2013年05月

5月29日のエントリ(食うように薬を飲んでいる)で、溶連菌なるヤバげな(保育園児がかかる)菌にやられて高熱が出た話を書いたが、実は5月の連休にも熱を出した。このときも今回と同じような症状で、ヨメにもうつしてしまった。

普段、風邪ひいたぐらいでは病院に行かない僕が珍しく行ったのは、連休と同じような症状が続けて出たからである。今月は病気月間だった。

昔は病院で薬をもらうと「はいトンプク出しときますね〜」とか言って、窓口で薬をもらって終了だった。薬が何に効くかぐらいは教えてくれたが、正体は分からなかった。

だから、子供のころ僕は「トンプク」という妙な名前の薬だと思っていた。実は「トンプク(頓服)」とは「決められた時間ではなく、症状が出たときに飲む薬」という一般名詞である。そういう薬なら、熱冷ましだろうが、咳止めだろうが、下痢止めだろうが、全部トンプクである。薬自体の効能については何の説明にもなっていない。

このように、昔は正体のわからない薬を、医者に出されるがままに飲んでいたのだが、今は医者で処方箋をもらい、薬局で薬を買うようになった。少々面倒にはなったが、薬局ではそれぞれの薬の説明も細かくしてくれるし、質問にも答えてくれるので、正体不明の薬を飲むということはなくなった。

最近の薬局では、飲んでいる薬の商品名や効能などがプリントしてある紙をくれる。それをネットで調べれば、たいがいの薬がどんな薬か分かる。これが調べてみるとなかなかおもしろい。

今回、食うように飲んだ薬はこれ。
薬


ピンク色の六角形のものが、ジェニナック錠でいわゆる抗生物質。最初はサワシリンというのを飲んでいたのだが、効かなかったのでこれに変わった。より強力なものだそうだ。

その右下の白い二錠がフスコデ配合錠で、いわゆる咳止めである。

ジェニナックの左下の楕円形のはメチスタ錠。痰を出しやすくする薬。

メチスタ錠の下にある、白い方がレパミド錠で分かりやすく言うと胃薬で、薬を飲んだときに胃のダメージを軽減するもの。

その右のピンク色のがカンファタニン錠で、頭痛薬で有名なロキソニンのジェネリック医薬品。炎症を抑え、熱を下げるらしい。便利な薬だ。

一番下のカプセルがリカバリンカプセルで、腫れや痛みをやわらげ、出血を押さえる薬。このリカバリン、正体はトラネキサム酸で、しみそばかすにも効果があるらしい。世のご婦人方は、これと同じ薬を買うのに相当なお金を出すのだとか。

というわけで、オレ、お肌きれいになっちゃうよ〜。
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先週の金曜日、39度の熱が出た。尋常でなく喉が痛く、だるい。食欲は当然ない。次の日、病院に行ったら溶連菌なるものにやられているという。何だか怖い名前だ、溶連菌。

病院から帰ってきて、申し訳程度の食事をし、病院で処方された薬を飲んだ。全部で6種類。薬のせいかどうか分からないが、夕方、腹が痛くなったのでトイレに行ったが出ない。腹は相変わらずキリキリ痛む。

ガンバル、出ない・・・。これを三回ぐらい繰り返して、「仕方がない仕切り直しだ」と思い、立ち上がってズボンを穿こうとしたら、ふっと力が抜けて目の前に白い幕が下りた。

次の瞬間、気が付くと、僕は便座に座って全身びしょ濡れになっていた。ズボンは下したままで、それもずぶ濡れになっている。僕はパニックになった。

何が起こったのか分からないが、これは全身から何か液体が噴き出ているようだ。このまま干からびて死ぬに違いない。死ぬのは嫌だ。怖い。

「ヒー」とか、ナサケナイ声を出して回りを見渡すと、トイレのタンクに繋がるパイプが破損して水が出ている。一瞬意識をなくしたときにどこかぶつかったらしい。「ああ、オレの体から出た水じゃなかったんだ・・・」と少しは安心したが、今度は水をどうにかしなければならない。

しかし、どうにも腹痛はおさまらず、どうしたらいいか考えもつかない。そうこうするうちにも水は出る。床はかなり水浸しになっている。そのうち下の階にも漏れるだろう。

僕のナサケナイ声を聞いて、ヨメが来た。あとはヨメに任せて、僕は尻を出したまま、トイレから退場した。結婚していてよかった。

現在、症状はかなり収まったが、まだ食うように薬を飲んでいる。
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橋下さんの頭の悪い発言が波紋を呼んでいる。

