ハヤブサを追って

兵庫ハヤブサ研究会 代表世話人 三谷康則

本来ならば今日もタカ類の渡りを調査する予定だが、国見の森公園が休館日のためにモノレールも運休だ。徒歩で展望台まで歩くだけの「力」があれば可能だが、マップでは約5㎞もあり約2時間も要することになる。そのため今日はタカ類の渡り調査を中止してハヤブサ調査を実施する。
調査地に着くとハヤブサ(オス)が「でっぱり岩」にとまっていた。ハヤブサ(メス)は行先不明。暫くしてハヤブサ(メス)が飛来して「黒岩」にとまると、ハヤブサ(オス)が「でっぱり岩」から飛び出してN3巣にとまる。その後、ハヤブサ(メス)がN3巣にとまると、ハヤブサ(オス)が飛び出して「三角岩」にとまる。その後、ハヤブサは調査終了まで飛び出さなかった。また、ハチクマが1羽通過しただけであった。
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調査地に着くとハヤブサ(オス)が「でっぱり岩」にとまっていた。
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ハヤブサ(オス)が羽づくろいをする。
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ハヤブサ(オス)が「でっぱり岩」で糞をする。
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ハヤブサ(メス)が「黒岩」にとまる。
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ハヤブサ(メス)が飛来すると、ハヤブサ(オス)は「でっぱり岩」から飛び出してN3巣にとまる。
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ハヤブサ(オス)がN3巣で羽づくろいをする。
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ハヤブサ(メス)が「でっぱり岩」にとまっている。
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ハヤブサ(メス)が「黒岩」から飛び出そうとしている。
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ハヤブサ(メス)が「黒岩」から飛び出す。
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ハヤブサ(メス)がN3巣にとまり盛んに鳴いている。N3巣内にハヤブサ(オス)がとまっている。
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ハヤブサ(オス)がN3巣から飛び出して「三角岩」にとまり羽づくりをする。調査終了までハヤブサ2羽はそれぞれの岩場にとまり動かなかった。
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調査地上空にハチクマ1羽が出現。今日、渡りを確認したのはこの個体のみであった。




今日からタカ類の渡りを調査する。調査場所は宍粟市の国見の森公園の展望台だ。この場所からの調査は、以前に調査していた書写山の展望台が老朽化のために使用不可になったたために、新しい調査地を探していたところ、友人から国見の森公園を教えてもらって調査を実施している。
調査はモノレールに乗るために午前9時20分に乗車(乗車券は無料)、展望台に着いたのは午前10時少し前だ。歩いて登れるが高齢者には少し無理。いつもモノレールを利用している。展望台に着くとタカ類の渡りを見に来ているのは、知り合いの夫婦2人だけで誰もいない。天候も青空だったが、雲が拡がりタカ類の調査には、ちょうど良い天候だ。午前中はほとんどタカ類は渡って来なかったが、午後2時前に西の方向でハチクマ5~6羽が旋回しているのを見つけると、すぐに湧くようにハチクマが集まり出して約120羽前後のタカ柱を形成。正確な羽数は不明だ。カメラに収まらない。すぐに20羽前後のタカ柱も2カ所で出現。シャッターを押し続ける。
今日は、ハチクマ・サシバ・ツミ・ノスリやツバメ類が渡っていた。
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午前中はハチクマも少数が渡るのみであった。
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ハチクマは色彩のパターンが多くあり色彩を観るのも楽しみだ。
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このハチクマの色彩は、ごく普通のパターンである。
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調査地西方向でハチクマが集まり始める。
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やがて涌きだすようにハチクマが旋回を始める。
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タカ柱を形成する。カメラに群れが収まらない。暫く旋回を続けると、数羽が西方向に流れ出す。すると群れが一斉に西方向に流れ出す。
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渡り途中のツミがトビにモビングをする。
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途中より逆にトビがツミにモビングをする。
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ノスリも少数だが渡り始めている。この個体は初列風切羽根に欠損が見られる。

タカ類の渡りは昨日の近畿地方や中部地方の天候より明日以降、本格的な渡りが始まると予想して扇ノ山地区のイヌワシ調査に出掛ける。朝から霧雨混じりの天候だったが、青空も出始めている。
9時48分にイヌワシ(メス)が出現、この地区のイヌワシは2020年7月19日を最後にイヌワシは確認されていなかった。実に1年2か月ぶりの出現である。翼の欠損よりこの個体はイヌワシ(メス)である。イヌワシ(メス)は推定20歳前後の高齢のため一時は落鳥したのではないかと危惧していたが、元気な姿を見せてくれた。とにかく無事に生きていてくれてありがとう。
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イヌワシ1羽が調査地上空に出現。1年2カ月ぶりの確認だ。
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イヌワシ(メス)が旋回を繰り返す。
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翼の欠損状況よりこの個体はイヌワシ(メス)である。
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イヌワシ(メス)が雲の中を飛翔する。
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やがてイヌワシは尾根を越えて消失する。
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すぐにイヌワシ(メス)が出現、今日は5回も出現した。
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クマタカも調査地上空に出現。
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急にクマタカが上空より急降下を始める。イヌワシを見つけたのだろうか。
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クマタカが逆三角形になって落下する。
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クマタカが調査地上空を飛翔する。
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クマタカは合計3羽出現、隣接して生息するクマタカも出現する。



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