2014年03月

今月半ばから春休みに入ったので、もうちょっと書けると思ったのだが、やたがらすナビリニューアル作業のせいであまり書けなかった。

出来事としては、書きたいことはたくさんあった。なかでも小保方晴子さんのSTAP細胞と博士論文にまつわる問題は何度も書いては消し書いては消しして、結局書かなかった。

なにしろ専門が違いすぎるので、小保方さんの論文が正しいのかどうか、僕に検証するすべはない。しかし、引用された写真や文章から論文の信用性に問題があったということだけは間違いない。ニュースなどから伝え聞く問題点はあまりにも稚拙である。博士号までとって日本を代表する研究所の研究員になった人が、なぜこんなことをしてしまったのか。

漠然と「たぶんこうだろうな」と思っていたことがある。うまく言葉に出来なかったのだが、いろいろ見た中では佐々真一氏がブログで書いていることが、一番僕の考えていたことと近いので引用させてもらう。

日々の研究:2014-03-11
 某細胞の件。日曜日には、意図的な捏造の可能性が高くなって呆然とした。しかし、そうする理由が全く理解できなかった。今日の学位論文のイントロには驚いたが、落ち着いてくると何となく分かってきた。要するに、O氏の周りには研究環境がなかったのだ。結果を出さないといけないプレッシャー云々とか、そういうのに駆動された捏造ならもっとうまくやるだろう。おそらく、そうでなくて、O氏にとっての「研究」とは、最初の最初から、切り貼りするようなものだったと想像する。


佐々真一氏のいう「研究環境」という言葉はちょっとわかりにくいかもしれない。これは世間一般で言う研究環境ではもちろんない。

ものすごく簡単に言えば、「ここはおかしいだろ」「ここを直せ」という人の存在である。その筆頭は指導教授であり、先輩であり、後輩でもある。学問というものは、本来そういう殺伐としたものなのだ。

問題はそれだけではない。これも佐々氏のエントリをなぞることになるが、ここに至るまでに、小保方さんはたくさんの関門を通ってきた。そのいずれもスルーしてしまい、不幸なことに最後まで「研究環境がなかった」のである。

なぜそんなことが起きるか。これは、すべての関門が前の関門の〈信用〉に基づくものだったからである。指導教授の〈信用〉によって、他の審査員もOKを出し学位がでる。早稲田大学の博士号の〈信用〉で、理研の研究員になる。理研の研究員(それだけではないが)の信用でNatureに載る。Natureの信用でニュースになる。

本来はすべての過程で小保方さん自体の〈信用〉が問われるべきなのに、信用を前の信用に丸投げした結果、ここに挙げた誰もが信用を失うハメになってしまったのである。

つきつめていうと、各機関が信用を失わないための努力を怠ったためにこの事件は起こったのである。言い方を換えれば、それぞれの機関はすでに得ている信用に胡座をかいていたということになる。

しかし、これは象牙の塔の世界だけのことではない。

今月の事件でいえば、48年ぶりに釈放された袴田元死刑囚も、数々の疑問がありながら、「検察が証拠を捏造するはずがない」という信用から、これだけ長期の勾留になった。原発も同じだ。すでに、誰の目にもその信用が崩れたにも関わらず、まだ原発を推進しようとする人がいる。

信用は常に検証されなければならない。特にそれに詳しいはずの専門家がそれを怠ると、大変な信用失墜につながりかねないのである。

前回のエントリ(やたがらすナビを大改修した:2014年03月25日)で書いたようにやたがらすナビをDokuWiki化したのだが、自分ためのメモと、これからインストールする人のために、やったことを順番に書いておく。

1.DokuWikiをダウンロード、インストール

https://www.dokuwiki.org/start?id=ja:dokuwikiからダウンロード。解凍してサーバーにアップロード。

/install.phpにアクセスして、各種初期設定する。設定終了後、install.phpは動かなくなるらしいが、あってもしょうがないので削除する。

詳しいインストールの方法はこちら。
https://www.dokuwiki.org/ja:install

特にパーミッションの変更も必要なく動いたのだが、最初編集ができなくって困った。いろいろ調べた結果、WAFなるものが弾いていると分かり、レンタルサーバーの設定からこれを停止したら無事動作するようになった。