「もっと風俗活用を」と橋下氏 凍り付く沖縄の米軍司令官:MSN産経
日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長は13日夕、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)を視察し同飛行場の司令官と面会した際に「もっと日本の風俗業を活用してほしい」と促していたことを明らかにした。「風俗業を活用してもらわないと、海兵隊の猛者の性的なエネルギーをコントロールできない」と伝えたというが、司令官は「米軍では禁止されている」などと取り合わなかったという。


その後、釈明をしたが、自分の言ったことのトンチキさかげんに気が付いているようには思えない。
橋下氏「国際感覚が乏しかったかもしれない」:YOMIURI ONLINE
日本維新の会の橋下共同代表は16日午前のフジテレビの番組で、在日米軍に風俗業の活用を働きかけた自らの発言について、「表現の拙さがあった。アメリカで風俗というと売買春を思い浮かべる。国際感覚が乏しかったかもしれない。非常に反省すべきところだ」と釈明した。
 また、「僕が言いたかったことは、米兵の性的犯罪を建前論ではなくしっかりコントロールしてほしいということ」とも語った。

橋下氏の発言がなぜダメなのか。国際感覚は関係ない。もし米軍の司令官が橋下氏クラスのアホだったらどうなるか、シミュレーションしてみるとすぐに分かる。

まず、橋下氏の「もっと日本の風俗業を活用してほしい」という依頼を真に受けた、司令官は(そんなものがあるのかどうかわからないが)朝礼か何かで「諸君!Mrハシモトが性犯罪を防止するため、日本の風俗産業をもっと活用してくれと言った。以後、諸君は積極的にフーゾクに行くように!」と言ったとする。

これを聞いた隊員たちはどう思うだろうか。

隊員A「言われなくても行ってるよ。」
隊員B「愛するヨメ(彼女)がいるから、行けと言われても行きたくないよ。」
隊員C「フーゾクとか興味ないよ。オレは一人で(自粛)」
隊員D「フーゾクなんか嫌いだね。オレは女を口説き落とすのが好きなのさ。」
隊員E(犯罪者)「フーゾクなんかつまらん。オレは嫌がる女の子を(自粛)」

のいずれかだろう。いずれにしても「日本の風俗業を活用」して「性欲をコントロール」なんて全く意味がない。そんな発想が出てくるだけで下衆の極みである。言うべきことは簡単だ。「隊員Eみたいな奴を日本に連れてくるな」でいい。

さて、アメリカ人にとって「ハシモト」という名前は特別な名前である。龍太郎ではない。Hashimoto-sanである。




「ハシモト」の名前は体は小さい(ネズミだから)が、家族思いで頭がよく武術の達人、そして何より礼儀正しい人物(ネズミだけど)として知られている。

今回の橋下氏の発言は、清廉潔白な「ハシモト」のイメージに泥を塗った。すべてのハシモトさんに懺悔しな!
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僕は海外旅行に行ったときに、かならず何かおもちゃを買うことにしている。買いのポイントは、真面目に作っているのにどこか間違っていること。狙っているのはダメだ。

アメリカには、ジョークグッズみたいなものはいくらでもあった。たとえば、紐の部分が全部ソーセージになっている犬用のリードとか、誰でもジーン・シモンズ(KISS)になれる付け舌とか。

しかし、こういう「ドヤ、おもろいやろ」みたいなのは欲しくない。実はジーン・シモンズの舌は一瞬買いそうになったのだが、あんなの買ったら負けだ。あぶないあぶない。

僕が欲しいのは、目がビカビカ光りながらガオーと吠える怖い顔のパンダ(中国で発見)とか、プーさんの顔が付いたバイクに乗るプーさん(中国で発見)とか、ボタンを押すとなぜかファンファーレが鳴るセーラームーン(中国で発見)とか、そういう子供を喜ばすつもりでおかしな方向へいっちゃったものだ。

で、やっと見つけたのがコレ。
青いイグアナ


ゾウを買ったつもりだったのが、家に帰ってからパッケージをよく見たらイグアナだった。もうこの時点でかなりポイントが高い。「青いイグアナ」と命名。しかし、この状態では何だか分かるまい。

