2008年02月24日

現場がいちばん

みなさん、こんにちは。
社会保険労務士の安光です。

一昨日、ある研修会に行ってきました。

研修会といっても、会社(工場)を見学させていただき、そこで、経営者の方からの話も聞かせていただくというものでした。

そこは、ホテル関係のリネンを扱っている企業です。

みなさんも、ホテルや旅館などに宿泊した場合、浴衣やシーツなどが奇麗であれば気持ち良いものだという実感が御有りと思いますが、そういう浴衣、シーツ、枕カバー、テーブルクロスなどをホテルに提供しているわけです。

私たちが宿泊した際、浴衣などにホテルの名前などが入っているので、ホテルのものだと思いがちですが、実際は、浴衣そのものはホテルのものではなく、この企業の資産で、ホテルにレンタルしているわけです。

ですから、この企業は使用されたものを回収し、きれいにクリーニングして、またホテルに納入し、そこで収益を上げるというビジネスモデルになるわけです。

見学させていただき、かなりの設備投資をされており、機械化も進んでいますが、それでも、社長自身「人海戦術」といわれていたように、労働集約型の事業であり、人の管理、労務管理面が非常に大切であるということがよくわかりました。そういう点で、ご苦労もされているようですが、かなりうまくやっておられるように感じました。

私は「企業の根源的な使命は継続・発展であり、そのためには良好な労使関係が重要で、そのためには適切な労務管理が必要」と確信しています。
私たち社会保険労務士は、「ヒト、モノ、金、(情報)」の三(四)大経営資源のなかのヒト
に関わる専門家として、労務管理面で、様々な場面で適切なアドバイスをすることが使命と思っています。

そのためには現場をたくさん見ることはいい勉強になります。こういう機会をいただいた企業と経営者の方に感謝するとともに、この企業のますますの発展を祈念した次第です。


2008年02月23日

大阪労働大学ってご存知ですか。

みなさん、こんばんは。

昨日、大阪労働大学の修了式があり、出席した。

大阪労働大学のことをご存じない方もいらっしゃると思うので簡単に紹介すると・・・
大阪労働大学は前期講座と後期講座があり、前期講座が労働法、労働経済、労働福祉の3分野に39回、講義形式で開催される。講師陣は著名な教授も多く充実している。

後期講座は労働法、労働経済、労働福祉の3コースに分かれ、ゼミ形式で26回開催される。少人数なので受講生同士の交流も深めることができ、人的ネットワークも構築できる。

社会保険労務士でしっかり勉強したいと思う人はぜひ、受講されたら良いと思います。
これから社会保険労務士になろうと思っている人にも、社労士試験に直接関係ないが、時間的余裕があれば、お勧めします。

何といっても、コストパフォーマンスが最高です。

前期講座は39回あって、22,000円、1回当たり、500円ちょっと。
後期講座が26回あって、17,000円、1回当たり、600円ちょっと。
社会保険労務士向けの研修は6回で30万円とか、二日で5万円位のがザラにある。安くて1日15,000円位。そういうのと比較すれば、嘘のような価格である。
さっきも述べたが、講師陣も素晴らしい。

私は昨年度、前期講座と後期講座(労働福祉コース)を受講した。今年度は後期講座(労働経済)を受講した。
大変勉強になったし、良き飲み友人もできた。

関心のある方は下記のアドレスからアクセスしてください。
http://www.l-osaka.or.jp/ork/pages/pageA.html


yasumituyo at 01:21|PermalinkComments(0)clip!社労士の自己投資 

2008年02月20日

後手の妙手

みなさん、こんばんは。
社労士の安光好宏です。

私は趣味といったらいいのかわかりませんが、将棋が好きです。
といっても、将棋を指すということではなく、
プロ棋士、およびプロの将棋界に対し、ウオッチャーとして興味をもって観ているということです。

将棋界には7大タイトルというのがあり、そのうちの一つである、王将戦が昨日今日と二日かけて行われていました。
結果は羽生王将が勝ち、戦績を3勝1敗にし、タイトル防衛まであと1勝としました。

私が将棋を好きな理由は
八十一枡の将棋盤のなかに棋士の喜怒哀楽、人生のすべてが凝縮されているということ。
言い訳のできない、「まった」ができない勝負の世界の厳しさが、本当に素晴らしく、感動して観ています。


話は変わりますが、
以前、社会保険労務士の全国組織である全国社会保険労務士会連合会の機関紙である「月刊社会保険労務士」に『社会保険労務士をメジャーに−後手の妙手−』という投稿記事を目にしたことがある。

それは東京の社会保険労務士が、「弁護士・税理士と社会保険労務士の関係をオセロ、将棋などの先手、後手になぞらえて、先に制度を発足させ、基盤を築き世間に根付いている弁護士・税理士が先手で、社会保険労務士は不利な後手を持っている。先手をうならせる[後手の妙手]が必要」と述べた上で、具体的には「『社会保険労務士補(仮名)』の新設、[公認労務士]への名称変更などの提案していた」が、着想が斬新だったので、今でも記憶している。

