2008年05月27日

尾瀬檜枝岐HC の巻

1stスタート前
  第1ステージスタート前(5月24日)

尾瀬檜枝岐と聞いて一瞬ん?となった。確かに尾瀬への福島側からの入山口にはなっているけど、檜枝岐村は会津ではないのか。会津駒ケ岳というなかなかの名峰への表登山口でもあるし。行政上はいまも南会津郡檜枝岐村にはちがいないのだけど、日光国立公園から尾瀬が分離独立して単独の国立公園になって、観光上は尾瀬の檜枝岐というアピールなのだろう。
「奥会津の檜枝岐」よりは「尾瀬の檜枝岐」の方がなんとなく垢抜けしているからね。なんといっても♪夏がくれば思い出す尾瀬ですから。

1stゴール
  第1ステージゴール

私も夏がくれば思い出します、尾瀬。1981年の初夏、沼田側から鳩待峠を越えて男女4人で雨の尾瀬を歩いたなあ。絵に描いたような青春賛歌ですな。
それから1983年は盛夏、奥只見から中門沢を遡行して中門岳、会津駒ケ岳に登りました。最初からビバークは予定の行程だったけど、雨中の沢の中でのビバークはかなりスリリングだったね。折り畳み傘を差した上からツェルトを被って寝たからね。ときおりツェルトから外を覗くとその度に沢の水嵩が増えていたし。翌日も雨の中を登って、ようやく尾根筋に出たときはもう日が暮れていて、めざす駒ケ岳小屋にはたどりつかず、またも雨中のビバーク。
翌朝、起きてみたら小屋は目と鼻の先にあったっけ。

表彰式へ
  初日の表彰式に向う。入賞してる場合に備えてジャージ着用。

それから檜枝岐に下山して泊まった民宿では出された夕飯がうまくてうまくてお櫃をお代わりして食ったなあ。
翌日には今度は檜枝岐川支流の下の沢を遡行して駒ヶ岳をめざした。途中難しい滝越えで往生して心底この遡行を後悔したりもした。でもどうにか登りつめた頂上で、今度は快晴のなか高原植物の群落がみごとだった。おいらの知っている花の名前はシナノキンポウゲぐらいしかないけど。
その晩泊まった駒ヶ岳小屋のおカミさんが妙に中高年登山者、とくにご婦人中高年に批判的だったのが強く記憶に残っているなあ。

優勝者
  同行のyamaさんクラス優勝。Mr.ヒルクライム村山さんと。

その2年後の初夏、オートバイで新潟・湯之谷村から檜枝岐に来たことがあった。つまり今回の第2ステージのコースを辿って来たのよね。そのコース上の出作り小屋にいたおばあさんにいろいろ話を聞いたりした。そのころ山村の民俗に興味があって、あちこちの山村で取材みたいなことをしながら旅をしてたのさ。結局モノにはならなかったけどね。

パパさん3位
  同行のもうひとりpapaさんも"奇跡"の3位(笑) 野州7位で空振り。

それからずーっと下って2004年の5月、中学時代の同級生と二人で檜枝岐側から尾瀬に入山して23年ぶりに尾瀬ヶ原を歩いた。そのときは檜枝岐村はただ通り過ぎただけだった。

2ndスタート前
  第2ステージスタート前

そんな風にして(←どんなふうだ!)初日は終わり、いよいよ2日目。夜来の雨は朝になっても止むことなく、文字通り食いきれないごちそう責めにあった民宿やなぎやさんのガレージを借りてローラー台でアップします。昨日の3位入賞ですっかり自信を深めたのかパパさんはアップもせずに余裕の表情です。

第2ステージゴール地点の御池に向ううちに降っていた雨もあがり残雪の尾瀬の山々を見晴るかせるようになります。もちろんこれは晴れオトコ三人衆の力によるものだが、そうと知るものはほとんどいない。

御池から自転車でスタート地点の新潟県境近くまで下る。上下雨衣にレインシューズカバー、グローブもゴム引きの農作業用手袋で臨み、ほかの出場者が靴やパンツを濡らしているのを尻目に快適に下ります。晴れオトコなのに雨の用意も怠りない野州なのであった。

