やたがらすナビは古典文学のサイトなので、年間を通してのPV(ページビュー)や利用者数には偏りがある。毎年多いのは7月と1月、少ないのは3月である。理由は高校・大学の定期考査・レポートと入試・卒論だろう。それらがすべてなくなる3月は、ちょっとびっくりするぐらい減る。まあ、入試や卒論が終われば、古典なんか見たくもないというのは仕方がない。

3月があまりにひどすぎるので、4月・5月はほんの少し上がるのが例年のパターンだが、今年はそれが甚だしい。次のグラフは今年と去年の同時期のPVを比較したものだが、今年(青)は去年(オレンジ色)に比べて、4月以降大幅に増えているのが分かる。もちろん、ページそのものが増えているので単純な比較は出来ないが、それでもここまで増えたことはない。
PV推移
アクセスされている時間帯を調べてみると、もっと顕著な違いがでている。左が去年、右が今年の4月17日〜5月16日で、横が曜日、縦が時間帯である。色が濃いほど利用者数が多い。
時間帯比較
去年は平日の下の方の色が濃い。つまり夜の利用者が多かったのだが、今年は午前9時から5時ごろまでの利用者が増えている。おそらく、遠隔授業や課題などで参照する人が増えたのだろう。去年は少なかった土曜日のアクセスも、今年は増えている。

それならさぞかしアフィリエイトで儲かってるのではないかと思われるかもしれないが、もともと年度始まりなのとコロナ禍で広告費が抑えられているらしく、クリック単価がものすごく低い。例年よりはちょっとましという程度である。

どうせアフィリエイトなんてせいぜい月数千円程度である。そんなことよりも、ほんの少しでも古典を勉強する人たちの役に立っているのなら、こんなに嬉しいことはない。
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最近、あちこちでマスクを売っているのを見るようになった。値段もだいぶお手頃になってきたが、マスク不足以前ほどには戻っていないようだ。まあ、時間の問題だろう。

驚いたことに、これがアベノマスクの恩恵だと思っている人がいる。どうやら安倍首相本人もそう思っているらしい。そんな経済感覚で大丈夫なんだろうか。

最初に言っておくと、マスクが市場にでてきたのは、生産国の中国でコロナ問題が下火になり、生産がダブついているせいである。中国関連のニュースをチェックしていればすぐに分かることだが、そうでなくてもアベノマスクのおかげでないことは、ちょっと考えれば分かる。

もし、アベノマスクのおかげでマスク価格が下がるとすれば、二度のタイミングが考えられる。

一度目はマスク配布が発表された時、つまり閣議決定があった4月7日である。このころまだ買えなかったのはご存知の通り。

もし、一部の人達が妄想しているように、マスクの大量買い占めをしていた人がいるとすれば、ここから二度目のタイミングまで徐々にマスク価格が下落していくはずだ。もちろんそんなことはなかった。そんな人はいないからである。

二度目はアベノマスクが行き渡ったときである。ご存知の通り現在でも行き渡っていない。つまり二度目の下落タイミングはまだ来ていない。それなのにマスク価格が下がっているのは、アベノマスクがマスク価格の下落に一ミリたりとも貢献していない証拠である。

というかねー、アベノマスク、僕の家にもまだ来てないんですけどー。

全然欲しくないけど、来なかったら来なかったで腹が立つ。なにしろ、もともとは僕達の税金なのだ。

【5/21追記】
官房長官までこんなこと言ってる。
アベノマスクのおかげで「価格が低下」 菅氏、効果強調:朝日新聞DIGITAL
菅氏は会見で、「布マスクの配布などにより需要が抑制された結果、店頭の品薄状況が徐々に改善をされて、また上昇してきたマスク価格にも反転の兆しがみられる」と説明。一方、記者から根拠を問われると、「東京などに届き始めてから、店頭でマスクが売られはじめたんじゃないんでしょうか。非常に効果があると思う」と述べた。

本気で言ってるならマジでヤバいと思うし、そうじゃないならこんなんで言いくるめようとするとは国民舐めすぎだろう。
いずれにしても、今後経済政策には期待しないほうがいいと思う。
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現在、電子テキストを作成している『古今著聞集』が巻10まで完了した。

宮内庁書陵部本『古今著聞集』:やたナビTEXT


『古今著聞集』は全部で10巻だから、だいたい半分が終わったことになる。TOPページには2015年1月に初めたことになっているが、ほんのちょっとやって諸般の事情により中断していたので、実質今年の1月に初めて約四ヶ月半で半分までできた。当初は年内に終わらないだろうと思っていたが、コロナ騒動のおかげで年内に最後までできる可能性が出てきた。