この投稿記事から、数年経過したと思うが、社会保険労務士は「後手の妙手」は指すことができたのか。社会保険労務士会もこの間大変な頑張りであったと思う。

ただ、私が思うのは「会」の取組も勿論大事だが、最終的には社会保険労務士個人が「後手の妙手」は指すことができたのか、今後させるのかにかかっていると思う。


yasumituyo at 20:24|PermalinkComments(0)clip!将棋 | 社労士への想い

2008年02月19日

盛和塾京都の年度総会に出席して

みなさん、こんにちは。
社会保険労務士の安光です。

先週の15日〜16日、泊まりがけで盛和塾京都の年度総会に出席してきました。
お二人の塾生の方からの経営体験発表の講演もあり、大変勉強になりました。

同時に、塾生のみなさまと、鍋コンパをはじめ懇親を深めることができ、とても愉快なひと時を過ごすことでき、良かったと思っております。

年齢も様々、事業内容も様々ですが、経営者として、みなさま頑張っておられるということで、とても刺激を受け、有意義な二日間でした。


また、総会が開かれた「旅亭紅葉」がとても素晴らしいところでした。
西大津の琵琶湖の畔にあり、ロケーションが良く、琵琶湖がパノラマ状で見れる眺めが抜群でした。
温泉もあり、露天風呂も最高に気持ち良いものでした。

心身ともに、久しぶりにリフレッシュすることができました。

私も社会保険労務士として、中小企業の「ひと」に関する様々な課題・欲求に応えることができるよう事務所として、また個人としてパワーアップしていきたいと決意を新たにいたしました。


yasumituyo at 21:34|PermalinkComments(0)clip!経営者の自己研鑽 

2008年02月08日

原価を2%削減すれば経常利益は70%増になる。

みなさん、こんばんは。


今日、知り合いの人に誘っていただき、ある勉強会に行ってきました。

勉強になることがたくさんあったのですが、

特にその中で、経営者の皆さんにぜひ知っていただきたいことがあり

ました。

どういうことかといいますと、原価を現状から1%削減するだけで、

経常利益は30%アップするということです。

具体的に言いますと、ある会社A社の売上が1億円、原価が7000万円

一般管理費が2800万円、営業利益と経常利益を仮に一緒にした場合、

200万円になります。経常利益率は2%です。

ここで、原価を1%削減した場合どうなるでしょうか。

原価は6930万円になります。一般管理費はそのままとすると、

経常利益は270万円になり、元の数字と比べると、35%増に

なっています。かりに、2%削減すれば340万円になり、70%アップ

になります。

みなさんどうでしょうか。売上を上げることに目が行きがちですが、

企業にとって、肝心なのは利益の確保です。

原価の削減を追求してください。それも、業者さんを泣かすのではなく、

企業として、無駄をなくし、原価削減をしてください。

以上の点が、今日の講師の方のから学んだ点です。

みなさんも一度自らの企業の中で考えていただければ幸いです。


2008年02月07日

賃金とモチベーション

みなさん、こんばんは。


今日も、就業規則のコンサルでクライアントを訪問した。

賃金をどうするかの話で3時間近い時間があっという間に過ぎた。

昨日も書いたが、企業がリスクヘッジするため、あるいは従業員の

モチベーション向上のためには就業規則全般として重要だが、とりわけ

賃金をどうするかが要であることを改めて痛感した一日であった。


人は何のために働くのか。とよく言われる。

そして、最近は金のために働くのではなく、働くことは自己実現のためで

あるともいわれる。

が、しかし、金―経済的な部分をしっかり押さえておかないと

モチベーション云々ということは

的確に論じることはできないのではないか。


yasumituyo at 22:17|PermalinkComments(0)clip!コンサル業務 

中小企業の成長戦略と就業規則

みなさん、こんばんは。


今日は昼から2社顧問先を訪問した。

1社は就業規則のコンサル業務で、もう1社は変形労働と時間外協定に

ついての相談業務である。

昨年秋から就業規則の作成のお手伝いをしてきたA社では、いよいよ

大詰めを迎えている。

賃金規定の関係で営業部門での業績評価をどう賃金に反映されるかが

重要なテーマであったが、とりあえず半期はリハーサル的に行い、

本格実施は下期以降にすることになった。

賢明な判断である。


就業規則で、ルール作りを行い、リスクヘッジをする。人事・賃金制度を

導入し、社員のモチベーション向上を図る。このことによって、経営基盤を

強化し、継続・発展を図っていくというのが中小企業の成長戦略だと確信

する日々である。

そういう点でお役にたてるのであれば大変うれしいことである。


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