何の知識もないボクが、こんな本を買ってみてカクレクマノミを飼いたいなぁ、と思ったのが6年以上前に海水水槽を始めた動機です。
当時は娘が水槽に興味を持ってくれてたからモチベーションもあったのですが、今や娘は水槽には無関心でこちらもモチベーションダウン・・・
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まぁ、そんな話は置いといて、当時は海水魚飼育なんてムチャクチャ難しいんだろうなと思いながら、恐る恐る始めたわけですが、なんとか比較的順調に飼うことが出来ました。
今思えば、分からないなりにも「ムチャクチャ難しい」と構えて始めたことが良かったんだろうと思います。

もともとコンパクトなものが好きな性分で、部屋に水槽を置くスペースも無かったので、軽い気持ちで小さい水槽を買って始めました。

同じような方は結構いらっしゃると思うので、今でも初心者に毛の生えた程度のボクですが、今までの経験を踏まえて、エラそうに何が必要か解説してみたいと思いますので、興味のある方は<続き>をどうぞ。


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1.最低限の器材等

・水槽
・外部フィルター
・外掛けフィルター
・照明
・人工海水と塩素中和剤(カルキ抜き)
・比重計(塩分濃度を測るもの)
・ヒーター
・温度計

最低限必要なものは以上です。

金魚やグッピーを飼うのと同じように、水作エイトや外掛けフィルターだけで飼育しようとする方もいますが、それは無理と思ったほうがいいです。

とにかく海水はバクテリアが多く育つ環境が必要なので、最低でも外部フィルターは必要です。
外部フィルターの適合水量は実際に使う水槽より大きいものを選びましょう。

外掛けフィルターを併用するのは、ろ過が目的ではなくて、水が落ちることによって水流が作れることと、そして酸素が供給できるためです。海水は酸素が溶けにくいので、外部フィルター水槽には酸素供給はひそかに重要です。ボクはこれでエラい目に遭いました。
バクテリアの増加、酸欠の防止、適度な水流の3つが重要な課題なんです。

水流を作るためには「コラリアナノ」などの水流ポンプ、酸素供給のためにはプロテインスキマーや「トット バブルストッパー」などがありますが、コスパで外掛けフィルターを選んでるだけです。
外掛けフィルターを使うと塩ダレ(水槽周りが塩まみれになること)を覚悟してください。

水槽はボクは水量30リットル程度のもので始めましたが、小さくても30cmキューブ(27リットル)くらいの容量は必要だと思います。


で、ボクの思う最低ラインで適当に器材を見繕ってみましょ。
(これはボクが実際にカクレの飼育を始めたときの器材に準じたものです)

お一人様1点限り オールガラス水槽 アクロ30キューブ(30×30×30cm)30cm水槽(単体) 関東当日便
オールガラス水槽 アクロ30キューブ(30×30×30cm)30cm水槽

Plus テトラ オートパワーフィルター AX−45Plus 水槽用外部フィルター 関東当日便
テトラ オートパワーフィルター AX−45Plus 水槽用外部フィルター

テトラ オートワンタッチフィルター AT−30 20〜36cm水槽用外掛式フィルター 関東当日便
テトラ オートワンタッチフィルター AT−30 20〜36cm水槽用外掛式フィルター

テトラ 26℃安全ヒーター 100W SH100 熱帯魚 水槽用 ヒーター 関東当日便
テトラ 26℃安全ヒーター 100W SH100

ディープシックス(比重計) 関東当日便
ディープシックス(比重計)


これに適当な照明、人口海水、カルキ抜き、温度計などで15,000円ほどですかね・・・

照明はカクレクマノミだけなら何でもいいです。
白色だけよりも青色が入っていたほうが水槽がキレイに見えます。

他には、持ってなければ、
・人口海水(塩)の重さを量るはかり
・海水を作るためのバケツなど
・夏に高温になる場所であればファンやクーラー
・頑丈な台がなければ水槽台なども必要になります。

テトラ クールファン CF−30N  水槽用冷却ファン 関東当日便
テトラ クールファン CF−30N  水槽用冷却ファン


以上は最低限の設備です。

念押しですが、オススメ器具ということではなく、低コストという観点のみで選んだ最低限の必要器具ということで挙げてますので、もっと上位の器材を選んだほうがいいのは当たり前です。(ただ、これ以下のものはやめたほうがいいです。)

特に外部フィルターはもっと強力なもののほうがいいと思います。(ボクは上記のもので取り合えず何とかなりましたが、いつも非力感を感じてました。)

また、これら以外のものは必要ないということではなく、あったほうがいい器具もたくさんあります。


あとはランニングコスト
・餌
・水換え用の人工海水
・水換え用のポンプ
以上です。

これだけあれば、キチンと立ち上げをして、定期的な水換え等のメンテナンスをすれば長期飼育できると思います。ボクでも出来たので普通の方なら大丈夫でしょう^^;

※海水の立ち上げは気長に慎重にしないとダメです。水槽に海水入れて器具設置してすぐに魚をポチャンは失敗のもとです。立ち上げ方法をよく調べてから始めてください。←実はコレが一番重要!


