2014年06月

今月は公私に渡って

きんもーっ☆(要するに気持ち悪いということ)

と思うことが多かった。

キモいというのは、いい言葉ではないのは承知の上でいう。

きんもーっ☆

「私」の方(厳密にいうと私じゃないんだけど)はちょっと書けないが、公の代表は、例の都議会議員のセクハラやじである。セクハラやじそのものも十分キモいのだが、それ以上にキモかったのが、これを擁護しようとする人たちだ。

あのヤジは大問題で、さまざまな角度から批判されなければならない。だが、これは例によって、アホが一人いれば―実際にはアホは一人じゃなかったようだが―できることである。

どんなバカげなことをしても、都議会議員として当選した以上、一定数の支持者はいて、その人たちの中には、当然擁護しようとする人もいる。それもまだいい。

しかし、ヤジった方を擁護するのに、なぜヤジられた方の非をあげつらうのか。これで擁護できるという発想が、もうたまらなくキモい。

きんもーっ☆

仮にその非がすべて事実であったとしても、それは、セクハラやじを飛ばした人の免責にはならない。本来、セクハラやじとは全く別の問題として批判されるべきである。

ならば、セクハラやじ以前に出てこなければならない。このタイミングで、仕返しとばかりに出してくるのが、キモい。

きんもーっ☆

さらに輪をかけてキモかったのが、そういうネタを週刊新潮が取り上げて、電車の中吊り広告にでかでかと載せていたことだ。新潮社ともあろうものが、こんなキモいものをよく公然と公共の車内に架けられるものだ。

きんもーっ☆
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入力中ずっと公開していたのだから、公開しますというのもヘンですが、梅澤本『古本説話集』の電子テキストの入力を完了しましたので報告します。

梅沢本『古本説話集』:やたナビTEXT

『古本説話集』の電子テキストとしては、おそらく初めてのものだと思います。翻刻部分はパブリックドメイン(著作権ナシ)として、校訂本文部分はクリエイティブ・コモンズライセンス 表示 - 継承で公表します。

簡単にいうと、翻刻部分は著作権がないのでご自由にお使いください、校本部分は複製転載の際、著作者名、URLを明記していただければご自由にお使いいただいて結構ですということです。詳しくは凡例をご覧ください。

今後、細かい修正があるかもしれませんが、今回は影印から翻刻し、校本制作時に見直しをしたので、大きな間違いはないと思います。もし間違いやご意見があれば、メールフォームからご連絡ください。

さて、今回は、e国宝『古本説話集』の画像と翻刻を対照することができるようにしました。

堤中納言の事
第10話 堤中納言の事:やたナビTEXT
上の矢印の先にある、「/b51 e25」というのがそれです。「b」が勉誠社文庫の影印本、「e」がe国宝を表します。つまり、「/b51 e25」は勉誠社文庫の51ページ、e国宝の25ページにあるということになります。

e国宝『古本説話集』を開くと、次のような画面が出ます。

e国宝

矢印部分がページ数で、ここに25を入力してEnterを押すと、該当部分が表示されます。e国宝は見開きでページをカウントしているので注意してください。

ちなみに、ページ数の隣は全画面表示のボタンで、これを押すと画像がブラウザいっぱいに広がります。一番右端はナビゲーション(サムネイル)の表示・非表示を切り替えることができます。e国宝は本当によく出来ています。

左のカラムにある検索機能と組み合わせて使えば、いろいろな使い方ができると思います。『古本説話集』は流麗な仮名で書かれているので、写本を読む練習にもなると思います。初心者の方はe国宝36ページ以降がオススメです。

カラーの影印本と翻刻、校訂本文に総索引付きで紙の本が出たとすると、安く見積もっても1万円は下らないでしょう。自分で作っていうのもナンですが、これが無料で見られるとは、すごい時代になったものです。
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ホイアンの次に行ったのはホーチミン。ホーチミンで泊まったホテルはこちら。もちろん、旅行計画部チョイスの豪華ホテルだ。
ホテル

ベトナムは喫煙に関しては、欧米や日本に比べればかなり緩いが、さすがにこのぐらいのホテルになると中でタバコを吸うことはできない。部屋に入る前に一服しようと、入り口の灰皿(上の写真の一番左の警官の左に写っている)で煙草を吸っていると、こ汚い身なりをした一人の若いベトナム人男性が話しかけてきた。