さて、半分まで終わった感想だが、予想したよりも難しかった。

宮内庁書陵部本は、それほど読みにくい字ではないのだが、文字に紛らわしいものが多い。同じ書陵部本を底本にする日本古典文学大系の凡例にも
底本の書写には、筆者の筆癖があり、「る・り・か」「と・に」「も・り」等の如く、そのいずれとも読みとれる曖昧な字体が少なくない。この種の場合には、同系統の学本・九本等の読み方を参照して決定したところがある。また前後の文脈によって。筆者の意図を汲んで翻字したものもある。

とある。漢字も含めれば「曖昧な字体」はもっと増える。

紛らわしい文字というのは、どんな写本にも多かれ少なかれあるものだが、これはそれが甚だしい。しかも、「る・り・か」「と・に」「も・り」などは動詞の活用語尾や、助詞などに頻繁に使われて、意味が大きく変わるものだからたちが悪い。

それに加えて、誤写が多い。『とはずがたり』も誤写が多かったが、あれは分かりにくい言葉が多いから仕方がない。こちらは、衍字などケアレスミスみたいなのが多い。誤写と「曖昧な字体」の合わせ技で、読んでいてわけがわからなくなってしまう。僕が見たところ筆写者は何人かいるようだが、不思議なことに、いずれも共通してこの傾向がある。

写本を読む以上に難しいのがテクニカルターム(専門用語)である。『古今著聞集』は部立てがある。当然、その部立てごとにテクニカルタームが出てくるのだが、「神祇」・「釈教」このへんはまあいい。「文学」・「和歌」・「能書」もまず問題ない。だが、「管絃歌舞」・「弓箭」・「馬芸」・「相撲強力」となってくるとマニアックすぎて、注釈読んでも調べてもよく分からん。脳内で風景を想像して読んでいるが、たぶん大間違が多いだろう。

とまあそんな感じで、まだまだ続けていくので、これからもよろしくお願いします。『古今著聞集』は後半のほうが面白いはず。
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先日、PCで動画を見ていたら、急にコマ落ちが激しくなった。とりあえずブラウザを終了したが、終了に時間がかかる。こういう場合は何らかの理由でCPUの使用率が上がっていることが多いが、確認してみると5%ぐらい。CPUの温度を計測してみたら、何と100度まで上がっていた(普通は40度ぐらい)。CPUファンの動きがおかしいことも分かった。

このままでは火を吹くかもしれないと思って、あわててPCをシャットダウンした。しかし、それは昔の話で、今はちゃんと保護回路が入っていから大丈夫。気を取り直して、再起動するとすぐに70度ぐらいに上がってしまった。ケースの後ろから中を見ると・・・。

ピクピク動いているだけ。うん、これじゃ冷えないね・・・。

というわけで、このままでは使えないので、あわててamazonでCPUクーラーを発注することにした。問題は何にするかである。

たいしたCPUではないしCPU使用率100%になるような用途ではないので、大仰なのはいらない。足元に置いてあるから静音でなくてもいい。ようするに、一番安いので良いのだが、やたらとブンブン回るのはいやだ。回転数制御はほしい。欲を言えば、マザーボードをケースから外さなくても取り付けられるものがいい。

ずいぶんムシの良い話だが、上記の条件をすべて満たす、ちょうどいいのがあった。SCYTHE(サイズ)のMONOCHROME VALUEである。お値段なんと889円。amazonは普通2000円未満だと送料がかかるが、なぜか無料。ありがたや。

SCYTHEといえば、このPCの電源もSCYTHEで、もう10年ぐらいもっている。僕としてはなんとなく安心感がある。

外見はこんな感じ。
SCYTHE_MONOCHROMEVALUE
形はリテールクーラー(CPUにオマケで付いてくるやつ)によく似ている。直径はほとんど同じだが、高さはMONOCHROME VALUEの方がある。たぶんこっちの方が冷えるだろう。新品だし。
リテールクーラーとの比較
インテルCPU用クーラーの固定には、マザーボードの裏から金具をあてて挟むタイプと、マザーボードの穴にピンを刺すだけのタイプがある。これはピンタイプなので、マザーボードをケースから外さなくてもはめられる。
裏から見たところ
しかも、安いのにグリスまで付いている。先日掃除したときのが残っているので、これは使わなかったけど。
グリス
写真には撮らなかったが、詳細な説明書まで付いている。初心者でも安心。まさにいたれりつくせり。