2.必要に応じて

底砂を敷きたい方はサンゴ砂など、入れたい人はライブロック
どちらも雰囲気が出るので入れたくなりますよね。

底砂は無理に入れる必要はありません。ベアタンクという底砂なしで飼育する方法もあります。
でも、低コストで始めたいなら底砂は入れたほうがいいと思います。なんせ重要なバクテリアの棲み家になりますから。

ライブロックも無理に入れる必要はありませんが、そこに棲みついているバクテリアを取り入れて立ち上げを早くできる事、またバクテリアの棲み家になるという利点があります。でも高いんだよね・・・

ちなみに、今までの我が家のカクレクマノミのほとんどはライブロックには近寄りません。水槽の上部・下部・側面あたりをちょろちょろ泳いでいて、フィルターなどの器具の陰などにいます。ライブロックのアーチをくぐるなんて見ることも稀です。

バクテリアを定着させる目的であればライブロックを入れる意味がありますが、隠れ家になるだろうというのであれば期待外れになる可能性大です。


3.サイズアップが必要となるかを考えて始めないと初期費用がすべて無駄になります

と、ここまで書いたのは最低限の設備です。

これで飼える魚はカクレクマノミ2匹だけ、無理して追加するとしても小型魚1匹程度と思ったほうがいいです。
カクレは3匹以上入れたらだめですよ。ケンカやいじめで1匹死ぬことになるから。

おそらく、30㎝水槽に小さなカクレクマノミ2匹だけが泳いでいる光景は非常に寂しく映る方が多いと思うので、順調に飼育できると何匹か魚を追加したくなります。

最初は2~3cmのカクレクマノミでも1年後には倍以上に大きくなるので、他に何匹も魚がいると30㎝水槽ではかなり手狭になってしまいます。小型の魚といっても大体の海水魚って10cmくらいになります。
そうなると、大きいサイズの水槽にサイズアップしないと窮屈に映ります。


これがボクがたどった流れです。
最初は60cm水槽なんて大げさと思っていたのに、結局今ではそれと同じ水量の水槽になっています。

30cmキューブから60㎝水槽にサイズアップしようと思うと、初期投資した器具は総替えになってしまいます。すべて無駄ということです。なんてもったいない。

しかも、サイズアップして水槽を入れ替えることの面倒くささといったら・・・
そうなると、最初から60㎝水槽にしておけば良かったということになってしまいます。


また、小型水槽のままでいいと思っていても、サンゴにチャレンジしたいと思ったらプロテインスキマーを追加したりフィルターもろ過能力の強いものがよかった・・・なんてことになります。
初心者がサンゴなんて・・・と思っていても、飼育が簡単と言われているサンゴって、水質さえ安定すれば意外と簡単に飼えてしまいます。


気が付くと最初からこんな水槽にしとけば良かったと感じることになります。
お一人様1点限り カミハタ 海道システム 50Hz キャビネットセット 海水 水槽セット 関東当日便
カミハタ 海道システム

飼育水槽が少し狭くて、水槽台なしでも5万円ほどしますが、背面オーバーフローにプロテインスキマーまで付いて、照明用のアームも付いてとなると、決して高い値段じゃないです。


ウマくいくかどうかも分からないのに・・・なんて思う方も多いかもしれませんが、このボクでさえ飼えているので、事前に良く調べて、立ち上げに時間をかけて、生体も徐々に入れて、水換えをキチンとすれば、海水魚飼育やサンゴ飼育なんか誰でもできます。

どんな水槽で、どんな魚を何匹くらい入れたいか、どんなサンゴを入れたいか、また入れたくなりそうかを想像しながら、できる限り大きい水槽を用意しないと後で絶対に後悔することになるんです。

そして水量が多いほど水質も安定するので飼育しやすい。
初心者は60cm水槽から始めるべきって色んな所で書かれている理由はこういうことなんです。

もちろん、水槽を大きくすればそれに応じて初期投資は高くなるんですが、海水水槽って初期投資額が大きいほど飼育がしやすく後悔が少ないのは間違いないことなんです。
最初から60cmオーバーフロー水槽で始めたら飼育は驚くほど楽みたいですし、無駄な投資も少なくて済むんですよね・・・



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