生まれて初めて、胃の検診をした。バリウムを飲んでやるアレである。40歳前なので、本当はやらなくてもよかったのだが、副校長がやれと強く言うので、しぶしぶ受けることにした。
まず、検査室に入ると、身に着けているものをはずして、検査着を着るように指示される。検査着ってのは、不織布でできた、マヌケなワンピースである。使い捨てなので、最後は返すのだが、記念にもらってきた。

しばらくして、いよいよ検査である。最初に顆粒の薬剤と、小さなコップに入った液体を渡される。太田胃散を100倍まずくしたような薬で、ゲップがしたくなるがガマンしろといわれる。
次に検査室に入って、ウワサのバリウムを飲む。さっきの強化太田胃散のせいで、胸がいっぱいだが、かなりの量を飲まなければならない。
「一気に飲んじゃってくださいねー。味わってもおいしいものじゃないですからねー。」なんて、窓越しにいわれるが、もうこれ以上入りません状態なので、一気になんて飲めない。バリウムそのものは、思ったほどにまずくなかった。
そして、例のぐるぐる動く検査台(というのか?)に乗る。これが予想以上にきつかった。一歩間違えれば、口からバリウムをケロケロっとやりそうな状態なのに、ぐるぐる回され、逆立ち状態にされる。
ベルトかなんかで固定されるのかと思っていたら、手すりみたいなのを握るだけである。逆立ちの時に手を離したら、頭から落ちてしまうだろう。こんなに体力のいるものだとは思わなかった。
窓の向こうからの注文も多い。何度も寝返りをうてといわれる。それも右回りに三回、左回りに三回とかである。寝返りというのは、好き好んでするもので、人にいわれてするのがこんなに苦痛だとは思わなかった。
ほうほうの体ででてくると、最後に下剤を渡される。たいした時間じゃなかったけど、一時間にも二時間にも感じた。
まず、検査室に入ると、身に着けているものをはずして、検査着を着るように指示される。検査着ってのは、不織布でできた、マヌケなワンピースである。使い捨てなので、最後は返すのだが、記念にもらってきた。
しばらくして、いよいよ検査である。最初に顆粒の薬剤と、小さなコップに入った液体を渡される。太田胃散を100倍まずくしたような薬で、ゲップがしたくなるがガマンしろといわれる。
次に検査室に入って、ウワサのバリウムを飲む。さっきの強化太田胃散のせいで、胸がいっぱいだが、かなりの量を飲まなければならない。
「一気に飲んじゃってくださいねー。味わってもおいしいものじゃないですからねー。」なんて、窓越しにいわれるが、もうこれ以上入りません状態なので、一気になんて飲めない。バリウムそのものは、思ったほどにまずくなかった。
そして、例のぐるぐる動く検査台(というのか?)に乗る。これが予想以上にきつかった。一歩間違えれば、口からバリウムをケロケロっとやりそうな状態なのに、ぐるぐる回され、逆立ち状態にされる。
ベルトかなんかで固定されるのかと思っていたら、手すりみたいなのを握るだけである。逆立ちの時に手を離したら、頭から落ちてしまうだろう。こんなに体力のいるものだとは思わなかった。
窓の向こうからの注文も多い。何度も寝返りをうてといわれる。それも右回りに三回、左回りに三回とかである。寝返りというのは、好き好んでするもので、人にいわれてするのがこんなに苦痛だとは思わなかった。
ほうほうの体ででてくると、最後に下剤を渡される。たいした時間じゃなかったけど、一時間にも二時間にも感じた。