一応、英語でしゃべっているようだが、何を言っているのかイマイチ分からない。よく見ると、右手に木でできた道具箱を持っていて、中には靴磨きセットが入っている。

こいつ靴磨きかと合点したが、僕が履いているのはナイロン製のスニーカーだから、磨きようがない。アホなのかもしれんと思って、「No thank you」を連発したが、しつこく食い下がる。

よく聞くと、

「グルー!グルー!」

とか言っている。なんだそれ、ベトナム語か?

男はおもむろに道具箱の中から、いちじく浣腸みたようなものを出して見せた。そして僕の足元にしゃがみこんで靴を指差す。下の写真がその時履いていた靴。指差したのは赤い○で囲った部分。

靴

靴が破れているから接着しようということらしい。それでやっと分かった。「グルー」は「Glue」、つまり糊である。こいつをグルーマンと命名する。

こんなボロ靴、補修してほしいなどとはこれっぽっちも思っていない。僕は海外旅行に行く時は、なるべくボロい服装にすることにしている。金持ちだと思われてもいいことは一つもないし、旅行先で捨ててしまえば荷物が減らせる。さすがに靴を棄てるつもりはなかったが、かといってほつれていても何も問題はない。

面倒くさいから無視していたら、やっこさん、いよいよほつれ目にいちじく浣腸を差し込もうとする。いちじく浣腸の先からグルーが出ているのが見える。黙っていたら勝手に修理されてしまうだろう。大方、修理代をふっかけるつもりに相違ない。僕は煙草の火を消すと、ホテルの中に逃げ込んだ。

このグルーマン、ホテルの近辺に相当いるらしい。他にも何人かに「グルー!グルー!」されたが、大概は二三回断れば諦める。だが、サイゴン川の川べりにいたやつのしつこさは半端じゃなかった。

僕とヨメが川べりの道を歩いていると、前方からグルーマンがやってきた。このグルーマン、相当目がいいらしい。10メートル以上離れているのに、僕の靴に気がついて、獲物を見つけたハンターよろしく、急にニコニコして駆け寄ってきた。

もう手口はわかったので、無視して歩いていると、例のほつれ目に指を突っ込みだした。お前、穴をでかくしてないか?

接着されないように早足であるいていたら、グルーグルー言って、いつまでも追いかけてくる。これではまるでゾンビだ。いい加減面倒になったので、全力で走ったら、こいつも全力で走って追いかけてきた。ゾンビのくせに走るんじゃないよ。振り返ったら、遠くでヨメが爆笑しいるのが見えた。

最後は人の多い通りに入ってなんとか振り切ったが、客を走って追いかけるような商売あるか、バカタレ。
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旅行計画部のホイアン
無計画旅行部のホイアン(その1)
の続き。

骨董屋の店先で見つけた人形。このポーズから、たぶん誕生仏だと思うんだけど・・・。
釈迦?


たぶんフォーだと思うんだけど、麺を干しているの図。やっぱり犬が写ってる。
フォー干し

川べり。ここは混沌としていて面白い。
フェリー

川でボートを漕ぐ人。オールを交差させて漕ぐ形式は中国でもよく見かける。
ボートを漕ぐ人

川べりをしばらく行くと、人だかりがしているところに行き着いて、市場に出る。ホイアンにはスーパーマーケットやデパートはない。地域住民はここで買い物をする。
ホイアンの市場

ここには食料から衣類、雑貨にいたるまで、なんでもある。中に入ってみたが、生活臭と生臭さがすごかった。特に魚や肉を売っているところでは、むせ返るようで、さっさと出てしまった。そのため、内部の写真はない。

二日目の晩、旅行計画部部長に今日の晩飯はどこで食べるのか聞いたら、決まっていないという。ここは無計画旅行部の出番だ。「じゃあ、そこで」といって路上で椅子(風呂の椅子みたいなの)を出している店を指差したら「それはちょっと・・・」という。

