無感性脳梗塞のおばさん

年に何回となく見えられるおばさんです。特徴のある方で人の話をほとんど聞かず、そもそも人の話を聞くのに興味がない。いつもお金の話と親戚の悪口が中心で実家の財産の相続がらみの話を喋るだけ喋って喋り疲れて帰られるおばさん。その疲れるおばさんから予約の電話が入りました。少しいつものような元気がないような気がしましたが。呉羽にどのように行くのか、バス亭は近くにあるのか?タクシーを呼んで貰えるのか?おっおっいつもの調子が戻ってきた。何とか都合をつけて来てください。と私 

2,3日後に電話がかかりました。お友達が連れて行ってくれるそうです。それは安心です。帰りは近くのバス停まで歩いて帰るそうです。おいでになるまで、帰りの道のりの地図を作らなければならず、やれやれです。

当日午後、ピンポーンとチャイムがなりました。お久しぶりです。お元気ですか?  おや?返事に笑顔がありません。

どうされました?

最近、頭がふらつくし重いので病院へ行って検査したら脳の中が真っ黒と言われ、レントゲンの若い技師にも「ひどいなあ」と言われました。先生には無感性脳梗塞と診断されたとレントゲン写真を広げて私に説明しています。話を聞いているとずいぶん進んでいるらしい。今まで無視されていた身内からも急に優しくされ励まされたり、今まで思ってもみなかった“死”という言葉が頭の中を飛び交って、あれこれ考えたり覚悟を決めたり、そうや先生だ。先生に聞いてみよう、それでだめなら諦めて部屋を片付けようと思って来たと。わあー大変だ。えらいこっちゃ。これは落ち込むわ。

しかし彼女からは霊の障りという言葉は一つも出てきません。まあ彼女のような現実主義の唯物論者には悪霊はまず100%憑かないと断言してもよいが、ともあれ早速、彼女の症状を霊査。

やはり病気は悪霊の障りではありません。肉体の老化と生活環境の不摂生です。とはいっても現に死に直面?しているわけですので状況を大神様にお聞きしました。

大神様「そう重くはありません。薬で対処できます。死には繋がりません」

しかし今通っている病院には今の症状に効く薬は置いていません。****病院へ行って下さい。そこで処方してくれます。」と仰せ。やあ良かった。良かった。

@でもね・・・病院ではいろいろお世話をいただいたし・・・・

あなたが死にたければお好きなように

@いえ変えます。病院変えます。

漫才のような押し問答を繰り返し、笑顔の中にまだ顔のひきずりを残しながら帰って行かれました。

おばさん。死んでも天国で永遠に生きるんですよ。あの世は存在しているのですよ。邪魔な肉体がないから病気もありませんよ。軽いですよ。食べ物もいりません。お金も必要なし。どこへでも飛んでいけます。太陽もありますよ。家もあるのです。天国に行っている家族にも会えますよ。ペットも迎えにきてくれます。楽しいです。きれいです。何でもあります。死は怖くありませんよ。口笛吹いて手を振って天国へ登っていきましょう。悪い事をせず人の悪口を言わず善の道を歩いてちゃんと成仏して行ってネ。 霊界に行って相談に来られてもこまります。

おばさんのような天真爛漫の性格の方は悪霊に憑依されないのです。悪霊も身体の中にいて休まらないから出て行ってしまう。反対に熱心に信仰されている人の方が障りを受けやすい傾向があります。

神仏の近くには悪霊がたむろするので拝む姿勢が大事となります。信仰自身が自己保存のための道具になってしまって人間性向上がおろそかになっていては悪霊と波長が合って憑依されます。

                            安田明峰。