2019年04月19日

高齢者がハンドルを握ること

池袋事故 池袋の、高齢者の運転する車が起こした事故について考えました。
 写真はネットから借用しました。

 まず思うことは、もちろんこの事故に巻き込まれ、亡くなった母子の無念さです。心からご冥福をお祈りいたします。
 が、同時に80年以上の人生をここにきて台無しにし、さらに家族にも重い十字架を背負わせてしまったこの高齢者とご家族の事もとても気がかりです。

 なぜ彼がその年齢でありながら、しかも交通の利便性が比較的恵まれている東京で、ハンドルを握る必要があったのか。
 その辺の事情は分かりませんが、単純に考えても東京であってもこうした高齢者が車を運転する必要がない社会ではないのだろうか、と思います。

 ぼくが暮らす八ヶ岳南麓では、名ばかりの公共交通はありますがその利便性は極めて悪く、現在市民グループも加わって、何とか少しでも使い勝手の良い公共交通を作ろうとしています。
 その背景には口にこそ出しませんが、こうした高齢者による交通事故の抑制も含まれています。

 しかし、肝心の地元の高齢者たちは相変わらず元気に、あるいは危なっかしく軽トラを操り「まだしっかり運転できるからバスには乗らねぇ」と言い放ちます。
 「そうじゃねぇんだよ、車の運転が出きなくなって免許証を返納しなくっちゃならなくなってから、はじめてバスの乗り方が分かるのかよ?」という危機感がまるでないんです。

 元気なうちに先を見越して公共交通に頼る生活にシフトする、東京だろうが田舎だろうが、少し将来に向けた考え方の変化が必要だと思うんです。

 かく申すぼくも、車の運転は好きです。でも自分はまともに運転しているつもりでいても、実はとんでもなく危険なことをやらかしているかもしれないと、最近思うようになってきました。

 他人の振り見て我が振り直せ、とは言いますが、年をとると自分は常に正しくて悪いのは相手だ、となりがちです。

 明日は我が身と、気を引き締めてハンドルを握らなくてはならないと思わせてくれた事故ではありました。

 

Uncle jun at 21:59コメント(0) この記事をクリップ!
政治 

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