続きを読む

十周年を記念して、やたがらすナビを大幅に刷新しました。

変更点は次の通り。

久しぶりにHTMLやらCSSやらをいじくったので、くたびれました。まだ手を入れたいところはたくさんあるけど、きりがないので、とりあえずここで公開します。

今後ともよろしくおねがいします。
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今月の池上線(番外編・御嶽神社 その1)はこちら。

さて、末社の大鳥神社の狛犬を撮影して、本殿の裏手に回った。

裏手には、石碑がずらっと並んでいる。もともと境内のあちこちにあったものを、最近になってここに集めてきたらしい。この石碑の数を見ると、御嶽信仰がいかに盛んだったかが分かる。

石碑群

ん?何かヘンなものが・・・。人だ!人が埋まっている!一瞬、ビビってしょんべんちびりそうになった。

BlogPaint

が、よく見たら単なる胸像だった。たぶんもともと台座があったんだろうが、胸像を直接地面に置くだけで、こんなに怖くなるとは思わなかった。それにしても、あなた一体誰ですか?ハナ肇さん?

誰?

ここにはもう一人、人がいた。こちらはコワモテの全身像。たしかに顔は怖いが、行者の格好をしているし全身像なので、さっきの胸像の怖さはない。渡辺菊太郎さんらしいんだが・・・。

誰?2

本殿には彫刻が施されている。天保二年(1832)に藤原篤意という人が彫った(建築も同じ)ということで、大田区の文化財に指定されている。

社殿彫刻

本殿の向かって左側には、古い井戸がある。「杜の霊神水」といい、「一山行者」なる行者が水行をしていたところだという。

杜の霊神水

井戸

その隣に一山行者を祀る一山神社がある。

一山霊神社


一山行者とは、この神社の中興の祖らしい。一山行者についてはこちらに詳しく書かれている。

一山行者について:大田区御嶽神社

その他、御嶽神社の写真はこちら。

東京都大田区 御嶽神社
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池上線の御嶽山駅という印象的な駅名のもとになったのが、御嶽神社である。駅名になっているだけあって非常に近く、駅から歩いて数分で着く。

「御嶽神社」と書かれた石碑と、鳥居の比率がどう考えてもおかしい。書かれている字も、石に対してデカすぎるので、ものすごい迫力だ。

御嶽神社鳥居

この「御嶽神社」、僕は「みたけじんじゃ」と読むものだとばかり思っていた。ところが、御嶽山駅のエントリで「おんたけじんじゃ」ではないかと言われて調べてみたら、たしかに公式サイトに「ootaku ONTAKE shrine」と書いてあった。

大田区御嶽神社

中世文学が専門なので、御嶽といえば吉野の御嶽神社(金峰山)を想起してしまうのと、この神社の隣に「みたけ幼稚園」があるので、「みたけ」だと思い込んでいたのである。実際は、金峰山にルーツを持つ神社は「みたけ」で、木曽御嶽山にルーツをもつものは「おんたけ」と読むらしい。

木曽御嶽山の御嶽信仰は金峰山に影響を受けたもので、江戸時代以降、庶民の信仰を集めたという。山岳信仰なので、ここには狼型の狛犬がいることが予想できる。

さて、鳥居をくぐると、まず大きな狛犬が目に入る。丁寧に柵に入っている。

御嶽神社(参道狛犬右)

御嶽神社(参道狛犬左)

とてもいい細工だと思うが、足をみると石材が剥がれ落ちているのが分かる。砂岩のような柔らかい素材でできているらしい。台座には慶応三年(1867)とあるように見えるのだが、狛犬と材質が違うので、もともとのものかどうかは分からない。

本殿の手前にもう一対の狛犬がいる。これが狼型狛犬である。

御嶽神社(本殿)

古そうに見えるが、いつのものかは分からない。壊れていてよくわからないが、チョコレートみたいな謎の物体を咥えているのと、狼なのに右には角があった形跡があるのが珍しい。
御嶽神社(本殿狛犬右)

御嶽神社(本殿狛犬左)

狼型と言っても、狛犬に興味のない人からすると、犬にしか見えないかもしれない。おそらくこれを作った人も犬を参考にしたはずなのでそう見えるのは仕方がない。だが、ちゃんとオオカミである工夫をしている。

その一つは肋骨だ。上の写真をよく見ると、脇腹にスジが入っているのが見える。犬型の狛犬にはこれがない。もう一つは牙で、これも犬の場合は表現しない。

狼型は山岳信仰の神社でよく見られる。「浅間神社」や「御嶽神社」なら狼型である可能性が高いので、要チェックである。

この本殿を右に回ると、もう一つ小さな神社(末社という)があった。大鳥神社となっている。ここにもなかなかいい狛犬がいた。

御嶽神社(末社大鳥神社)