2ndゴール後
  第2ステージゴール後。右足に不名誉な負傷。

スタートはC,Dクラス一緒のマス・スタート。宿敵パパさんと同時ですから当然パパさんマークの作戦です。ものの数百メートルですごい勢いで追い抜いていったパパさんの背中を追ってゆくと、パパさんいきなり失速。あれあれチェーンが外れています。なんのバチにあたったのか。
しょうがないので目標を切り替えて、前日のタイムトライアルで私の何分か後に出て追い抜いていったゼッケンのひとが、抜いて行ったのをみてこの方の後ろに飛びつきます。しばらくは5,6人の集団で走って、このまま行けば結構いい線行くかもなどと色気も出てきます。
そうこうしているとパパさんが追いついてきて並ぶまもなく抜いて行きます。
と、しばらく行くとまたもチェーン脱落で停車。内心、これで今日の勝負はあったなと思いましたね。パパさんもいい言い訳ができたことだろうと高笑い(もちろんこころん中でですけど)してたんだけど。
と、いつのまにやら集団に置いて行かれて、さらには再び復活したパパさんにも抜かれて、中盤以降これまでにない疲れ方。ああ、昨日の疲れが残っているんだなあと思いましたね。
後半、ようやくひとりを交わし、もうひとりも交わしたもののその方には抜き返されてゴール。
ゴールの放心状態から時計を止めるのを思い出し、あわてて時計を操作していると下り坂の道に右カーブが迫っています。急ブレーキをかけて後輪をスリップさせきれいに落車。右太腿というか臀部と右下腕部に擦過傷を負ったけど、われながらこれしかないという落車で最小限のけがにとどめました。

抽選にも当たる
  抽選会に当たる。千円分の檜枝岐商品券。明日から使えます。

昨日より明らかに悪いできだったし、出場者も増えているしで、なんの期待もなく表彰式に臨みます。yamaさんはレース中前輪がパンクしてしまったそうだけど入賞は逃さないだろうからね。
まずパパさんのCクラス。あれれ、パパさん入賞者に入りません。うーん、やっぱりチェーン2回脱落が効いたか?
次がわがDクラス。表彰に向うyamaさんを撮るためにyamaさんのカメラを預かっていると、6位に野州の名が。
おお、なんという僥倖。
さらにその後の抽選会でも当たって、スカ(でも《尾瀬の水》がもらえた)のパパさんを悔しがらせます。

6位賞品
  6位賞品。なんであれ貰えるものはありがたい。

というわけで、パパVS野州はイベント的には3位対6位+抽選会当たりで、ま、引き分けといったところでしたが、レースタイム的には2ステージとも野州の完敗でした。パパさん3kgの減量効果は絶大だったみたいです。

大会は出場者100人規模で朝のトイレの渋滞もなく、入賞確率も抽選の当選確率も非常に高く大変満足でございました。
檜枝岐の宿も大変なごちそうでこれも大満足。できるならこのくらいの規模で来年以降も続いて欲しいけど、やっぱり出場者はふえちゃうんだろうなあ。じゃないと地元主催者だって困るだろうし。

2日間の走行距離:45km(Synapse+crono)

記録:1stStage 27:31.63
  2ndStage 47:52.53



yashoo at 00:04│TrackBack(0)イベント戦記 

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この記事へのコメント

1. Posted by おーやん   2008年05月27日 00:55
いいなあ〜いいなあ〜メダル〜〜ル

おっと、羨ましがる前にお祝いを言わねば

おめでとうございます。

山小屋のおかみさんの気持ちはなんとなくわかります。
2. Posted by 野州   2008年05月27日 06:56
おーやん、ありがとうございます。

入賞の驚愕の実態は明日以降に明かされます。
3. Posted by 安価白   2008年05月27日 11:08
なんだー。昨日の日記にマエフリがあったから秘策があるなら教えてもらおうって思ってたのに、正真正銘実力入賞ぢゃないですか(←あたりまえか)
改めておめでとうございます。
努力した分だけ報われるヒルクライム競技はやっぱりいいですね。

ただ一つ惜しむらくは今回ドラえもんのお写真が無いことw

4. Posted by 潮こんぶ   2008年05月27日 12:39
入賞おめでとうございます
茂木エコサイクリング幻の三位とは違いますな

ご当地HC楽しそうなので、そのうち参加します
八月まではダメそうな感じなので
5. Posted by 野州   2008年05月28日 06:51
安価白さん、潮こんぶさん、どーもです。

これが最初で最後の入賞になりそうな予感。
そうならないように、これからも穴場のレースをみつけて参加したいと思ってま〜す
6. Posted by さいとー   2008年05月28日 20:47
入賞、おめでとうございます!
なんだかんだでこの感動が忘れられなくて練習に身が入っちゃうんじゃないですか?!
練習、ますます頑張って下さい!
7. Posted by シー   2008年05月28日 22:02
入賞おめでとうございます。
シンザカヤジャージを着用しての表彰台
怪我と戦っている夫にとっては、何よりの薬だと思います。
本当にありがとう、夫にも見せてあげたいです。
8. Posted by 野州   2008年05月28日 22:10
さいとーさん、ありがとうございます。

さいとーさんの実績と練習量に比べたら月とスッポン、足元にも及びません。
練習はともかく、減量にもう少し身を入れなければと思ってます。

シーさん、そう云ってくださると本当にうれしいです。

クニさんの一日も速い回復と復帰を祈ってます。