2006年01月

出光美術館歌仙の饗宴を見に行った。

展示品は佐竹本三十六歌仙絵(柿本人麿、斎宮女御、小大君、など8本)、時代不同歌合絵、屏風、古筆切などである。

人麿影供に使われた、人麿像の比較がなかなか面白かった。

古筆も手鑑『見努世友』を始め高野切1種3種、関戸本古今集切など、昨年の五島美術館やまとうた一千年のボリュームにはかなわないものの、なかなか見ごたえがあった。

図録はフルカラー。なるべく縮小しない方針らしく、紙面をいっぱいに使い、ものによっては見開きになっており、古筆切や歌仙絵の魅力を十分にひきだしている。

さて、あとは国立東京博物館の書の至宝−日本と中国だ。こちらは相当気合を入れていかないといけないなぁ。
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携帯電話で買い物ができるのがおサイフケータイである。

この名前、最初に聞いたときから、言葉として違和感を感じていた。その時はどこが変なのか分からなかったが、今、わかった。

お財布は携帯してあたりまえだ!!

ところで、このおサイフケータイ、巾着切り(ポケットなんかをナイフで切るスリ)にあっても大丈夫なのかと思ったら、遠隔操作で使用不能にできるという。もっともチャージしていたお金が返ってくるのかどうかは上のサイトには書いていなかったから分からない。返ってこないとしたら、おサイフケータイの残高はDocomoの儲けになっちゃうんだろうか。

お金はともかく、それ以外の情報は盗まれないのだから、これなら安心・・・と思ったけど、ポケットの上からお金を盗む方法もあるらしい。

なんと!巾着切らなくても巾着の中のお金を盗めますか!スリ業界のIT革命である。

どっちにしても、小銭を持ち歩かないわけにはいかないだろうし、こんなのいらないな。
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いやー驚いた。

「小泉改革が保守すべきは、権利より義務を果たす伝統的な生き方だ。しつけや学校教育をしっかりするために教育基本法改正に取り組むなどしないと、ホリエモン(堀江氏)のような問題が次々に起きる」

自民党伊吹文明・元労相によると教育基本法を改訂するとライブドアのような問題がなくなるんだそうだ。

教育基本法とは、その名の通り教育に関する(学校教育だけではない)きわめて基本的なことが書かれた法律だ。わずか1500字あまりなので是非読んでほしい。

この法律は前文つきの異例の法律で、憲法に準ずるものとされている。読めば分かるが、きわめて抽象的な法律で、具体的なことは別の法律(例えば学校教育法など)で書かれているのである。
だから、はっきり言って当たり前のことしか書いていない。

伊吹文明氏のいうように学校で「権利より義務を果たす伝統的な生き方」を指導したいなら、他の法律を変えればいいことだ。第一教育基本法は学校教育だけを定めた法律ではない。伊吹氏はこの法律を読んだことがないに違いない。

般若経のエッセンスである般若心経が短いように、こういう抽象的な法律は短いほうがいいのである。これを改訂しようとする向きには、何か黒いものを感じざるを得ないのである。
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書籍ぐらいネット通販に向いた商品はない。

同じ本なら、どこで買っても値段が変わらないから、電車に乗って隣町の本屋まで、あるかどうか分からない本を探しにいくよりは、ネットで買った方が時間もコストもかからないからである。それに書籍はもともと目録販売があったから、ネットでの購入は他の商品と比べて敷居が低く、通販ぎらいの僕もときどき使っている。

だが、それは買いたい本が決まっている場合である。実際には中身を見てから買いたい本というのがほとんどなので、僕の場合ネットで買うよりも、本屋で買う方がはるかに多い。

そんなニーズを補完するのが書籍のネット販売大手Amazonが始めた、なか見!検索である。

「なか見検索!」とは書籍の全文検索である。詳しい説明はここ

この検索は誰でも使えるのだが、以前にAmazonで購入したことがある人ならば、本の中身の画像も見られる。検索語が出てくる本文だけではなく、表紙、目次、奥付も見られるので、これだけで十分内容が分かるだろう。

残念ながら見られる本はまだ多くはないが(著作権の関係で協力する出版社と著者に限られる)、どう考えても中身が見られる方が売れると思うので、いずれは多くの本の中身が見られるようになるのではないかと思う。
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今日の新聞トップ記事は、このブログでも使っているライブドアでおなじみホリエモンだった。何でも、「風説の流布」とやらで家宅捜索、結果ライブドアの株価はストップ安だそうで。

さすがはホリエモンだ。下がったのはライブドアだけではなく、日経平均も道ずれに2.84%下げた。でも、それだけじゃおさまらないのがホリエモン、韓国総合指数も2.26%安、香港ハンセン指数も1.27%安。なんだかよくわかんないけど、ついにアジアのホリエモンになった(のか?)。

ところで、株に疎い僕にはよく分からないので、知っている人がいたら説明してほしいことがある。

ホリエモンは「風説の流布」で関連会社の株価を引き上げたわけだよね。それが法律に反しているから悪いってのは分かるけど、その関連会社の株価が上がって損した人ってどのぐらいいるのだろうか。

もちろん、法を犯した可能性があれば捜査を受けるのは当然なんだけど、損をした人がいないなら、なぜこんなに騒ぐのか、なぜ外国の株価にまで影響を与えてしまうのかが分からないのだ。

誰か知っている人がいたら教えてください。

・・・っていうか、このブログ自体大丈夫なんだろうか・・・。
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やたがらすナビのカウンターが1月12日に20000を突破した。
そもそもこのブログ自体、去年の五月に10000突破を記念して始めたものである。10000まで一年以上かかったので、利用してくれる人もかなり増えたようでとても嬉しい。

嬉しいと書いておいてナンだが、実はカウンターぐらいいいかげんなものはない。

たとえば、やたがらすナビのカウンターは一日に同じIPアドレスの人が何度みても1しか上がらないようになっているが、トップページを見るたびに1上がるものもある(むしろそっちの方が多い)。

ブラウザで再読み込みしてみて、カウンタが見るたびに1上がればこのタイプである。この方法だと、別のページを見て、トップに戻るたびに上がっていくことになるので、実際の数倍の数になる。

中にはあきらかに読み込むたびに2以上上がっているものもある。どことは言わないが、かつて何億ものアクセスがあったというサイトなど、もう長い事更新されていないのに、いまだに再読み込みするたびに3、4と上がっていく。

もっと昔(といってもせいぜい10年前)は、リクエスト数をヒット数としてカウントしていた時代もあった。リクエスト数とは、閲覧者がページを見た数のことで、そこには画像の数も含まれる。たとえば、一つのページに3枚画像があれば、テキスト×1+画像×3で一挙に4になる。実際には見えないような小さな画像も1つにカウントされるから、たいへんな数になる。

だから、僕はカウンターの数が他とくらべてどうこうということは気にしないようにしている。
気にしないとはいえ・・・管理人としてはやっぱり嬉しいものである。

これからもよろしくおねがいします。
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今年もよろしくお願いします。
なんだか無駄に忙しいので、こんなところで。
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