September 02, 2004
「名乗る」ということ
「実は関連しています -- 教育・インフラ・ScheduleLayer(4/5)」に、コメントを頂きました。「インターネット・デビュー」という言葉に関しての質問でした。
「名無しの方(できれば名前を書いていただければありがたいです。)」
という一文があったのを見て、改めてインターネット上で「名乗る」ということの意味を考えました。(Next Todayさん、すみません。この一文のためだけにトラックバックしてしまいました。)
僕はこのように考えています。
このエントリで述べている「インターネット・デビュー」とは、うまく言えませんが、ネット上の所在を作ることを指しています。ホームページを持ったり、blogを持ったり、SNSに参加したりすることです。名前はニックネームでもOKです。
掲示板でニックネームでも、そのニックネームを継続して使っていれば「インターネット・デビュー」と呼んでもいいかもしれません。
僕は「コミュニケーション」は、今自分が話しているのは"誰"なのかを特定することが大変重要なんだと考えています。
しかし、先のコメントでは
僕は逆に匿名でのやりとりを重視していて、
名前を書くのは「不純」(もっとうまい言い方があると思うのですが)だと考えています。
というお考えを聞くことができました。それはそれで意味があることかもしれませんね。
僕は
自分が「名乗る」ということは、相手を尊重したり気遣ったりすることでもあると思うのです。コミュニケーションってそのようなもののような気がするのです。
とも思っています。意見を述べる側の目線と受け取る側の目線。本当はこの二つの目線がきちんと重なり合っていることが大切のような気がするのです(今回のコメントのやり取りでは、「匿名」でもそれが可能であることを示唆していますが)。でも、
僕は掲示板で「匿名」であることが、ある種のタガを外させ、"名無しさん"同士の誹謗中傷や罵声を浴びせ合うことを生みやすい状況になっているんではないか?とも思っていますし。
ということも否めないんじゃないでしょうか?
ScheduleLayerは基本的に顔の見える、または相手は誰なのか理解している人同士のコミュニケーションツールです。
匿名でやりとりする情報も大切であったり、有効であったりするかも知れませんが、僕は「顔の見えるコミュニケーションツール」たちのさらなる普及を期待しています。