さて、無事装着完了!・・・なのだが、喜びで写真を撮るのを忘れてしまった。結果は良好。CPU温度も以前よりも若干下がっているようだ。

それにしても、3月の始めに分解掃除して以来、SSDが壊れスピーカーが壊れ、と故障続きである。いろいろ古いからしょうがないけど、もうこれで最後にしていただきたい。
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例年なら、年度の始まりで忙しいはずだけど、ご存知の通り学校は始まっていない。毎日が日曜日状態だから、気がついたら月末になっていた。連休明けに始まる予定だが、どうも六月一杯ムリそうな感じである。

原油がマイナスになった(原油はマイナス、やたナビは4000ページ参照)のにも驚いたが、今月一番驚いたのは我が国政府のポンコツぶりである。正直ここまでとは思わなかった。給付金・アベノマスク・緊急事態宣言、そして全然伸びないPCR検査の件数、どれをとってもバタバタしていてうまくいっていない。

これらに政治的な意図をみるのは間違っていると思う。それにしてはバタバタしすぎているからだ。たぶん無能なだけだろう。

アベノマスク一つとっても、たぶん誰かが安倍首相に知恵をつけ、首相がGOサインを出したのだろう。時代遅れのガーゼマスクを送られても、なんの安心感にも繋がらないし、ましてや(一部の人はそう思っているようだが)マスク価格の下落には繋がらないのは分かりきったことだ。

アベノマスクなんて税金の無駄遣い以外のなにものでもないが、それすらもちゃんと出来ていない。なにしろ、せっかくクサしてやろうと手ぐすね引いて待っているのに、僕の家にはまだ着いていないのである。

こんなものにGOサインを出した安倍首相が無能なのは言うまでもないが、このアイディアを出した人間はそれ以上に無能だ。そしてその人間はおそらく優秀なハズの日本の官僚である。安倍首相はいずれ首相の座を降りるだろうが、官僚をクビにはできない。だれが首相をやっても政府はポンコツのままということになる。

緊急事態宣言は来月まで延長される見込みである。来月後半からだんだん経済的な問題が目立ってくるはずだ。たぶん、今まで以上にポンコツぶりを発揮してくれることだろう。僕達はそれを覚悟しなければならない。
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WTI原油先物が一夜にして暴落してマイナスになった。一時は-40$まで下がったという。先物価格だからマイナスになってもおかしくはないが、ちょっと前まで1バレル60ドルとか言っていたんだから、こんなご時世、何が起こるか分からないものだ。
WTI
これにびっくりしていたら、やたがらすナビが4000ページ(ブログ・データベース除く)になっていた。
4000
3000ページが2018年2月23日(やたがらすナビ3000ページ達成参照)なので、2年ちょっとで1000ページ増えたことになる。

最近はコロナウイルスのせいで、仕事がない、外出できない、気候がいいの三拍子そろっているから、どんどん進んでしまう。

あんまりうれしいことじゃないけどね。
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ビッグイシューという雑誌をご存知だろうか。簡潔に説明するのが難しいので、Wikipediaの説明を引用する。

ビッグイシュー:Wikipedia
ビッグイシュー(英語: The Big Issue)は、ホームレスの社会復帰に貢献することを目指すとする企業であり、またイギリスを発祥に、日本を含む世界各地で販売されるストリート新聞のことである。
都市に住んでいる人であれば、駅前にオッサン(おばさんもいるはずだが、見たことがない)が立っていて、この雑誌を高く掲げて売っているのを見たことがあるかもしれない。あれは、販売員自身が本部から雑誌を仕入れてきて、売上ぶんが収入となるというれっきとした商売である。
ビッグイシュー日本とは:ビッグイシュー日本
定価450円の雑誌『ビッグイシュー日本版』をホームレスである販売者が路上で売り、230円が彼らの収入になります。最初の10冊は無料で提供し、その売り上げ(4,500円)を元手に、以降は1冊220円で仕入れていただく仕組みです。
雑誌の内容は、公式サイトを見てほしい。

ビッグイシュー日本

Wikipediaには「ストリート新聞」と書いてあるが、インタビュー記事やエッセイ・コラムなどで構成される雑誌である。見た感じは飛行機だの新幹線だのにある無料の雑誌にちょっと似ている。