こいつの遊び方は、まず口から伸びているヘンな管(象の鼻に見えるところ)から空気を入れる。そうすると膨らむので、その管を端から巻いて・・・
押し込む


口に押し込む。これで、空気が抜けなくなる。もはやイグアナでもなければ象でもない。若干卑猥に見えるのは疲れている証拠だ。
イグアナ風船の口


どこからどうみても単なる風船にしかみえないがその通り。単なる風船である。頭と足、尻尾がついているけど。
イグアナ風船


この風船、イグアナの顔にあたるところが重いので、非常に遊びにくい。説明書には尻尾に指を突っ込んで、縁日のヨーヨーよろしくバンバンやってくれとか書いてあって、そういう写真が載っていたが、尻尾が短すぎてそんなに伸びない。

今回買ったおもちゃの次点はこちら。
ぶるぶるザリガニ


どうみてもザリガニにしか見えないが、ボストン名物ロブスターである。

これもただのぬいぐるみではない。しっぽのところにヒモが仕込んであり、これを引っ張るとブルブル震えるようになっている。どうやら、ザリガニ君、イキのいいところを見せたいらしい。

となると、関西人日本人なら誰でも「とーれとーれピーチピチかに料理〜♪」と歌いたくなるが、残念ながらブルブルしている時間が短くて「とーれとーれピーチピチかに」までしか歌えない。だが、それがいい。
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去年の暮れにノートパソコンを新調した。ノートパソコンなので当然ポインティングデバイス(thinkpadなので二つも)が付いているのだが、ヨメがそれでは使いにくいというのでeeePCにオマケで付いてきたマウスを透けて使っていた。もちろんケーブル付きである。

しかし、このPCは普段しまってある。いちいち出し入れするのにケーブルはたいへんウザい。それにUSBコネクタの部分がちょっと怪しげな感じになってきた。そこでワイヤレスマウスを買うことにした。

ワイヤレスマウスというと、各メーカーで出している独自規格のものと、ブルートゥースのものがある。

ワイヤレスという点ではどちらも同じである。だが、独自規格はレシーバーなるものをUSBに差し込まなければならない。小さいのでそれほど邪魔にはならないが、なるべくなら余分なものをPCに付けたくない。

ではブルートゥースにすればいいかというと、そうでもない。こちらは、独自規格のものに比べてやや値段が高い。何より電波の出力が高いらしく、電池の持ちがよくない。同じメーカーで、独自規格のものは一年持つのに対し、ブルートゥースはわずか2.5ヶ月しかもたない。もっとも、このコンピューターは一日中つけるようなものではないので、半年以上は持つだろうがそれでも短い。

さんざん迷ったが、今後別のPCでも使う可能性があることや、余計なものを付けたくないことから、ブルートゥースにした。メーカーはロジクール。これは普段メインのPCで自分が使っているという信頼性からである。

それで買ったのが、これ。
Logicool BluetoothR Mouse M555b:メーカーサイト


重さは単三電池二本込みで115g。ワイヤー付きマウスに比べるとちょっと重いが、これぐらいの方がむしろ使いやすい。大きさはタバコの箱と同じぐらい。最近のマウスとしてはやや小さく感じる。

左右クリック、ホイールと基本的な機能はもちろん、ホイールを左右に傾けるとスクロールができ、ホイールの下にボタンが付いていて、アプリケーションの起動などに割り当てることができる。

しかし、一つだけ他とちょっと違う機能がある。ホイールクリックができないのである。

ホイールクリックは多くのブラウザで、リンクを別のタブで開くときや、バックグランドのタブを閉じるときに割り当てられている。僕はよく使う機能なのだがこれがこのマウスにはない。

M555bの場合、ホイールをクリックすると「ガチャン」と大仰な音がしてホイールの手応えが軽くなる。それまでクリック感をともなってカチカチと回っていたホイールが、自転車の車輪よろしくクルクルと回るようになるのだ。しらないでホイールクリックすると壊したかと思う。

これでホイールがものすごい勢いで回るようになり、物理的にスクロールが早くなるという寸法だ。縦に長いページやデータの多いexelワークシートを見るのに便利ということらしい。

たしかにそういう場面もないではないが、さして必要とも思えない。あるいは何千行ものコードを書くプログラマ向きなんだろうか。

もちろん、付属のソフトウェアでホイール下のアプリケーションボタンにホイールクリックを割り付けることもできる。が、位置が手前すぎる。やはり、ホイールクリックはホイールについていないと使いにくいものだ。

