現地時間の7月28日、エンゼルスの大谷翔平選手がロッキーズ戦に出場し今シーズン37号本塁打を記録しました。

まさにルーズヴェルト・ゲームとなった試合での価値ある一発、大谷選手はシーズン本塁打数でエンゼルスのチーム記録TOP10にランクインを果たしました。

20210729
赤文字はリーグTOP

連日大谷選手の記事ばかりで恐縮です。

大谷選手はまだ7月なのに早くも9位タイにランクイン、出場試合数はまだ95です。
この時期にシーズン記録の話をしている事がおかしい。

チーム記録はトロイ・グラウス選手が2000年に記録した47本、この年のアリーグ本塁打王にも輝きました。
一番右はチーム101試合時点での本塁打数です。
グラウス選手は29本という状況でした。この時点で37本を打っている大谷選手はシーズン終了時に一体どれだけ打っているのでしょうか。

チーム2位はマイク・トラウト選手が2019年に記録した45本ですが、この年は故障があり僅か134試合の出場でした。フルに出ていれば確実に50本に到達していたでしょう。この年の長打率.645はチーム記録ですが、大谷選手はこのままいけば更新することになります。

2015年にはエンゼルス史上唯一、40本打者が2人誕生しました。
今年もその可能性がありましたがウォルシュ選手が故障してしまったので難しいかもしれません。

大谷選手は39本打つと、ミスター・オクトーバー、ゲレーロ父、トラウトに並びチーム6位タイに浮上します。この年のトラウト選手が記録した出塁率.460とOPS1.088はチーム記録です。
大谷選手、出塁率は無理だと思いますが、OPSは超えられる可能性があります。

チーム記録の話を続けると、12位タイのドン・ベイラー選手が1979年に記録した139打点もチーム記録の一つ。大谷選手は本日終了時点で129.9打点ペースなので、更新できる可能性があります。
2番打者でこのペースというのも凄い事です。



大谷選手の37本塁打は、北・中・南アメリカ以外の出身選手におけるシーズン新記録となります。
つまりアジア・アフリカ・ヨーロッパ・オセアニア出身選手の頂点に立ちました。

次のターゲットは南米超えです。