昨日に引き続きタカ類の渡り調査に出掛ける。今日は雲一つない快晴だ。タカ類の渡りの調査には厳しい日である。というのも青空が拡がっていると高空を飛翔するタカ類は、青空に溶け込んでしまうからだ。逆に曇り空だと雲を背景に飛翔するとシルエットとしてタカ類が観察しやすい。
調査地に着くと上空でハチクマがタカ柱を作っている。約50羽が旋回しながら上昇し、やがて西方向に滑空し始める。今日は大きな群れを観察したのは一度だけである。しかし、青空の高空を飛翔するタカ類を探すのは至難の業である。おそらく高空を通過していったタカ類を見落としていたと思われる。
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調査地に着くとハチクマはタカ柱を形成していた。
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タカ柱全体を入れて撮影するのは難しい。全体を入れると小さすぎて何を撮影しているのはわからなくなる。
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暫くしてタカ柱も消滅して一直線に西方向に滑空していった。
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ハチクマが調査地上空を飛翔する。
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今日は低空で飛来するハチクマは、ほとんどなかった。
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昨日は出現しなかったサシバが出現、単独か2羽で通過していった。
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サシバは谷間から湧き上がるように出現、上空で旋回を繰り返した。
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オオタカも少数が渡っていった。