以前から販売員を見つけたら買うようにしていた。台北でも買ったことがある。なにしろ売っているのがホームレスだから道を聞くと詳しく教えてくれるし、記念にもなる。以前はほぼ毎号買っていたが、実は最近あまり買っていない。というのは、一昨年前から、販売員がいた駅を最寄りとする学校の仕事がなくなってしまったからである。

さて、そんな中、このコロナ騒ぎである。ただでさえ売れているようには見えないのに、道行く人が減ったら相当売上は落ちるだろう。それどころか、販売そのものが難しくなるかもしれない。

何か協力できないかと思っていたら、特別に4月10日から6月30日まで3ヶ月ぶんを通信販売するというのを知った。その収入を販売員に分けるらしい。

販売者応援!「コロナ緊急3ヵ月通信販売」のお願い:BIG ISSUE日本

早速購読を申し込んだ。申込方法は簡単。フォームに送り先など必要事項を入力して、クレジットカード・郵便振替で支払でばよい。

なにしろ少なくとも連休明けまで学校は休み。読む時間はいくらでもある。まだ来ていないが来るのが楽しみだ。
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やっとというか、もうというか、『古今著聞集』管絃歌舞第七が終わった。

僕はどうにも音楽が苦手だ。もちろん音楽自体が嫌いなわけじゃないが、演奏するとか歌うとか、およそダメ。まして雅楽となると、さっぱり分からない。

ところが、なにしろ「管絃歌舞」だから、そんな説話ばかりである。まともな筋立てのある説話だったらまだいいが、何年何月何日に行われた会で、笛は誰、篳篥は誰、笙は誰、曲目は・・・なんていう演奏会のパンフレットみたいなのが多い。これがつまらないくせに、いちいち人名だの曲名だのを確認しなければならないから面倒くさい。

しかし、おかげさまで多少は知識が増えた。この記事のタイトル、「笙は吹いても吸っても音が出る」というのも、『古今著聞集』を読んだから分かったことである。もしかしたら僕が知らないだけで常識かもしれないけど。

『古今著聞集』管絃歌舞第七 246:やたナビTEXT

宮中に笙を吹く人がいないため、源兼俊は昇殿のテストとして天皇の前で吹くことになった。天皇から蚶気絵(きさきゑ)という笙の名器を賜り、いざ吹いてみると・・・。
用心なくして吹き出だしけるほどに、管中に平蛛(ひらぐも)のありけるが、喉に飲み入れられにけり。むせては吐(つ)きまどひけるほどに、主上・群臣も笑ひ給ひて、腸(はらわた)を断ちけり。
なにしろ国宝級の名品なのでしばらく使わなかったのだろう。中に小さな蜘蛛が住んでいた。そいつを飲み込んでしまい、むせ返って続行不可、一同大爆笑・・・というわけだが、「吹き出だしけるほどに」なのに蜘蛛が飛び出てくるのはなぜか。

調べてみると、笙は金属リードの楽器で、吹いても吸っても音が出るらしい。言われてみればハーモニカやパイプオルガンに音が似ている。長々と音が鳴り響いているように聞こえるのは、吹いても吸っても音が出るので、息継ぎの必要がないからだという。

つまり、兼俊は勇んで吹き始めたものの、吸ってみたら思いっきり蜘蛛を吸い込んでしまったというわけだ。この説話、「管絃はよくよく用心あるべきことなり。」で始まっているが、テストというだけでも緊張するのに、天皇から賜った名器を吹くとなれば、用心がおろそかになるのもむべなるかな。気の毒な兼俊は、この一件で不合格になり、昇殿は許されなかったという。

それにしてもYoutubeはありがたい。実際の演奏や舞をすぐに動画で見ることができる。昔と今では違っているかもしれないが、見られるのと見られないのでは大きな違いである。

さて、次は「能書第八」、つまり書道である。得意な分野なので、ひと安心。でも短いんだな、これが。
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今日、ついに緊急事態宣言が発令された。数日前から予告されていたし、学校はすでにゴールデンウィークまで休校と決まっていたので、発令されようがされまいが、僕にとってそれほど変化はない。とはいえ、実際に発令されたとあれば、気分はだいぶ違ってくる。

先日国会中継を見ていたら、安倍首相がヘンなマスクを着けていた。他の議員や官僚は普通の不織布製使い捨てマスクだったから、これはきっと官僚による陰険なイジメだろうと思っていた。ところがなんとそのマスクを一世帯に二枚配布するという。ありがたすぎて涙が出てくる。いらないけど。

