男性が何か買い物をする時に、その品物にまつわる伝説やエピソードに魅かれる、と言うのはよく言われる話です。例えば
  • 多くの戦場カメラマンが従軍した湾岸戦争、砂塵渦巻く過酷な環境でEOS-1は完璧に動作した。
とか
  • 落とした池の底から数年ぶりに引き上げたジッポーのライターが着火した。
とか
  • 砂漠の真ん中で故障したロールスロイスに、ヘリコプターで部品が届けられ、後日修理代を払おうとしたら「ロールスロイスは故障しません」と言われた。
とか
  • NASAの厳しいテストをクリアし、アポロ計画に採用され初めて月面に降りた腕時計になったオメガスピードマスターは、職員が街中の宝飾店で買った市販品だった。
とかとか
モノ・マガジンやBegin、POPEYEといった、いわゆる「カタログ誌」を読むとこの手の話だらけ。その真偽はともかく、このような神話や伝説、言うなれば「能書き」がオトコゴコロをくすぐるのは間違いなく、ポルシェが幾多のレースで勝利を重ねてきた事もそんな「能書き」の一つでしょう。

で、今回能書きに魅かれて購入したのがこの腕時計。
fullsizeoutput_1aff
何の変哲も無いクロノグラフですが…

文字盤がスペースシャトルの耐熱タイルから作られている

のです。

実際に月に行ったスピードマスターは買えませんが、この時計の文字盤は、実際に宇宙に行って、大気圏再突入の高熱に曝されたもの。なにやら仏舎利のようなありがたみがあります。
IMG_3031
この時計「NASA SPINOFF SPACE MOVE」の存在は、先輩デザイナーのUTさんのブログで知り、2万円という価格もあって、ほとんど衝動的に買ってしまいました。

よーく見ると、クロノグラフなのに真ん中の秒針がいつも動いてたり、タキメーターのハズが逆回転防止ベゼルだったりと、時計的には恥ずかしいところもあるのですが、この能書きと嫌味のないデザインならセーフ!ですね。

まあそんな時計なのであまりガチな感じにならないよう、クロスバンドに取り替えてカジュアルな感じにしてみました。
IMG_3024
常用する時計が増えたので、無印でケースを買い、メッキパーツに傷がつきそうなクルマのキーもここへ。
IMG_3027
クローゼットの一角を占める男の世界。
IMG_3030
いやー改めて文字に起こすと、オトコってバカですね(笑)。