御嶽神社(大鳥神社狛犬右)

御嶽神社(大鳥神社狛犬左)

なぜか上目遣い。ただ、この置き方はちょっとおかしい。本来向かい合っていたのではないだろうか。

後ろ姿もキュート。

御嶽神社(大鳥神社狛犬背中)

この狛犬にも台座に銘があるが、崩れていて「天」ぐらいしか見えない。

<つづく>
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さて、いよいよ御嶽山(おんたけさん)である。

と、言っても、なにがいよいよだか分からないが、何を隠そう御嶽山駅は職場の最寄り駅で、10年以上通っている。だから、それなりに詳しいし、思い入れもあるのだが、逆に知り合い(と書いて生徒と読む)に会う危険性が高く撮影がやりずらい。

で、こちらが御嶽山駅のホーム。駅名は、すぐそばにある御嶽神社(おんたけじんじゃ)に由来している。本家(木曽の御嶽山)を差し置いて駅名にするとはなかなかいい度胸だ。ところで「木曽のなかのりさん」って誰?

御嶽山駅ホーム

この駅では、ホームの屋根を支える柱に古いレールを用いている。廃レール独特のアールが美しい。

廃レールの柱

池上線は全線にわたって、柵や踏切などに廃レールがよく使われているが、ホームに使われるのは御嶽山駅から先(蒲田方面)に限られるらしい。

もちろん、すべてが廃レールというわけではなく、改札に近い所は、他の駅と同じ木造である。

木造部分

この駅には、おそらく日本中でここだけの特徴がある。

池上線

上の写真を見ると、ホームの背の高いフェンスが付いているのが確認できるだろう。この下はJRの線路になっている。そしてこの線路には東海道新幹線が走る。御嶽山駅からは新幹線の屋根をみることができるのだ。さらに、これが西の方に伸びていて建物に邪魔されないおかげで、天気のいい日には富士山も見える。

反対側のホームに渡ることが出来ないので、駅を下りて新幹線を撮ってみた。もうちょっとマシな写真が撮りたかったのだが、なにしろいつ〈知り合い〉に合うか分からないので・・・。

新幹線

この線路は、新幹線だけでなく、横須賀線・湘南新宿ライン・成田エクスプレスなどが通るので、休日になると、子テツ(鉄道好きの子供)がセミみたようにフェンスに張り付いているのが見られる。先月、試しに親戚のショータくんを張り付かせてみたら、数時間剥がれなくなった。

セミになるショータくん

なにしろ新幹線の架線には25000Vの電流が流れている。ネオジム磁石なみに子テツを引き付けるらしい。ショータくんを剥がすのには一苦労したが、仮面ライダーの磁力でなんとか引き剥がした(が、その後雪が谷大塚の雪が谷検車区でまたへばりついた。電圧は関係ないらしい)。

2500V

改札はこんな感じ。赤いエプロンのおばさんは、逃げた犬を追いかけている。

御嶽山駅(改札)

改札の右側には、僕がいつもお世話になっている、私設の喫煙所がある。ヘンな造花と、火を消すための扇風機の部品がいい味出してる。

私設喫煙所


お約束の商店街。狭いのに自転車がやたらと多い。御嶽山の商店街はあまり長くないが、周辺は住宅街なのでとても賑わっている。

御嶽山(商店街)

この写真の後方に、御嶽神社がある。ここの写真もたくさん撮ってきたので、後日紹介したい。

恐れていたとおり、新幹線の撮影直後に〈知り合い〉に会った。生徒ではなく先生、それも集団で。土曜日の昼間なので、大丈夫だと思っていたのだが、今日は卒業式だった。すっかり忘れてたよ。

さて、次は久が原です。
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毎年、この時期になると、書道の授業が仮名に入る。『蓬莱切』や『高野切三種』の臨書をしたあと、散らし書きの創作をさせる。

仮名の先生が見たら卒倒するレベルの滅茶苦茶なものができるが、僕としては漢字の書と仮名の書の違いさえ理解してくれればいいと思っている。まあ、それすらもなかなか理解できないのだけれど。

さて、このとき題材は「好きな和歌、俳句でいいよ」と言っているのだが、そんなことを言ってもでてくるわけがない。そこで何も思いつかない生徒のために用意しているのが、次の松尾芭蕉の句(炭俵所収)である。