その後、掃除をしていたら、棚の奥から未使用のガーゼ製マスクが出てきた。ちゃんとパッケージに入っている新品で、ロート製薬のアルガードブランドだから、そこまで古くはない。せいぜい20年ぐらい(十分古いか)前のものだと思う。かすかな記憶をたどってみると、これは花粉症になった僕に母がくれたものだ。そのころすでに不織布のマスクが一般的になっていたので、僕はこのガーゼマスクを使わなかったのだ。

で、着けてみた。ガーゼ製のマスクなんて、たぶん30年ぶりぐらいだろう。
アベノマスク
着けてみると、やたらとガーゼの匂いがする割に、上下・左右・正面から空気が抜ける。だから息苦しさはないし、メガネが曇ることもない。かけ心地は最高にいいのだが、鼻から下を包み込む不織布製マスクに慣れてしまった今、こんなんで本当に大丈夫なのかと不安になる。耳にかけるゴムも細くて心もとない。

Twitterなんかでは「給食マスク」などと言われていたが、僕のマスクは小学生のころ給食係がかけていたのとはひと味違う。超高性能エレクトレットフィルターなるものが入っていて、ウィルス飛沫を99.9%カットするのだ。
エレクトレットフィルター
超高性能エレクトレットフィルターとはなんとも景気がいいが、どうかけても隙間ができるから不安感はぬぐえない。たぶん、本物のアベノマスクには超高性能エレクトレットフィルターなんぞは搭載されていないだろうから、うちに来ても絶対にかけないだろう。

もう一つ、アベノマスクといえば、僕はこれを思い出す。これこそ正真正銘アベノマスク。
アベノマスク2
これは2011年の4月に台湾の九份で撮ったもの。変人の芸術家がお面美術館みたいなのをやっていて、そこにあった(台北から電車に乗って基隆に着いた〜:2011年04月02日参照)。

孫文と周杰倫に挟まれるという破格の待遇だが、当時すでに第一次安倍内閣は終わっていて(2007年8月27日に終了)、福田・麻生・鳩山と続き菅内閣の時代だった。つまり、とっくに過去の人になっていたのだ。

「このオッサン、やっちまったなぁ〜。片付ければいいのに」と思っていたのだが、まさかその後歴代最長政権になるとは思わなかった。あのオッサン只者じゃないな。
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新型コロナウィルスのせいで、3月入るやいなや学校が終わってしまい、外出することもできないから(ほぼ)毎日ヒマである。おかげで、古今著聞集の電子テキスト作成やら、昔撮った写真のデジタル化やら、部屋の掃除やらいろいろ捗っている。このブログもいつにもまして記事が多い。

しかし、読み返してみると、パソコンを掃除しただの、壊れただの、修理しただの、スピーカーを買い替えただの、3月の終わりに雪が降っただの、一番大事な新型コロナウィルスのことが一つもない。テレビではコロナ一色だから触れたくなかったのだ。

今年の3月は、びっくりしたことの連続だった。学校の方は、新型コロナウィルス対策で始業時間を遅らせるという話が出た次の日に、例の安倍首相の休校要請がでて休みになった。世界中の株価はリーマンショック以上のスピードで下落していって、コロナとは無関係に原油価格(現在1バレル21.16ドル)まで暴落した。そして、オリンピックが一年延期になった。

2月までは対岸の火事みたいだったアメリカ・ヨーロッパも日増しに感染者・死亡者が増え、とくにイタリアでは、中国を追い越してしまった。今は世界中で絶賛ロックダウン中である。その間、チャールズ皇太子・ボリス・ジョンソン英首相・プロ野球選手など有名人の感染が伝えられ、そして昨日ついに、志村けん氏がコロナウィルスによる肺炎で亡くなった。

記憶にある限りざっと書いてみたが、それにしても、予想だにしなかったことが起こる。逆に予想通りだったのが、本邦の政治家のポンコツぶりである。

会見したとおもったら内容がナイヨーで、まともに記者の質問に答えない安倍首相。経済対策と称して和牛券だのお魚券だの、ここぞとばかりに利益誘導するピンボケ議員。夜、30分も遅れて緊急会見を開いたと思ったら、やっぱり内容がナイヨーの小池都知事。

それにもまして、政府の言うことが信用できないのが問題である。森友・加計・桜を見る会、それぞれで、今の政府の隠蔽体質が暴露されてしまった。コロナでも何か隠しているんじゃないかと思うのは当然である。

内容がナイヨーな上に、信用できない。これほど不安なことはない。人間にとって、良いことでも悪いことでも、見通しが立たないことが一番怖いのである。
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