そのへんが特に気にならなければ、ロジクールらしい堅実ないいマウスだと思う。
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先日、夜食でアーリオ・オーリオ・ペペロンチーノを作って食べた。

ご存知ない方のために少々説明すると、アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノとは、オリーブオイルと唐辛子、ニンニクだけで作る簡単なスパゲッティ料理のことである。アーリオはニンニクを、オリーオはオイルを、ペペロンチーノは唐辛子を表す。ペペロンチーニということもあるが、それは複数形で、この時は一個しか使っていなかったので、ペペロンチーノで間違いない。

この時はいつになくうまくできた。塩加減が最高によかったのだ。ところが、しばらく食べていると、股間に違和感を感じるようになった。

違和感は次第に痛みに変わっていった。最初は全体に「何かヘンだな」という感じだったのが、先っぽだけが強く痛むようになった。

パンツを下して先っぽを見ても特に変化はない。いつも以上にショボくれているのが変化と言えば変化だが、それは痛みによる変化であって、ショボくれているから痛いのではない。

そうこうしているうちにも、ひりひりとした熱さをともなった痛みに変わってきた。これは物理的に何かが刺さっている痛さではない。喩えるならば、先っぽに焼け火箸を当てられたような・・・いや、もちろんそんな経験はないのだが、そんな感じである。

この感覚は前にも経験がある。香川県の健康ランドにあった「薬草風呂」なるものに入った時だ。その風呂はかなりぬるく、旅の疲れをいやすために長時間入るには最適だった。不思議なことに僕以外誰も入っていなかったのだが、特に疑問は持たず、香川県民はぬるい風呂が嫌いなのだろうというぐらいにしか思わなかった。

この風呂から出てしばらくして、僕のイチモツは火を吹いた。痛い!熱い!痛い!熱い!洗い場にいる最中、僕は水をかけ続けて消火活動にいそしんだ。これがどんなに冷水をかけても、なかなか鎮火しない。結局、次の朝まで鎮火せず、一晩中股間のほてりに悩まされることになったのだが、洗い場で股に水をかけ続ける僕は、変態にしか見えなかっただろう。

その時の経験から、入浴剤が犯人かとも思ったが、風呂に入ったのは2時間以上前である。第一そんなヤバげな入浴剤は使っていない。

こうなれば犯人はペペロンチーノ以外に考えられない。

この時のペペロンチーノは唐辛子が効いていて辛かったが、辛いものを食べて後に来たことはあっても、前に来たことはない。そもそもまだ食べ始めて5分と経っていない。唐辛子にそこまでの即効性はないだろう。

ならば料理をしている間に付いたのだろうか。たしかにゆで汁をオイルに入れたとき、かなり油がハネた。しかし、下半身丸出しで料理をしていたわけではない。よもやズボンとパンツを突き抜けて油が染み込むことはあるまい。

濡れタオルで丸出しの股間を押さえて悶絶する僕に、ヨメが言った。

「さっきトイレに行って手を洗った?」

「洗ったよ!」

洗ったに決まっている。だが・・・

「行く前は?」

「あ、洗ってない・・・」

確かに、手は洗った。が、それは終わったあとのことである。トイレに入る前は手を洗っていない。手が食べ物で汚れたり、濡れていたりすれば洗うだろうが、ニンニクと唐辛子を切っただけだったので、考えもしなかった。

疑問は氷解した。おそらく唐辛子を切ったとき、そのエキスか何かが手についていて、トイレに入ったときに先っぽの方に着いたのだろう。先っぽを直接触った記憶はないが、例えばパンツについたのを上げたときに付いたのかもしれない。

ペペロンチーノを作っている最中にトイレに行きたくなったら、トイレに入る前にしっかり手を洗うべきである。もちろん、出てきたときも忘れてはいけない。
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ニューヨークでツアーに参加した(前編)の続き

スタテン島行きのフェリーで(よく見えない)自由の女神を見た後は、同じフェリーでマンハッタンへ戻ってくる。ここでもう一度(よく見えない)自由の女神を見ることができる。

ちなみに、自由の女神のあるリバティ島へは、9.11事件以後しばらく上陸が許可されていなかったが、2004年8月に上陸できるようになった。ところが、2012年のハリケーンで桟橋等がブチ壊され、現在再び上陸できなくなっている。