梅が香にのつと日の出る山路かな

これを選んだ理由は、季節的に合っているのと、個人的に好きな句だからだ。

梅の香りが漂う中、山道を歩いてたら、お日様が「のっと」顔を出したよ・・・という意味である。こんなふうに書くと味も素っ気もないが、「のつと(のっと)」という言葉がキモなのはいうまでもない。では、なぜ「のつと」なのか。

「のつと」という言葉はあまり一般的ではないが、突然出てくる様子を表しているのは間違いないだろう。しかし、日の出で太陽がいきなり出てくるなんて自然現象はない。芭蕉は大げさに言っているのだろうか。そうではない。

これは平地で考えるから理解できないのである。「山路かな」とあるのだから、芭蕉は山道を歩いている。これが大前提だ。

山道は登ったり下りたりを繰り返す。起伏によって視点が変わり、太陽が山の端から現れたり隠れたりするのである。客観的に見れば、太陽が突然出たのではなく、芭蕉が移動したために急に山の端から太陽が見えたのである。

だから「のつと」が生きてくる。芭蕉は、突然太陽が出た(ように見える)様子と感動を表すために、この擬態語を使ったのである。

芭蕉は夜明け前の薄暗い中、山道を歩いている。暗くて足元もおぼつかない中、どこからともなく梅の香りだけが漂っている。時計なんかないから、日の出がいつかなんか分からない。そこに太陽が山の端から「のっと」現れて、それまで薄暗くてよく見えなかった梅の花がありありと見えるようになる。

じきに夜が明けるとはいえ、いつ明るくなるかわからない中歩くのは不安である。ただ梅の香だけが気持を和ませてくれる。そんな不安の中、太陽が現れて明るくなる。梅の花が見えるのとともに、訪れる安心感。「のっと」は芭蕉の「軽み」だそうだが、僕にはそんな軽いものには思えない。

それにしても、早春らしい、なんともいい情景だ。だが、山道を歩いていて、突然明るくなる感覚が分からないと、この句の本当の良さは分からないだろう。
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先日、日本学生支援機構(旧日本育英会)から葉書が来た。数枚が接着してあって、開くタイプの葉書である。

日本学生支援機構から郵送物が来るのは、夏と冬の年に二回で、返還の振込用紙が入った封筒である。この季節にくるのも、葉書というのも珍しい。開けてみると、こんなのが入っていた。

返還完了証


ついに奨学金を返し終えたのだ。院生時代のことや、後期課程の入試に落ちたときの絶望感、その後の針の筵に座るような一年、学位論文を書くための悶々とした日々が走馬灯のように駆け巡った。長かった。本当に長かった。

借りた額や残金は今まで見ないようにしていた。ずいぶん長かったけど、いくら返したのだろう。この葉書には返済額も書いてあるので、そちらに目を移すと・・・アレ?xxx万円?そんなに少なかったっけ。

そこで気がついた。これ、博士前期課程(修士課程)だけの額だ。要するに博士前期課程で借りた分を完済したのである。

後期課程の奨学金は前期課程よりも多く(たしか月10万以上だった)、年数も一年多い。支払い始めたのは同じ時期。ということは・・・。

去年、支払ったときの受領証を見て愕然とした。まだ、8年も残ってるじゃねぇか!
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最近、教員免許を持っていない先生が授業をやっていたという事例がちらほら出てくるようになった。聞いた範囲では、更新を忘れたとか、更新の手続きを間違えたとか、比較的〈良心的〉なケースが多いが、〈悪用〉する事例もあるようだ。

買春で懲戒免の教諭、免許「紛失」と次々教壇に

 文科省や各県教委などによると、埼玉県警に逮捕された50歳代の元教諭の男性は1985年、佐賀県教委から中、高教諭の免許状を授与された。福岡県内の市立中学校に勤務していた2005年、児童買春事件で懲戒免職となり、免許が失効した。
 福岡県教委によると、男性は「紛失した」として免許状を返納せず、逮捕されるまでの間に、山口県内の私立高校や埼玉県内の市立中学校、群馬県の村立小学校などに無免許で勤務していた。

