2016年07月

今年も無事にブログ強化月間のカレンダーを埋めることができた。

去年もそうだったが、今年は途中で政治的なイベントが多かったから、その点ではだいぶ助かった。ただ、個人的に展覧会などに行くヒマがなかったので、ネタがなくなったときには少々困って、随分前に書いた書きかけのネタを出した日もあった。7月29日に雪の日の話が書いてあるのはそのためである。

政治的なイベントといえば、今日は都知事選挙の投票日である。8時の投票締め切りの時点で結果が出た。小池百合子氏が次の僕の上司になることが決定した。

考えてみると、東京都知事ぐらい特殊な仕事はない。日本の首都であり、大変な権力を持っている。よく知られているように、予算も小さな国一国ぶんぐらいあるほど膨大である。

ところが、実は、都民の多くは都政にあまり関心がない。自治体にしかできないインフラの整備などは、当たり前だが日本一だからそのままで満足度は高い。それ以外は、民間のサービスが充実しているから、都のサービスを受けること自体が他の道府県の人に比べて少ない。都民は自分で思っている以上に都政に関心がない。

だから、はっきり言ってしまうと、強大な権力を与えるにも関わらず、都民の大多数にとって、「都知事なんか誰でもいい」のである。結局、都知事選挙は単なる人気投票になってしまう。

しかし、民間のサービスを使えるのは、ある程度豊かな人に限られる。インフラだって、離島や多摩地区のはしっこには、まだまだ行き届かないところもある。都民全体からみたら少数かもしれないが、本来そういう人のために都政はある。

僕の関係では、今後、都立の定時制高校が三校減らされる予定がある。たしかに、定時制高校は生徒数が減少しているし、夜間の授業だからコストがかかる。しかし、いまだに定時制にしか行けない生徒もいるのだ。仕事が終わった後に行く学校だから、あまり遠い学校には行けない。生徒数が減ったから、金がかかるから、代替の学校を作ったからといって、やたらと廃止にしていいものではない。

少数派は票にはならず、本当は都政なんかどうでいい多数派が、印象だけで投票する。そして、多数派のごきげんを取った人が知事になる。僕が石原都政をよく言わないのは、彼が少数派を切り捨て続けてきたからである。石原氏は、弱い者を切り捨てて、強い者のごきげんを取る天才だった。

小池百合子氏がどんな都政をするかはまだ分からない。東京都の出先機関の非正規職員として、注視していこうと思う。
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タブレットで電子書籍を読んでいたら、突然こんな画面が出た。
一卡通チャージ
一卡通というのは、北京市のICカードである。Suicaなどと同じ非接触型のプリペイドカードで、電車・バスに乗れるほか、レンタサイクル(たぶん登録した人だけ)にも使えるというすぐれものだ。
一卡通
今年の春、北京に行った時に買ったのだが、こんなものは日本で持ち歩いていない。確認してみたら、カバンの中にはセコムのICカード(教室に自動警備をかけるためのカード)が入っていた。どうやら、これに反応したらしい。

「返回」をタップしてみると、百度地図アプリだった。これも北京旅行の前にインストールして、そのままにしてたのだ。これが出るまで、百度地図アプリでICカードのチャージができるとは知らなかった。

この百度地図、非常に便利なので、中国へ旅行に行く人は、行く前に必ずインストールすべきである(GoogleMapは使えない可能性が高い)。アカウントを取らないと高度な使い方はできないが、それでも十分役に立つ。あらかじめ行き先の地図をダウンロードしておけば、インターネットに繋がっていなくても、地図としては十分使える。

詳しいインストールの仕方と、使い方は次のページをどうぞ。
[2016年版]百度地図の使い方 アプリのオフライン機能も徹底解説!: C-STUDY

このアプリ、GoogleMapの機能と同等の機能はほとんどあり、その上GoogleMapよりも使いやすい印象だ。例えば、近くにある施設を探す機能はGoogleにもあるが、イマイチ要領をえない結果ばかりでてくる。