さて、マンハッタン島に戻った一行は、再びバスに乗りブルックリンへ橋を見に行く。

こちらは有名なブルックリン橋。1883年完成。保全のためバスは通れないので、このツアーではこの橋は渡らない。さらに、バスでなくても、広告の付いた車は通ってはいけないそうだ。
ブルックリン橋


こちらはマンハッタン橋。1909年12月31日完成。
マンハッタン橋


トラスフェチにはマンハッタン橋の方がいい。
マンハッタン橋のトラス


この公園の後ろには、キリスト教系の新興宗教団体、エホバの証人の本部がある。もともとこの教団のものとして建てられたのではなく、1969年にSquibb社(現在のブリストル・マイヤーズ スクイブ…バファリンでおなじみの製薬会社)から買ったものらしい。やたらと目立つ看板と、妙なところに煙突がついているのが特徴。
エホバの証人本部


続いて、国連本部。会議のあるときは各国の国旗がならんでいるというが、今日はなし。
国連本部


さて、半日ツアーはこれで終わりだが、全日ツアーにはエンパイア・ステート・ビルかロックフェラーセンターGEビル(通称Top of the Rock)の展望台に登れる券が付属している。僕たちは半日だったので付いていないのだが、追加料金を払って付けてもらった。

エンパイア・ステート・ビルは言わずと知れたニューヨークのシンボル的なビル。だが、当たり前だがエンパイアステートビルは見られない。Top of the Rockは何もさえぎるもののない完全な屋上で、目の前にエンパイア・ステート・ビルが見える。よくあるニューヨークの夜景写真はほとんどここから撮っている。

どちらにするか悩ましいところだが、エンパイア・ステート・ビルを客観的に見たいので、Top of the Rockの方に決定。翌日行ってみた。

これがGEビル。
ロックフェラーセンター・GEビル


屋上から見たエンパイア・ステート・ビル。夜景じゃなくってすみません。
エンパイヤ・ステート・ビル


セントラルパークとハドソン川。よく見ると、ダコタハウスも写っている。
セントラルパーク


こちらはメットライフビル(旧パンナムビル)。僕の好きなクライスラービルはどうしても隠れてしまう。
メットライフ・ビル


屋上はこんな感じ。二層になっていて、この下は透明なアクリル板の安全柵があるが、ここは吹きっさらしで寒い。なので、かなりの人数(と言っても人数制限がある)が登っているはずだが、これしかいない。
GEビル屋上


望遠鏡くん。
有料望遠鏡
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一月以上経ったが、まだまだ続くニューヨークネタ。

ツアーはあまり好きではないが、滞在期間が短かったのであっとニューヨーク半日市内観光ツアーに参加した。

このツアー、ニューヨークの名所をこれでもかというぐらい回る。もちろんゆっくりしている暇はないので、バスをおりても5分〜10分ぐらいしかない。ブアーっとバスを降りて、バシャバシャ写真を撮って撤収!という日本人好みのバスツアーだ。

などと悪態をついているが、当日、見事にみぞれの寒い日になり、午前中だけでも暖かいバスで回るツアーにしてよかった。

ガイドさんの説明はなかなか面白かったし、ニューヨークへ行ってお約束の観光スポットの写真がないというのも寂しいものだ。後で興味のあるところを再訪すればいいのだから、使いようによっては面白いツアーである。ということで、証明写真をご披露しよう。

バスはこんな感じ。乗っているときにはそんなにデカいと思わなかったが、あらためて見るとでかい。
バス


最初はチェルシーマーケット。は有名な観光スポット(フードコート)だが、時間がないので通るだけ。
チェルシーマーケット入り口


中はこんな感じ。ここはもともとビスケット工場だったらしい。
チェルシー・マーケット


カップケーキ屋。お世辞にもうまそうには見えない。
チェルシー・マーケットのカップケーキ屋


先月の壁紙でも紹介したブルーノート。
ブルーノート


これも既出。新しい貿易センタービル。いわゆるグランド・ゼロ。
グラウンドゼロ

ニューヨークといえば金融。ウォール街のニューヨーク証券取引所。
NYSE


同じくウォール街のチャージング・ブル。これはバスの中から撮った。金持ちになれるというウワサのタマタマに触りたかったのだが・・・。
チャージング・ブル


さて、ここからニューヨークの象徴自由の女神を見るためにスタッテン島行きのフェリーに乗るのだが・・・・。
自由の女神


全然見えねえ・・・。

自由の女神が見えなくてがっかりな人たち。
フェリーの中


後編につづく)
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