もちろんこの男が悪いのは言うまでもないが、教員免許を返納しなかったとはいえ、なぜ免許が失効しているにも関わらず、学校、それも公立学校に勤務できるのか。

教員免許は大学で所定の単位を取得して教育実習をすれば、卒業証書といっしょに卒業式の日にもらえる。発行元は大学のある都道府県教育委員会になっている。僕の出身大学は東京なので、東京都教育委員会から発行された教員免許をもらう。もちろん、この教員免許は東京都だけではなく、日本全国で通用する。

以前はこれで一生使える資格だったが、現在では10年に一度、大学で講習を受けることによって更新をすることになっている。どのような講習かは以前書いたので参照してほしい。

教員免許更新講習を受けた:2012年08月27日

ここからだんだんおかしくなってくる。

教員免許更新講習を受講すると、受講した大学から証明書が送られてくる。しかし、これで終わりではない。受講者はこの証明書を持って、都道府県の教育委員会に行くか郵送しなければならない。数日後、「更新講習修了確認証明書」というのが送られてきて、晴れて免許が更新されるのである。

常識的に考えれば、免許状の書き換えならば、自動車の運転免許のように古い免許が失効になり、新しい免許がもらえるはずだ。ところが教員免許はそうではない。免許状が二枚に増えるのである。

話はこれでは終わらない。今度はこれを勤務先の学校に提示しなければならない。僕の場合、勤務先は都立高校で、講師なので複数ある。

都立高校は東京都教育委員会の管轄なので、僕の場合に限って言うと免許状の発行・更新元と全く同じである。それなのに何故わざわざ勤務先に免許状を提示しなければならないのか。その上、提示を求められるのは勤務先すべての学校である。これは更新をした年だけではない。毎年提示を求められる。

これで確認したつもりでいるからお笑い種だ。悪意のある人間なら、免許そのものを偽造することもできるだろうし、四の五の理由をつけて管理職に見せないということもできる。免許提示だけで確認するのは、ドロボーにお前はドロボーかと聞いているようなものだ。

教員免許には固有の番号があるのだから、ちゃんと管理できていれば、これを照合すればすぐに分かるはずだ。都道府県が違っても、発行元の教育委員会に問い合わせればいいだけで、電話一本、メール一通で事足りる。

これだけIT技術が進んだのに、この程度のことすらできないのである。教育委員会が面倒くさいことは学校へ、学校が面倒くさいことは教員へ、面倒くさいことを順繰りに末端に押し付けるからこういうことになるのである。
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毎年のことだが、2月は28日までしかないので気がついたら月末になっている。そんなわけで、昨日更新すべきだったのにすっかり忘れていた。

今月は実にいろいろなことがあった。

まず、都知事選挙。結果は舛添要一氏が当選。得票率は43.40%。次点が宇都宮健児氏の20.18%。三位が細川護煕氏19.64%。四位、田母神俊雄氏12.55%。

結果以上に注目すべきは投票率だろう。最終投票率は46.14%で過去三番目に低い数字である。他の2つは1987年4月12日の鈴木俊一知事三期目(43.19%)と、2003年4月13日の石原慎太郎知事二期目(44.94%)でいずれも現職が出馬している。知事選挙は現職が圧倒的に優位になるので、選挙にいかない人が多くてもそれほどおかしくはない。
雪の投票所

前日の雪の影響はあったとは思うが、雪はあくまで前日であって当日はごらんのとおり晴天だった。現職が出ない選挙で、ここまで投票率が低いのはかなりまずいんじゃないだろうか。

その雪だが、最初に降ったのが8日(土)で、これはかなり早いうちから天気予報で注意を喚起していた。予想がピッタリと当たり、最初は20年ぶりの大雪と言っていたのが、時間が経つにつれて、積雪25cm以上45年ぶりの大雪と報じられた。
雪景色

8日が予報通りだったのに対し、14日(金)の大雪はほとんど予想されていなかった。被害もこちらの方が大きかった。

夜、マンションの扉を開けてみたら、廊下の積雪でドアが開かなくなっているのでびっくりした。下の写真はまだ20センチほどは開く状態で、廊下に出て写真が撮れたが、このあと一時間ほどして全然開かなくなった。
玄関

今月で雪といえば、ソチオリンピックだろう。いちいち書くのは面倒くさくなってきたから結果はWikipediaに任せる。

ソチオリンピック:Wikipedia

最後にNHK会長の籾井勝人氏のアホ発言について書こうと思ったが、まあどうせまたなんかやってくれるだろうから、それまで保留にしておく。これもWikipediaにまかせた。

籾井勝人:Wikipedia

佐村河内?あ、忘れてた。

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