今日も引き続き天皇賞春をじっくりと考えていこうと思っていますが、2日目の今日は過去10年の天皇賞春のいろんなデータから探ってみます。
天皇賞春の登録馬は下のアドレス(netkeiba.com)でどうぞ。
☆過去10年の年齢別成績☆
年齢 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 3着内率 |
---|---|---|---|---|
4歳 | 8-5-2-36 | 15.7% | 25.5% | 29.4% |
5歳 | 2-3-7-32 | 4.5% | 11.4% | 27.3% |
6歳 | 0-1-1-26 | 0% | 3.6% | 7.1% |
7歳 | 0-1-0-16 | 0% | 5.9% | 5.9% |
8歳 | 0-0-0-8 | 0% | 0% | 0% |
過去10年の年齢別成績を見ると、8勝を挙げている4歳勢が、勝率・連対率において他を圧倒しており、「4歳馬強し」の傾向が見てとれる。これに次ぐ5歳馬も、3着内率では、4歳馬と互角の数字を残しており、3着以内馬の9割を4、5歳馬が占めている計算となる。ちなみに、3着以内に入った4歳馬15頭のうち、菊花賞に出走経験がなかったのは、昨年の2着馬エリモエクスパイアだけだ。
(JRAより引用)
過去10年の連対馬20頭を年齢別に整理すると・・・
4歳馬・・・13頭(65%)
5歳馬・・・5頭(25%)
6歳馬・・・1頭(5%)
7歳馬・・・1頭(5%)
8歳馬・・・0頭(0%)
4歳馬は連対馬の数だけじゃなく勝ち馬も8頭と圧倒的に強い傾向。
5歳馬も頑張ってるけど、このデータを見ると、さすがに6歳以上の馬は消したくなってしまうな〜。
今年の4歳の登録馬は、
アサクサキングス
ホクトスルタン
ココナッツパンチ(回避予定)合計3頭(実質2頭)。
ちなみに、4歳馬が連対を外したのは01年の1回だけなので、アサクサキングスかホクトスルタンのどっちかは連に絡んでくるんかな?? 両方とも菊花賞出走馬なのもデータ的にいいし。
☆過去10年の前哨戦ごとの連対割合☆
阪神大賞典
1着4頭 2着4頭 全連対の40%
(10着馬まで天皇賞春で連対あり)
日経賞
1着1頭 2着5頭 全連対の30%
(10着馬まで天皇賞春で連対あり)
産経大阪杯
1着3頭 2着0頭 全連対の15%
(7着馬まで天皇賞春で連対あり)
大阪ハンブルグC
1着1頭 2着1頭 全連対の10%
(7着馬まで天皇賞春で連対あり)
ダイオライト記念
1着1頭 2着0頭 全連対の5%
(7着馬まで天皇賞春で連対あり)
過去10年間、天皇賞春に上の路線以外から出走した馬は連対0回。
阪神大賞典組と日経賞組が強く、少し差が開いて産経大阪杯組、大阪−ハンブルグC組と続く。
阪神大賞典組は1・2着馬が4頭ずつでバランスいいけど、日経賞組は2着にくることが多く、逆に産経大阪杯組は1着にくる傾向。
大阪−ハンブルグC組は05年に1・2着独占があっただけで他の年に連対がないんで産経大阪杯組と比べても見劣る。
ダイオライト記念組は今回いないので無視でOKです。
このデータで見ると、前走で条件戦(1600万下)のレース使ってたホクトスルタンが連を外してしまうかも?
ということは、4歳ではアサクサキングスが最有力になるけど、産経大阪杯組なので1着はあっても2着はないのかな?
☆過去10年の馬連の傾向☆
天皇賞春って比較的堅いレースってイメージがあるけど、過去10年で見てみると・・・
(過去10年全て良馬場)
98年馬連 4770円
99年馬連 430円
00年馬連 290円
01年馬連 500円
02年馬連 540円
03年馬連 16940円
04年馬連 36680円
05年馬連 85020円
06年馬連 380円
07年馬連 20750円
馬連が6倍以下の時が5回
馬連が47.7倍の時が1回
馬連が160倍以上の時が4回
47.7倍が1回あるけど、馬連の配当的には堅いか荒れるかがはっきりしてて両極端なレース。
アサクサキングスが勝ったとしたら、2着も人気馬で堅く収まるか、2着に人気薄がきて万馬券になるか。
今年は馬連6倍以下の決着にはなりそうにない気がする(っていうか馬連1番人気でも6倍以上になる気もする)んで、傾向からすると万馬券をGETできるチャンスかも?
☆感想☆
なんか、今日調べたデータによるとアサクサキングスが良さそうやけど、個人的には危ないニオイがめっちゃするねんな〜。(菊花賞も勝ったこの馬より、3着ロックドゥカンブの方が強く見えたし・・・。)
みなさんはどうですか?アサクサキングスから危ないニオイしますか?
☆トウショウナイト安楽死☆
5月4日の天皇賞・春(GI)に出走を予定していたトウショウナイト(牡7、美浦・保田一隆厩舎)が、30日の調教中に右第一指骨粉砕骨折を発症。安楽死の処置がとられたことがわかった。
同馬は父ティンバーカントリー、母ミッドナイトオアシス(その父Java Gold)という血統。03年にデビューし、05年京都記念(GII)、日経賞(GII)で2着、天皇賞・春(GI)4着など長距離重賞で好走を続け、06年アルゼンチン共和国杯(GII)では鞍上の武士沢友治騎手とともに悲願の重賞制覇を果たしていた。今年に入ってからも4戦し、AJCC(GII)、日経賞でいずれも2着するなど、7歳を迎えても健在ぶりを示していた。通算成績38戦6勝(重賞1勝)。
(netkeiba.com)
最近、死亡とかケガとか暗いニュース多いけど、このニュースもショックやな〜。
トウショウナイトって、なかなか勝ちきれないタイプで重賞も1勝しかないから、どっちかいうと地味な印象が強い馬やったけど、長めの距離ではGI馬相手に接戦してたり、渋くて味のある競馬してた長距離界の名脇役やっただけに安楽死は残念やな〜。
7歳やけど、今年ぐらいのメンバーなら上位も狙えたかもしれへんのに・・・。
天皇賞春で本命にする!!って決めてた人もいると思うよ〜。 おれも相手には入れようかな??って思ってたし、この馬が出てくると予想でけっこう印つけてた気がします。
愛着のあるいい馬だけに本当に残念やけど、ご冥福をお祈りいたします。