しょうがないので、市場の中にあった食堂に行く。少々時間が遅かったので、ほとんどの店が閉店していたが、入るやいなや、おばちゃんの客引きにあって、そこでフォーとチャーハンを食べ、ビールを飲んだ。このフォーには豚肉が入っていたのだが、これが美味かった。

チャーハンは・・・正直行って自分で作ったほうがうまい。
市場のフォー

あとでよく考えたら、ベトナムの料理はやばい。中国ならどんな怪しい店でも、火が通っていないことはまずない。だが、ベトナム料理は火が通ったものを食べても必ず香菜(パクチー)とか、ミントとか、必ず生の香味野菜がどっさり入る。やはり、わけのわからない路上飯はやめた方が無難かもしれない。

フォーの写真を撮っていたら、おばちゃん(といってもたぶん年下)が、「私も撮って」とゼスチャーしてきたので、旅行計画部部長と一緒に写真を撮った。なお、旅行計画部部長は希望により顔にモザイクをかけてます。
市場のおばちゃんと旅行計画部

食べた後に会計したが、おばちゃん英語が全くできない。これは観光客がほとんど来ない証拠である。なぜか人民元を出して、僕に見せる。これだけ払えということらしい。また中国人に間違われた。

中国人に間違われるのはもう馴れたからなんでもない。問題は人民元を持っていないことである。筆記用具を出して筆談して値段を聞く。欧米人相手の店の半分以下だった。

夜の街を歩いていたら、ギターの音が聞こえてきた。『禁じられた遊び』である。ホーチミンでも聞いたので、ベトナム人が好きな曲なのかもしれない。
禁じられた遊びを弾く青年
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旅行計画部のホイアンの続き

さて、今度は無計画旅行部のターンである。

無計画旅行部は、そのへんに転がっている物や人を見て楽しむ部である。だから、電信柱でも楽しい。こんな形の電信柱は他で見た記憶がない。そこに付いている街灯がまたいい味を出している。

よくよく考えてみると、この形は登って作業するのには便利かもしれない。だが、子どもが登ったりして危険ではないだろうか。
電柱


ベトナム的でもなんでもないのだが、このスーパーカーを模した自転車は、僕が子どものころに流行ったものだ。中でもブリジストンのは割高で買ってもらえなかった。子どもが乗るものだから、こんなに状態がいいのは見たことがない。

パーツもほぼオリジナル(たぶん、ペダルだけ変えてある)だし、よく見ると日本の防犯登録も貼ってある。どういう経緯でここに来たのだろう。
ブリヂストンモンテカルロ


犬と鶏。以前に行った中国広東省・福建省、台湾と同じく犬が多い。暑い地方は家が開放的になるから犬を飼っているんじゃないかと踏んでいるのだが、それにしてはフリーダムすぎる。
犬
鶏


謎の祠。このようにあちこちにあるのだが、中には何もなく、何をお祀りしているのかよく分らなかった。祠には必ず線香が立っている。
祠1

祠2


ホイアンの町には、このような祠だけではなく、花壇や壁などいろいろな所に線香があった。6月9日のエントリ(ホイアンのホイアンの幼稚園と小学校)で紹介した道路標識にも線香がある。

おかげで、町のあちこちでいい匂いがする。観光地としての気遣いなのか、もともとの習慣なのかは分からない。
線香


お約束、見えない何かと戦ってみた。
見えない何かと戦ってみた


次に続く・・・。
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我が家には「旅行計画部」と「無計画旅行部」がある。「旅行計画部」の部長は妻で、部員はいない。「無計画旅行部」の部長は僕で、やはり部員はいない。ここのところの海外旅行は、全て旅行計画部が計画を立てている。今日のエントリは旅行計画部の担当範囲。

さて、ホイアンは1999年に世界遺産に登録された観光地である。したがって非常に観光地化されている。ベトナム訛りが激しく聞き取りにくいが、英語もよく通じる。

僕達がホイアンで泊まったのは、こんなホテル。建物はこれだけではなく、宿泊棟が2つ、レストランが別棟にある、いかにもリゾート地らしいホテルだ。
ホテル

庭はこんな感じ。写真には撮らなかったが、結構広いプールもある。僕はこういうホテルに泊まると体調を崩すという妙な病気を持っているのだが、短期間だったので大丈夫だった。
ホテルの庭

