ロシア布巾のヤースナ

ロシア布巾の美しさに魅入られてはじめたロシア布巾店ヤースナのブログ

タグ:ロシアで@Москва

一人で歩いていると話しかけられることがあります。
内容は人にあまり言えないであろうと思われる悩みや出来事。
わたしが異邦人だから、この土地に係累を持たないように見えるからこそ? それとも見知らぬ人/暇人であればよいのでしょうか。
 
「この子はロシア語あまりわからないだろう」と思われているようです。とはいえ確かに内容は完璧にはわからないものの大筋はつかめるんです。「それ他人に話していいの?」と心配になることまで話します。
わたしは聞いていればよいようなので、時々頷いたり微笑んだりしながら、コメントも少ししつつ聞いていました。悲哀っていろいろあるんだなあと身に染みて感じます。

 
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年配の方だと英語が話せない人が大半なのですが、若い子 (10代中頃~) であれば、英語が少しでもできる人が多いです。しかも発音がロシア語を話すときと同じようにはっきりしているので、聞き取りやすいです。ロシアの学校に行ったときに初めてロシア人が英語で会話する (←私に話しかける) のを聞いたのですが、聞き取りやすさは日本で売られているリスニング教材以上です(o'∀'人) 

もちろんロシアではロシア語を話すのが最善♪ 「この子ロシア好きなんだな」と信頼してくれます。ロシアの有名な詩や小説の一節などを暗唱できるとなおよしです(*^ー゚)b

単語がわからなくてもその単語の意味を説明すると「ああ、それロシア語でxxxって言うんだよ」とちゃんと言ってくれるのでかなりロシア語で粘れます。

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モスクワに到着してしばらくは時差に慣れず妙な時間に眠っては妙な時間に起きる、ということを繰り返していました。

夜に目が覚めて窓を見ると、オスタンキノ塔がきらきら綺麗(*゚∀゚*)
「じゃあ、そこまで行ってみよう」と、上から下までロシアで試着室に缶詰になって調達したお洋服を身に付けてオレンブルグショールを頭に巻いて肩に垂らして外に出ました。

しかし。。。行けども行けどもそこまで辿り着かない (笑 すぐそこに見えてるんだけど辿り着かない))) ロシアの塔や銅像ってみんな巨大なのですぐ近くにあるように見えても実は遠かったというのはよくあるのです。

仕方ないのでそのまま歩いてると、男の人二人組が前から来ました。
男の人: "Привет!"
私: "Привет!"
男の人: 「どこ行くの?」
私: 「オスタンキノ塔まで。すごく綺麗だから近くで見たいの」
男の人: 「遠いよ。。。ってか君ひとり?」
私: 「そう。目が覚めたから散歩してる。」
男の人: 「Ой... もう時間かなり遅いよ...君ほんとの女の子?」

私、生きた人かどうか疑われてるみたい & 実体のある人だということで懇々と諭されだしました^^;
。。。終わりました。

男の人: 「まったく。。。送ってくよ。どこに泊まってるの?」
私: 「ありがとう。Космосなの」

...ということで送ってもらうことに。

公園の柵の前に来ました。公園は夕方になると門が閉まるのです。
男の人: 「ここ越えた方が近いからね」

それは高さ2m越え&やはり柵は柵なので幅2cmくらい。
「そういえば前お友達がロシア人なら柵があったら乗り越える、日本人なら回れ右って言ってたなあ」と思いつつ、手伝ってもらって越えました。
ちなみにロシア人の男の人は二人とも超身軽に乗り越えてました。かっこいい(ノ*゚▽゚)ノ

無事に柵を2回越えてホテルに到着。私はオスタンキノ塔には行けなかったけど柵を乗り越えられたのでご満悦。
その後はちゃんと寝て朝早起きして教会のミサに行きました。
 


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モスクワに滞在していたときの移動手段は徒歩か地下鉄でした。
そこで直面するのが乗り換え^^; 日本にいても苦手です。

モスクワを散策してホテルに帰るために構内を移動していた時のこと。
「で、どこにいけばВДНХまでいけるのかな? 誰かに聞こうか」と思いつつ人の流れに乗って歩いていました。
と、「私たちはВДНХまで行くのよ」という声が聞こえました。雑踏の中でしたがはっきり日本語で言われたみたいに一瞬で理解しました。
(↑ 海外にいるとときどきこういうことが起こります。日本語ではないのに日本語のように聞こえて、結果すごく助かる、ということが)

声のした方向を見ると、お母さんと子どもでした。
彼らのあとについていき、ちゃんとВДНХに到着。タイミングの良さに感謝(人o′▽`)

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モスクワにはロシア正教会が至る所にあります。
建物はもちろん、内部の装飾が美しく荘厳なので建物を見つけると必ず入って聖像画や天井を眺めたり"святой хлеб (聖パン)"を買ったりしています。そのため髪を覆うプラトークは常備です^^/

モスクワを目いっぱい散歩して、「そろそろ地下鉄を探して帰ろうか」と思った時にロシア正教会を見つけたのでお辞儀をして入りました (正式には十字を切りつつお辞儀するようですが当時十字の切り方がわからなかったf^^;)。そこで聖像画を眺めながら時を過ごし、正教会番をするご婦人のところに行き携行用の小さな聖書 (高さ10cm) を買いつつおしゃべりしていました。

私が「私、聖ニコライの聖像画を持っているんです。友達の恋人のお母さんから「この方は旅人を護るのよ」といただきました」というと、「そう、こちらにおいでなさいな。」と言われたのでついていきました。

ついていくと聖ニコライの聖像画の前で祈りを捧げてくれました。私も一緒に祈り、そのあと地下鉄への道順を教えてもらってホテルに戻りました。


私のロシア聖像画はこちらの記事に載せています。
聖人を描いた聖像画では、その方が何をしたのかを図案に盛り込みます。
聖ニコライは聖書の研究に優れていたので、左手に聖書、右手で福音を指す図案で描かれることが多いです。
海難から船乗りを救ったとする聖伝から「旅人を護る守護聖人」と言われるようになり、船乗りの間で崇敬を集めています。長崎でロシアのパラーダ号に乗せてもらったときに、この聖像画がかかっていました。ロシアの空港でも見かけます。
 
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