ハヤブサを追って

兵庫ハヤブサ研究会 代表世話人 三谷康則

昨日に引き続き美方地区のイヌワシ調査に出掛ける。どうしても巣立ち雛の確認がしたいので山に入る。しかし、出現するのはイヌワシ(メス)のみで、今日は、はるか遠方でチラッと出現しただけであった。イヌワシ(メス)の僅か数秒の出現よりイヌワシ(ヒナ)の様子を推測するのも楽しい。昨日は、イヌワシ(メス)が出現した時は「そのう」が大きく膨れていた。また、出現した方向は巣のある方向である。これより推測出来ることは、イヌワシ(メス)が餌の一部を食べ、残りをイヌワシ(ヒナ)に給餌した可能性がある。つまりイヌワシ(ヒナ)に給餌をしない場合、イヌワシ(メス)が餌を捕獲した場合、その場で餌を食べる可能性が強く、わざわざ巣の近くで餌を食べる必要がない。また、イヌワシ(ヒナ)が巣の周りにいなければ、昨日も今日も巣のある方向から飛来することは少ない。イヌワシ(メス)の行動より推測すると、イヌワシ(ヒナ)は巣の周辺に生息しており、イヌワシ(メス)は餌の搬入やイヌワシ(ヒナ)の様子を確認するために巣のある方向より飛来しているものと思われる。
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調査地周辺の枯木にアカゲラがとまる。
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ホトトギスの赤色型であるが、まだ、カッコウやホトトギスが鳴いている。
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エゾビタキが線にとまり盛んにフライキャッチをして虫を捕獲している。
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ホオジロが杉の頂上で囀っている。

梅雨もやっと終わり久しぶりに但馬に出掛ける。7月22日にイヌワシのヒナが巣立ちしたのを確認したが、その後のイヌワシのヒナの状況を把握するために山に入る。
クロツグミはまだ囀っている。サンショウクイは2羽が飛翔、今の時期は家族群で5~6羽が一緒に行動しているのに2羽しか確認出来ない。繁殖に失敗したのか。サシバも木の頂上にとまるも1羽しか見られない。サシバもサンショウクイ同様、家族群で見られるのに単独個体しか観察出来ない。サシバも繁殖を失敗したのだろうか。
イヌワシ(メス)が調査地上空に飛来、「そのう」が膨れている。巣立ちヒナに給餌をしたのかも知れない。
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イヌワシ(メス)が調査地上空に飛来する。一直線に飛翔して消失する。
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すぐにイヌワシ(メス)が戻って来る。「そのう」が膨れている。
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イヌワシ(メス)が調査地上空を何度も旋回して上昇する。
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イヌワシ(メス)の「そのう」が膨れているのがわかる。
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サシバ1羽がヒノキの頂上にとまる。

やっと梅雨が明けた。気温はどんどん上昇して、車内の温度計は日陰で34.9℃を示している。ハヤブサも暑いのか日陰から動かない。
調査地に着くと、ハヤブサ(オス)が①高圧鉄塔にとまっている。暫く観察していると盛んに飛び出して何かを捕らえている。双眼鏡で確認するとアブラゼミを捕獲していた。
ハヤブサ(メス)はいつものように「三角岩」にとまっていたが、N2巣斜面をアブラゼミが飛ぶが眺めるだけで捕獲はしなかった。
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調査開始時に、いつものようにハヤブサ(オス)は①高圧鉄塔にとまっている。
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時々、飛び出してアブラゼミを捕獲して①高圧鉄塔にとまり食べている。
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ハヤブサ(メス)が「三角岩」にとまり羽づくろいを開始。
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ハヤブサ(メス)が頭掻きをする。
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ハヤブサ(メス)が背伸びをする。
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ハヤブサ(メス)が欠伸をする。
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ハヤブサ(メス)が翼を伸ばす。
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ハヤブサ(メス)が翼を大きく拡げる。
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ハヤブサ(メス)が「三角岩」から飛び出そうとする。
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ハヤブサ(メス)が飛び出す。
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ハヤブサ(メス)が岩場を蹴って飛び出す。
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ハヤブサ(メス)が空中に飛び出す。
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オオタカがN2巣上空を飛翔する。オオタカは、時々、目撃しているので近くで繁殖をしているのかも知れない。

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