百度地図の場合、こんな画面が出てくる。中国語ができなくても、なんとなく分かるだろう。
発現周辺服務
秀逸なのが、上のアイコン、一番左の下段「地鉄図」である。これをタップすると、地下鉄の路線図が出てきて、自分がどの駅の近くにいるかすぐに分かる。複雑な地下鉄のある大都市では非常に便利なのだが、これはGoogleMapにはない(ですよね?)。
地鉄図
今、僕は戸越駅の近くにいるので、こうなっている。なんと、日本の路線図もちゃんと出るのだ。

一番右の下にある「更多」をタップすると、こうなる。
更多
レストランから公衆トイレまで、旅先で必要だと思われるものが並んでいて、文字を入力しなくても、タップだけで済むようになっている。レストランにまじって、マクドナルドとケンタッキーが検索できるのが面白い。一応Googleにも同様の機能があるが、ここまで細かくはない。

僕が使えるのはこの程度だが、登録すればもっといろいろできるらしい。Uberとの統合もされていて(北京でUberを使ってみた Uber(优步)中国の◎と☓: C-STUDY参照)、百度地図から直接Uberを呼ぶこともできるという。

悪名高い金盾のために、中国ではGoogleやTwitter、FaceBookは使えない。それらがある国からくると、不便な事この上ないが、代替になる中国企業によるサービスは、決してそれらに劣ったものではなく、地域に密着しているだけに、かえって使いやすいことがよくわかった。

金盾は情報統制のためにあるのは間違いないが、情報以上に外資系IT企業から自国のIT企業を守るのが目的なのだろう。
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鉄道の遅延証明がいつからあるのか分からない。少なくとも、僕が高校生のときはなかったと思う。鉄道が遅れて遅刻しても、もらった記憶が無い。知らなかっただけで、あることはあったのかもしれないが。

今年の1月、東京の鉄道が雪で大混乱になった。僕も、普段40分ほどで行ける学校に2時間かかった。

いつも使っている都営地下鉄戸越駅から乗ろうとしたが、来る電車すべて満員で乗ることができない。諦めて、池上線の戸越銀座駅に行くために払い戻しを受けようとしたら、その窓口にも行列ができている。

まあ、これはしょうがない。しかし、よく見るとその列は払い戻しだけではなく、遅延証明を貰う人も含まれていた。遅延証明は渡すだけだが、それでも数が多ければ混乱する。

そこから五反田方面に行くのだが、これまたものすごい人で、すぐには乗れそうにない。仕方なく反対方向の蒲田駅行きに乗った。搦手から行く作戦である。着いた蒲田駅もすごい人で、JRの改札前では、駅員が、まるで宣伝チラシかティッシュのように遅延証明を配っていた。

遅延証明ってのは本当に必要なのだろうか。こんな大雪の日に遅刻すれば、電車の遅延に決まっている。わざわざ手間をかけて証明をもらう必要などない

非常時でなくても、わざわざ証明をもらう時間はまったくのムダな時間である。そんなものをもらっているヒマがあったら、さっさと会社なり学校なりに行ったほうがよほど効率がいい。

そもそも遅刻する人は、電車が遅れなくても遅刻するのだから、たまに電車が遅れて遅刻した人との見分けは簡単につくはずだ。どうしてもというなら、鉄道会社に照会すればいい。

ただ、混乱させるだけの遅延証明なんか、さっさと廃止するべきである。
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世に絶対に外れない予言というものがある。一例を示そう。

東京に大地震がおきて、2/3が壊滅、どさくさに紛れてクーデターが起きるだろう。
この予言は絶対に外れない。「いつ」がないからである。

本当に大地震がきて(中略)クーデターが起きるまでは、この予言は絶対に外れない。もし、そういう事態になったら予言は当たったことになる。当たるまでは絶対に外れることがないのだから、予言の体をなしていない。

ことほどさように、予言というものは、「いつ」がなければ成立しないものである。この「いつ」は時間には限らない。何らかの条件でもよい。例えば、先ほどの文をちょっと変えて、

東京に大地震がおきれば、2/3が壊滅、どさくさに紛れてクーデターが起きるだろう。
にしてみると、地震がおこるのが条件となって、予言としての意味がでてくる。この場合、地震がおきてクーデターがおこらなければ、予言は外れたことになる。

