@nifty「ワープロ・パソコン通信」サービスの終了について
ついに今日で、@niftyによるパソコン通信サービスが完全に終わる(といっても知ったのは昨日のこと)。
@niftyは今でこそ大手プロバイダの一つに過ぎないが、かつてはNiftyserveといい、PC-VAN(今のビッグローブ)と並んでパソコン通信の二代巨頭だった。
最盛期には、(たしか)毎日新聞の記事に記者の名前とともにNiftyのIDが書かれるほどだった。かくいう僕もGHB05236というIDを持っていた。クレジットカードを作ったのもNiftyserveのアカウントが欲しかったからだったし、初めてインターネット(WWW)に接続したのもNiftyからだった。
パソコン通信とは、分かりやすく言えば今のミッシク、もといmixi(SNS)みたいなものである。メール、フォーラム、掲示板、チャットなどの機能があったから、今のSNSにあるものはすべてあった。フリーウェアやシェアウエアのDLや、国会図書館のカードの検索(有料)まであったから、今から考えればmixiよりもはるかに高機能である。基本的に会員にしか見られないのも同じ。ただし、金さえ払えば入会できる。
メールは初期には会員同士でしか使えなかったが、後にインターネットを通じてどこにでも送ることができるようになった。そんなの今から考えれば当たり前のことだけど、当時は画期的だった(のだが、バリバリ文系の僕には相手がいなかった)。
ついでにいうと、そのころ、パソコン通信界には草の根ネットというものがあり、これは大手のNiftyなどに対して、個人的にやっているパソコン通信で、電話番号が分からないとつなぐことができない。まさに、招待状がないと入会できないSNSと同じである。
Niftyを退会したのはNiftyが原因だった。Niftyが実験的にインターネット(WWW)への接続サービスを始めたのである。最初、僕はniftyを通じてインターネットに接続していた。が、次第にサイトが増えていくにつれて、インターネットの利用時間の方が多くなっていき、より接続料金の安いプロバイダに乗り換えたのだ。
もし、Niftyがなければ、僕は今でもインターネットは使っていなかったかもしれない。そんな僕にとって、そしてパソコン通信時代からの人にとって、@niftyがパソコン通信をやめてしまうのは一つの時代の終わり感じさせるものなのである。
ついに今日で、@niftyによるパソコン通信サービスが完全に終わる(といっても知ったのは昨日のこと)。
@niftyは今でこそ大手プロバイダの一つに過ぎないが、かつてはNiftyserveといい、PC-VAN(今のビッグローブ)と並んでパソコン通信の二代巨頭だった。
最盛期には、(たしか)毎日新聞の記事に記者の名前とともにNiftyのIDが書かれるほどだった。かくいう僕もGHB05236というIDを持っていた。クレジットカードを作ったのもNiftyserveのアカウントが欲しかったからだったし、初めてインターネット(WWW)に接続したのもNiftyからだった。
パソコン通信とは、分かりやすく言えば今のミッシク、もといmixi(SNS)みたいなものである。メール、フォーラム、掲示板、チャットなどの機能があったから、今のSNSにあるものはすべてあった。フリーウェアやシェアウエアのDLや、国会図書館のカードの検索(有料)まであったから、今から考えればmixiよりもはるかに高機能である。基本的に会員にしか見られないのも同じ。ただし、金さえ払えば入会できる。
メールは初期には会員同士でしか使えなかったが、後にインターネットを通じてどこにでも送ることができるようになった。そんなの今から考えれば当たり前のことだけど、当時は画期的だった(のだが、バリバリ文系の僕には相手がいなかった)。
ついでにいうと、そのころ、パソコン通信界には草の根ネットというものがあり、これは大手のNiftyなどに対して、個人的にやっているパソコン通信で、電話番号が分からないとつなぐことができない。まさに、招待状がないと入会できないSNSと同じである。
Niftyを退会したのはNiftyが原因だった。Niftyが実験的にインターネット(WWW)への接続サービスを始めたのである。最初、僕はniftyを通じてインターネットに接続していた。が、次第にサイトが増えていくにつれて、インターネットの利用時間の方が多くなっていき、より接続料金の安いプロバイダに乗り換えたのだ。
もし、Niftyがなければ、僕は今でもインターネットは使っていなかったかもしれない。そんな僕にとって、そしてパソコン通信時代からの人にとって、@niftyがパソコン通信をやめてしまうのは一つの時代の終わり感じさせるものなのである。