季節的な要因もあるのだろうが、宿泊客はほとんど欧米人だった。外で見る外国人もほとんど欧米人。観光地としてのホイアンはそういう欧米人をターゲットにしている様に見えた。

欧米人の観光客を観察すると、日本人とは全く感覚が違うのが分かる。例えば、このホテルからほとんど出ずに、プールサイドでのんびり本を読んでいたりする。出たとしても、町をゆったり散策してカフェでお茶なんか飲んでいる。忙しく歩きまわる日本人とは対照的だ。

初日、夕食を摂ったレストランも、そんな欧米人をターゲットにした店だ。客は僕達以外すべて欧米人だった。
晩飯1

こちらは、日本人をターゲットにしているらしい店で食べたもの。なにやら路地をクネクネと入ったところに妙にコジャレた広い店があって、旅行計画部がネットで調べてきたらしい。あまりに小洒落ていたので店を撮るのを忘れてしまった。まあ、ネットで調べただけあって、なかなか美味かった。
揚げなんとか

名物ホワイトローズ。
ホワイトローズ

街角はこんな感じで欧米人の観光客ばかり。しかも、なぜかほとんどデブたくましい白人がほとんど。
外人1

外人2

さて、無計画旅行部はこんなのでは満足しない。観光地とはいえ、ここはベトナム。まだまだツメの甘いところがいっぱいある。無計画旅行部はそこに注目したい。
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蓮はベトナムを代表する花である。いたるところで見かけるし、ベトナム航空の尾翼のマークにもなっている。蓮の花で香りづけした蓮茶なるものもある。

僕がホイアンに行ったのは4月の初めだったが、すでに咲いていた。たぶん、暑いから一年中咲いているのだろう。そろそろ蓮の季節になったので、久しぶりに今月の壁紙を復活させようと思う。

まずは、ホテルの池に咲いていたもの。雨上がりなので、水滴が付いているのがいい感じだ。だが、ベトナムの4月は乾季なので、雨が降るのは珍しいそうだ。

ホイアンの蓮1(1024x768)

ホイアンの蓮1(1024x768)
ホイアンの蓮1(1280x1024)
ホイアンの蓮1(1366x768)

こちらは旧市街の土産物屋の鉢に咲いていたもの。

ホイアンの蓮2(1024x768)

ホイアンの蓮2(1024x768)
ホイアンの蓮2(1280x1024)
ホイアンの蓮2(1366x768)

蒸し暑いので、涼しげなのをどうぞ。ホイアンの提灯屋。

ホイアンの提灯屋(1024x768)

ホイアンの提灯屋(1024x768)
ホイアンの提灯屋(1280x1024)
ホイアンの提灯屋(1366x768)
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話題のChromcast(クロームキャスト)を試してみた。Chromcastとは、YoutubeやGooglePlayのビデオ、Google+にアップロードした写真などを、テレビで見るための装置である。

これが本体。大きさは、USBメモリより二回りぐらい大きく、テレビのHDMI端子に直接差し込む。

chromecast本体

こんな感じで、箱に入って来る。説明書は箱の蓋(写真左側)にある「スタートガイド」だけ。

chromecast説明書

箱の中には、本体の他、電源とHDMIの延長ケーブルが入っている。電源はUSBなので、テレビにUSBがついていればそこから直接取ることができる。HDMIは通常、直接差し込むことができるが、何かに干渉して差し込めないときに、このケーブルを使う。

chromecast三点セット

この他に、(あたりまえだけど)HDMIコネクタが付いているテレビと、Wi-Fi(無線LAN)、スマホかタブレット、PCが必要になる。僕の家の場合、テレビとWi-Fi(BUFFALO WHR-G)は約5年前に購入したもので、テレビはともかくWi-Fiが非力なのがちょっと気になる。

で、使ってみた。たしかに、セットアップは簡単だった。まず、テレビのHDMIにこれを差し込んで、電源をアダプターを電源に差し込み、本体とつなぐ。すると、画像が・・・

何も出ない・・・。

いきなりの何も写らないのには少々焦った。うちのテレビには3つHDMIがあるので、それぞれ差し込んでみたが、どこに差し込んでも画面は真っ黒。一瞬、ババを掴まされたかと思ったが、何度も抜き差しを繰り返しているうちに、突然映像が出た(喜びのあまり写真を撮るのを忘れた)。

