また風邪を引いてしまった。5月のヨーレンキンとは違い、熱はあまり出なかったが、咳が出てしょうがない。鼻詰まりもひどい。鼻が詰まると思考能力が低下する。文章を書くのも面倒くさいので、今月気になったニュースについて簡単に述べることに留める。
◆特定秘密保護法案
正直、自分の中で問題点を整理しきれていないのだが、ようは国家が指定した秘密を流出した場合処罰されるということである。処罰の対象は、それを扱う公務員だけではなく、一般人も含まれるそうだ。
今月バズった「禁無断転載(図書寮文庫所蔵資料画像にはがっかりした:2013年11月02日)」のこととか、個人情報保護法のその後のことなどを考えると、法律の運用が適正になされるかよりも、処罰を恐れて本来公開できるはずの情報まで出てこなくなる方が懸念される。
◆猪瀬知事の徳洲会からの借用書公開
真相はまだ分からないが、あの猪瀬都知事が借用書を掲げる場面は面白すぎた。もったいぶって出した証拠書類が、あんないい加減なものでは面白くならないはずがない。
こりゃ絶対いじられるぞと思ってたら案の定いじられまくってた。
ハッシュタグ #都知事借用書駄コラ祭:togetter
猪瀬都知事の「借用書」が早くもコラ素材としていじられまくりな件:NAVERまとめ
ジェネレーターもできてる。
たいぽ
僕も何か作ろうかと思ったけど、相手が上司なんで自粛しておきます。くわばらくわばら
◆七尾養護学校事件、都議らと都の敗訴確定
こちらも東京都関連のニュース。
都議らと都の敗訴確定=養護学校性教育訴訟—最高裁:ウォールストリートジャーナル
この事件については、以前このブログで僕の意見を書いたことがある。
七生養護学校の性教育:2009年03月15日
この事件は、当初「行き過ぎた性教育」の事例として話題にされた。「行き過ぎた性教育」は国会で山谷えり子氏によって取り上げられ、当時の小泉首相も同意する意見を述べた。この時、マスコミも肯定的に報道したので、なるほど今の性教育は行き過ぎているかもしれないと思った人も多いだろう。
しかし、実はこの「行き過ぎた性教育」は養護学校で知的障害者を対象にしたものだった。視察の方法も教育現場にドカドカと踏み込み、問答無用で教材を取り上げるという悪質なものである。
たまたまこの「視察」の話を人づてに聞くことがあって、都議(当時)たちの狂気を感じた。〈行き過ぎた〉性教育―いや、彼らの本当のターゲットは性教育そのものだろう―をやめさせるためには、手段を選ばないという狂気である。
僕は、この狂気には、何らかの〈観念〉が関わっていると考えている。
◆特定秘密保護法案
正直、自分の中で問題点を整理しきれていないのだが、ようは国家が指定した秘密を流出した場合処罰されるということである。処罰の対象は、それを扱う公務員だけではなく、一般人も含まれるそうだ。
今月バズった「禁無断転載(図書寮文庫所蔵資料画像にはがっかりした:2013年11月02日)」のこととか、個人情報保護法のその後のことなどを考えると、法律の運用が適正になされるかよりも、処罰を恐れて本来公開できるはずの情報まで出てこなくなる方が懸念される。
◆猪瀬知事の徳洲会からの借用書公開
真相はまだ分からないが、あの猪瀬都知事が借用書を掲げる場面は面白すぎた。もったいぶって出した証拠書類が、あんないい加減なものでは面白くならないはずがない。
こりゃ絶対いじられるぞと思ってたら案の定いじられまくってた。
ハッシュタグ #都知事借用書駄コラ祭:togetter
猪瀬都知事の「借用書」が早くもコラ素材としていじられまくりな件:NAVERまとめ
ジェネレーターもできてる。
たいぽ
僕も何か作ろうかと思ったけど、相手が上司なんで自粛しておきます。くわばらくわばら
◆七尾養護学校事件、都議らと都の敗訴確定
こちらも東京都関連のニュース。
都議らと都の敗訴確定=養護学校性教育訴訟—最高裁:ウォールストリートジャーナル
東京都立七生養護学校(現七生特別支援学校)に勤務していた教諭らが、性教育の授業を不当に批判されたなどとして、都議ら3人と都などに約3000万円の損害賠償を求めた訴訟で、最高裁第1小法廷(金築誠志裁判長)は28日付で、原告、被告双方の上告を退ける決定をした。都議ら3人と都に計210万円の支払いを命じた一、二審判決が確定した。
この事件については、以前このブログで僕の意見を書いたことがある。
七生養護学校の性教育:2009年03月15日
この事件は、当初「行き過ぎた性教育」の事例として話題にされた。「行き過ぎた性教育」は国会で山谷えり子氏によって取り上げられ、当時の小泉首相も同意する意見を述べた。この時、マスコミも肯定的に報道したので、なるほど今の性教育は行き過ぎているかもしれないと思った人も多いだろう。
しかし、実はこの「行き過ぎた性教育」は養護学校で知的障害者を対象にしたものだった。視察の方法も教育現場にドカドカと踏み込み、問答無用で教材を取り上げるという悪質なものである。
たまたまこの「視察」の話を人づてに聞くことがあって、都議(当時)たちの狂気を感じた。〈行き過ぎた〉性教育―いや、彼らの本当のターゲットは性教育そのものだろう―をやめさせるためには、手段を選ばないという狂気である。
僕は、この狂気には、何らかの〈観念〉が関わっていると考えている。