダブルブッキングで欠席したのですが、
いいお店を知ることができました。
言葉で聞いても、どんな文字かわからない難解な店名。
意味もまったくわからない。
店主に聞こうとも思ったが、満席で忙しく働いているので声もかけられません。
まぁ和食が中心だろうが、コースで出てくる料理の盛り付けのセンスが素晴らしい。
いままでに経験したことのない味の世界が広がっている。
「何故、こんなに近くの店なのに知らなかったのだろうか?」。
ゆっくりまた訪ねたい、そんな気持ちにさせてくれて、大いに満足。



再び、平安堂へ。

002

再び平安堂へ。
曇り空の休日だったので二時間も店内にいた。
雑誌を買ったら、こんな袋に入れてくれた。
ってことは、この平安堂伊那店の内装と言うかインテリアに自信というか誇らしいものを感じているに違いない。
わたしも、すっかりだまされた口だ。
長野の東急シェルシェの平安堂では二三階をぶち抜いて、吹き抜けにして、
安藤忠雄設計の司馬遼太郎記念館のごとき書物というか本の壁をつくるものだと想像してた。
それがまぁ、あとはなにも語るまい。
わたしが本屋に求めるのは「新書」の充実である。
まぁ文芸書はどこでも買えるし、読むだけなら図書館や蔦屋書店で充実という考え方もある。
新書というのは、もちろん新書版の大きさの本のことをいうのだけれど、それだけではない。
新書版の本には世の中の出来事、ものやことに対して啓蒙書的な役割がある。
新聞や雑誌では伝えきれないことがらをもっと深く記述する入門書でもある。
専門書では取っつきにくいところをやさしく解説してくれる。
今回の天皇陛下退位の問題もいち早く「日本会議の研究」を購入し読み終え基本的なことがらを理解しようとした。
それはいいのだが、新長野平安堂の新書コーナーの貧弱ぶりは目を覆いたくなる。
まぁ以前の店舗の五分の一という感じかな。
「こんなハズはない!」
わたしは見逃しているのか? と周辺を3回は周り確かめた。
自分が自宅で所有している新書版の本より少ない感じだ。読書人よ、怒りをもって立ち上がれ。
それにくらべて、コミックの異常とも思える量。全体の六分の一は漫画ではないか。
まぁ、それが売れるのだからそうしているのだろうが…。
わたしは「本屋」や「書店」に夢とか理想を求めすぎるのだろうか?


「黒澤」うまい清酒の発見。

004

早朝に散歩して、お茶や水が朝食。固形物はとらない。
仕事をして、平日は妹がおいしいお昼ごはんをつくってくれる。
魚の料理が多いし、野菜もたっぷりで、ごはんにみそ汁が基本だ。
味の感じがとてもいい、いつも料理が上手だなぁ、と思う。
さて、夕食はほとんど自分でつくるのだが、ここのところすっかり漬け物にはまっている。
いただいたり、そば八の前のを買ったりする。
きゅうりやなすが冷蔵庫の野菜室からあふれそうだ。浅漬けにして味をみると、時間の経過によって変化するのが面白い。
それはいいのだが、蟻の市があり、その前日は準備のためもあり外食した。
蟻の市当日は夕食にお弁当が出るのでそれを食べた。
三日間自分で作らなかったら、
「なんか、もぅ、作るのがめんどうくさい」。
節約した生活をしなければと思いながらも、
「びんずる祭りをみて、樽ちゃんで一杯やらないか?」。
と、くろいぬさんから言われると、
「まぁ、一年一度のお祭りだ、ま、いいか」。

005

ここの清酒がうまい。
「黒澤」を飲んだのだけれど、冷で飲む濃厚なうまみに喉が鳴る。
いつも飲んでる「朝日山」は実に淡麗清澄で水のごとき味わいで、飽きることがない。
その朝日山の対極ともいえる黒澤の深い色と香りのある液体の酔いはここちよい。
ここで、最近おもうことは、
「なんで清酒をあたたかくして飲むのだろう?」。
この黒澤をあたためたら、まずいだろうなぁ、ということは容易に想像できる。
で、改めて思う、
「熱燗にしてうまい酒ってどんな酒なんだろうか?」。
最近は、常温か冷でしか日本酒を飲まないわたしです。


「イタリアンダイニング モンテロッソ」開店祝。

009

高校の同期の吉村が、
長野市柳原に「イタリアンダイニング モンテロッソ」という店を開いた。
開店祝に高校の同期の者が三十名以上集まった。

019

わたしといえば、土曜日の午後5時というなんとも中途半端な時間なような気がして、
出欠の判断ができないでいた。
そしたら、友人の一人が、
「おれの車で送って行くヨ、帰りは何人かでまとまってタクシーで帰ればいいんじゃない」。
塚田の奥さんの運転する車でモンテロッソに到着した。

018

昨年の同窓会は鎖骨骨折のため欠席したので、久しぶりに合うことができた。
でも、クラスの違うのは正直言って、最後までだれかわからない人もいた。
まぁ、名前と顔が一致してどこに住んでなにをしているかまで知っているのは10人くらいしかいない。
それでも、ワインを飲んではなしをするといろんなことがわかり打ち解けてくる。
わたしの卒業したのは商業高校だったので女性の方が多い。
もう孫がいるかたも多く、実にまぁそんな話題で盛り上がったことに年齢を感じた。
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松田 聖次

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