絶対に外れない予言は予言ではなく、ただのヨタ話である。こんなものを信じることほどバカバカしいものはなく、これにビビるのは、空が落ちてくるのを恐れるのと同じことである。それでは、次の予言はどうか。

中国が攻めてくる。
これにビビっている人も多いが、それは一体いつなのか?どんな条件を満たせば攻めてくるのか?僕はそれを聞いたことがない。

こんなものは単なるヨタ話である。どういうわけか知らんが、中国関連にはこういうヨタ話が多く、ヨタなのに信じる人も多い。

中国はバブルだ。いずれ弾ける。
というのも同様で、同じ人が10年以上も、イクラちゃんのようにバブバブ言っている。そりゃいつかは弾けるかもしれないが、弾けるまで外れない予言だから、何の参考にもならない。
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今月、何回床屋政談をやれば気が済むのかと言われても、都知事選挙が近づいてきたからしょうがない。

政治とは、究極はどこに税金を入れ、どれだけのリターンがあったかという、一種の投資である。東京都の場合、他の都道府県とは比べ物にならないほどタネ銭があるのが特徴だ。

そういう点では、何もやらんでもほぼ問題なく都政は動くのだが、金があるだけに、欲の突っ張り合いが起きてくる。いくらタネ銭があるといっても、無尽蔵にあるわけではないので、ある分野を減らし、ある分野を増やすということになる。だから選挙権を持っている人は、候補者が「ある分野」がどの分野かを見極めて、投票しなくてはいけない。

政党の推薦があれば、その政党がこれまで何を主張してきたかで大体分かる。そうでなければ、それまで所属してきた政党の方向性を理解し、公約をよく読まなければならない。

自民党は製造業などのオールドエコノミーの大企業に金を入れる政党だから、推薦する候補はそれに都合のいい政策をする。例えば、オールドエコノミーに大量の金が回る東京オリンピックなんかは、代表的な投資先になる。

民進党・共産党は労働組合が支持基盤になっているので、労働者と労働者の属するクラスに金が回ることになる。具体的には労働問題や福祉を解決する方向に金を使うことになるだろう。

もう一つ重要なのは、国とのつながりである。現在、政権政党は自民党と公明党だから、自民・公明が支持する候補者の方が国とのパイプが太いのはいうまでもない。

これは良い面も悪い面もある。良い面は国と関連した政策がスムーズにいくことだ。逆に言うと、国政と都政の利害が対立した場合、国政のいいようにされてしまう可能性もでてくる。

一番大事なことは、その投資の結果である。これは任期を全うした後に、必ず問われるべきだ。公約通りの投資が行われたか、リターンがどれだけあったか、これを都民は厳しく問い、ダメならその知事とそれを推薦した政党は支持しない。これは当然の責任である。

例えば、ヘンな名前の銀行を作って破綻させたり、そもそもリターンが見込めない東シナ海の無人島を買おうとした都知事は、論外としかいいようがない。
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ポケモンを探して彷徨い歩く人が増えているが、その一方で半紙に漉きこまれた、半紙モンスター(略称半モン)を集めるのが静かなブームになっている。

半紙といっても、そのへんの文房具屋で売っている、国産の機械漉半紙に半モンはいない。唐紙と呼ばれる中国福建省産のものにおいてのみ発見される。非常に小さいので、見つけるのは難しいが、半紙についているゴミみたようなものを丹念に探すと、思わぬレア半モンが見つかることもある。



この半紙、かつては1000枚で1500程度で買え、安くて漢字も仮名も篆刻もいける万能半紙だったのだが、最近は人民元高と中国の人件費高騰により7000円近くする高級半紙になってしまった。半モンコレクションもなかなか金のかかる趣味である。

さて、それでは僕のコレクションを3つほど見ていただこう。

1・蚊(レア度★)
半紙モンスター(蚊)
入っている頻度が高く、初心者でも見つけやすい。
福建省は暑い所だから、蚊のような小虫が多い。おそらく、うっかりとまって、そのままプレスされてしまったと思われる。
種類としてのレア度は低いが、さまざまなポーズを取っているので、根強い人気がある。

2・謎の虫(レア度★★★)
半紙モンスター(謎虫)
幼虫だか成虫だか、そもそも昆虫かどうかすら分からないが、きれいに漉きこまれているので、水中にいたと思われる。
謎の虫自体のレア度は★★★だが、上からペチャンコになっていることが多く、このように横を向いているのは珍しい。
こいつの正体が分かる人は教えてください。(ホタルの幼虫かな?)