どうやら5年の間に、端子が錆びてしまい接触不良だったらしい。何度も抜き差ししているうちに、錆が取れたのだろう。買ったはいいけど、何も画面が出ないという人は、HDMI端子のクリーニングをしてみよう。

そこから後は本当に簡単だった。次にスマホやタブレット(僕の場合nexus7)にアプリをインストールし、設定する。PCしか持っていない場合はこちらから設定できるらしいが、あまりオススメではないようだ。途中、例によってWi-FiのKEY(パスワード)を聞かれるので、前もって用意しておこう。

これが設定中の画面。

Chromecastセットアップ

設定完了!ん?

Chromecast設定完了

「キャストの準備が完了しま」までしか表示されていない。日本語は最後まで聞かなければ分からない。これでは「しました」なのか「しません」なのか分からないではないか。

「しました」のか「しません」なのか、一抹の不安をおぼえつつ、早速Youtubeを見てみようと思って先ほどのアプリをいじってみたのだが、今度は使い方がイマイチ分からない。

実は、先ほどインストールしたChromecastアプリはあくまで設定をするためのもので、その後は基本的に使用しない。本体さえを設定してしまえば、別の端末からキャストする場合も、Chromecastアプリは必要ない。

スマホでYoutubeを見る場合を例に取ると、Youtubeアプリを起動して、キャストアイコン(上の写真の左下に出ているもの)をタップしてChromecastに接続する。これで端末では再生されず、テレビで再生されるようになり、音声のボリュームも端末から操作できるようになる。

逆に言えば、対応してるアプリ・サービスでしかテレビで見ることはできないので、端末内にある自分の撮った写真や動画を見たい場合は、一旦YoutubeやGoogle+にアップロードしなければならない。

今のところ、見られるアプリはそれほど多くないが、今後は増えてくると思う。個人的には、この値段でYoutube、GooglePlayムービー、Google+の写真が見られれば、文句はない。

また、PCのChromeブラウザに拡張をインストールすれば、Chromeに表示したものをテレビで見ることもできる。ローカルの写真なんかは、アップロードしなくても、一応これで見ることができる。

2014 年7月31日までにChromecast をセットアップすると、600円ぶんのクーポンが付く。この600円はGoogle Playでのレンタル映画に使用できる。映画は300円〜400円なので、1、2回ぶんが無料で見られるのである。

このクーポンは自動で付いてくるのではなく、ちょっとした手続きをしなければならない。そんなに面倒ではないので、今、Chromecastを買った人はクーポンを手に入れておくべきだろう。手に入れるためには、セットアップ終了後、次のリンクからどうぞ。

https://cast.google.com/chromecast/offers/

さて、使い勝手だが、アプリを選ぶものの動画を大画面のテレビで見られるのは楽しい。環境によっては、画像がつっかえたりするようだが、今の所、うちの貧弱な環境でも、ほとんど問題なく見られている。

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職業がら、外国ヘ行っても、学校とか幼稚園はどうしても目に入ってしまう。ベトナムはなにしろ「若い国」だ。ホイアンみたいな田舎町でも、すぐに見つかった。

まず、ホイアンの幼稚園。遠目で見ると、なんだか賑やかな感じがするが、壁画をよく見ると・・・。

幼稚園

あんまり楽しそうじゃない。これだけ、賑やかに子どもの絵を描いて、さっぱり楽しそうではないというのは相当な画力である。

幼稚園の壁画

この幼稚園かどうか分からないが、道を歩いていたら、幼稚園児の行列に出会った。

幼稚園の散歩1

幼稚園の散歩2

ホテルの裏が小学校で、賑やかな声が聞こえてきた。ホテルの窓から覗いてみたら、校庭で羽根つきみたいなのをやっていた。見たところ校庭はそれほど広くない。

何とか撮れないものかと、次の日行ってみたら、雨でだれも校庭にいなかった。シャッターチャンスというのものは儚いものだ。しょうがないので、とりあえず下校場面をどうぞ。

