さて、今年最初の記事になるわけですが、いきなり突然、パリにいたりします。
去年書いた「シリコンバレーツアー」を受けて、今回はヨーロッパにきております。
パリ⇒アムステルダム⇒ベルリン⇒ロンドンと2週間での予定。
友人の会社のユーザーインタビューに同行しながら、例によってビジネス関連の人たちとお会いしながら、「世界観」をつかめればいいなという気持ちです。
※例によって、まだまだスケジュールが決まっていないので、上記の各国で「ぜひ会ったら面白い!」という人がいれば、みなさん教えてください。
さて、今回はまだ旅の始まりなので「終わったときにどんなことになっていそうかな?」という仮説をたてて、より意味ある時間にしたいなと思います。
そのあたり、長いけれど、昼間の時間帯だったここまでのフライトの中でつらつらと書いてみました。
日本に帰るタイミングでは、こんなことを言っていそう:
1.共通通貨・域内経済障壁の撤廃など、EUとしての仕組みが10年以上経過し、相当なじんできて、大きなポテンシャルを感じる状況になってきている。
しかも、その背景には各国別々の文化があるから、その融合が上手くいきつつあり、「これから来るんじゃない?」という感じがひしひしとある。
2.一方で、各国それぞれ全く違った表情を持っており、域内にそうしたバリエーションを持っていることが、クリエイティビティの高さにもさらにつながっている気がする。
ただし、国家間・地域間での経済環境のアンバランスのため、注意がEU圏内によっており、そういう意味ではグローバル(EUより外)への開放性や、視点というものは、日常の経験の中で小さいように感じられた。
3.そして、価値観として物質的・量的なところだけではない楽しみ方を知っていたりするので、がつがつとはしていない。
だから、ものすごいエナジーに溢れた感じまではいかないが、日々の生活の充実のところでの充足度は高い。それは、僕らでは、ちょっと測定不可能な、何か快適さのような要素。そして、いわゆるMV3.0的な価値観は、感じているんだけれども、より企業活動に限定されないところでこれが充足されている気がする。
うーん、いったいどうなることやら。
今から楽しみで仕方ありません。
▼この記事に関連するエントリー
シリコンバレー体験記