小学校

ベトナムでは親がオートバイで迎えに来るのが定番らしい。ホイアンは田舎の観光地なので、ホーチミンのような大都会に比べれば、それほどオートバイは多くないが、それでも結構走っているので、学校のそばには注意を喚起する道路標識があるのだが・・・。

標識1

この二人は一体何をしているのだろう。小さい方はスカートをはいているので女の子だろう。大きい方はお父さんかお兄さんだろうか。なんだかよくわからんが、急いでいるふうなので、こういう子どもが突然出てくるから気をつけよということだろうか。

標識2

こちらの二人は、お行儀がいい。それにしても、材質がしぶい。支柱も標識も一体のコンクリート製である。よく見ると亀裂が入っているし、傾いている。この標識の方がオートバイより危険なんじゃないだろうか。
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コーヒーが好きだ。酒はなくても我慢できるが、コーヒーが無いとどうにもならない。特にこだわりはないのだが、ホットだろうとアイスだろうと、とにかくコーヒーがないとちょっときつい。僕の飲み方は基本的に砂糖もミルクも入れないブラックである。

入れ方にもこだわりはないが、小さなデミタスカップで飲むエスプレッソはイマイチ理解できないコーヒーだった。なぜあんなに濃いのか、なぜあんなに少ないのか、まったく理解できなかった。

三年ほど前、フランスに行ったら、カフェで出てくるコーヒーはすべてエスプレッソだった。最初、いつものようにブラックで飲んでいたのだが、地元民の真似をして、砂糖をたっぷり入れて飲んでみたら、これが美味かった。

そこで気がついた。これは飲み物ではなく、液体のお菓子なのだ。フランスのコーヒーには小さなビスケットだの、チョコレートだのがオマケに付いてくるので、これをかじりながら濃いコーヒーを飲むのかと思ったが、どうもそうではなく、オマケとコーヒーの両方でお菓子なのである。だから好みに応じてコーヒーにも砂糖を入れなければ美味しくない。

飲み物は味も大事だが、主たる目的は、水分補給だったり、体温調節だったりする。あの小さなカップではどちらの役にも立たない。しかし、液体のお菓子だと思えば、あの大きさで充分なのである。

どうも、コーヒーには、飲み物のコーヒーとお菓子のコーヒーがあるようだ。普段、僕が喫茶店や家で飲んでいるのは、飲み物のコーヒーである。菓子があれば、それの口直しにコーヒーが存在する。だが、フランスのコーヒーはそれ自体が菓子で、水で口直しする。

かつてフランスの植民地だったベトナムにも、ベトナムコーヒーという独特のコーヒーがある。入れ方は違うが、飲み方はフランスそっくりである。フランス同様、オマケのお菓子も付いている。大きな違いは、出し方である。

ベトナムコーヒー


コップの上に乗っているのがフィルターで、底に小さな穴がたくさんあいている。ペーペーフィルターは不要。ここに粉を入れ、中ぶたで粉を抑えてゆっくりと出す。フィルターが小さいので、ぐい呑み程度しか出ないが、エスプレッソ同様、濃厚なコーヒーになる。当然、砂糖は不可欠で、練乳を入れて飲むこともあるらしい。

味はこちらの方がうまいと思う。いいのを飲んだことがないだけかもしれないが、エスプレッソは渋みがあるように感じるが、ベトナムコーヒーにはそういう雑味がなくあっさりしている。

こういう入れ方だから、どうしても温度が下がるのが欠点だ。だが、ベトナムの暑さからすると、これぐらいがちょうどいい。いくら量が少なくても、気温38度で熱々のコーヒーなんか飲みたくない。

そんなわけで、大変気に入ったので、スーパーで、コーヒーとフィルターを買ってきた。フィルターは単体でも、粉とセットでも売っている。アルミで出来た非常にチャチな代物なので、アホみたいに安い。粉は種類が多く、普通のコーヒーだけでなく、ヘーゼルナッツだのバニラだの、香りを付けたものもあって、これがまたうまい。

実は毎年夏になると、アイスコーヒーの飲み過ぎで腹を壊してしまう。暑い日のアイスコーヒーはやめられないが、ベトナムコーヒーをうまく活用するれば、今年の夏はアイスコーヒーの量を削減できそうだ。

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