3・おたまじゃくし(レア度★★★★★)
半紙モンスター(おたまじゃくし)
レア中のレア。どこからどう見ても、立派なおたまじゃくし。長年半モンを探しているが、他に見たことがない。きれいに伸びていて、眼・口も確認でき、いまにも泳ぎだしそうだ。
おそらく、漉くときに使う水に入っていたか、作業所のクソガキが悪戯で入れたかだろう。
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今まで世界各地で撮影した(された?)、「見えない敵と戦ってみた」シリーズをまとめてみた。下のリンクからどうぞ。なおサムネイルとタイトルのリンクで挙動が違うので注意。

見えない敵と戦ってみた:やたがらすナビ

ほとんどの写真は妻が撮影したものだが、妻は一眼レフの心得がない。僕が、見えない自分にフレーミングをして、カメラを妻に渡し、見えない敵と戦っている間にシャッターを切ってもらう。

最初のうちは、なかなかシャッターを切ってくれなくて(レリーズボタンの半押しが理解できなかったようだ)、衆人環視の中、マヌケなポーズのまま「早く撮ってよ!」なんて叫ぶこともあった。なかなか手間のかかっている写真なのである。

僕がやると、すぐマネをして同じ所で写真を撮る人が出てくるのが面白い。だいたい、アジア人(たぶん中国人)の若者がバカなポーズで写真を撮り、次に欧米人のお姉さんがセクシーポーズで彼氏に撮らせるというパターンが多い。

今までの作品の中で、一番気に入っているのは、カッパドキアのこれ。
19_Cappadocia
足元の岩に砂が乗っていてすべりやすいうえに、サンダル履きだったから、ずりおちるんじゃないかと気が気じゃなかった。地上からの高さもかなりあって怖い。

もっと溜まったら、どこかで展覧会をやりたいと思うが、妻の展覧会になってしまうのが、ちょっと得心いかん。
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自伝というものは、書いた人のよほどのファンでない限り、大概退屈でつまらないものである。

自分に都合の悪いことは書かないし、都合のいいことは飾って書く。飾り方が一様だから、結局誰が書いても同じような自慢話になる。同じ飾って書くなら、最初からフィクションの方がよほど面白い。

しかし、この自伝は面白かった。是川銀蔵は「最後の相場師」と言われた人である。どうしても、商売の話、株式投資の話が中心になるが、想像を絶する豪快さに、それらに全く興味が無い人でも面白いと思えるだろう。なお、是川銀蔵がどういう人物かは、Wikipediaの記事を参照されたい。Wikipediaの記事はおおむねこの本を元に書かれている。

是川銀蔵:Wikipedia

この本、そもそも著者が乗り気で書いていない(という設定)になっている。
これまで幾つもの出版社から、自伝の出版を依頼されたが、どのような申し出に対しても断ってきた。私が自伝を世に出すことは、大勢の犠牲者を出すことになるという自戒から出版を避けてきたのである。ところが、あるライターが止めるのも聞かず、私の投資一代記なるものを出版してしまった。(中略)そこで私は自らの人生を自らの手で綴ることにより、株で成功することは不可能に近いという事実を伝える使命があると思い、筆を執ることにした。(『相場師一代』序文)
有名投資家の本となると、たとえ自伝でも、読む人はそれを学んで一儲けしようと考える。だが、序文にもあるように、これを読んでも投資方法は学べない。とてもこんなマネはできない。せいぜいが「勉強しろ」ということぐらいしか参考にならない。

自伝だから、自慢話も含まれる。それはあまりにもむちゃくちゃで、絶対に真似できないことばかりだ。例えば、銀蔵の最初の商売は、青島(山東省)にわたって軍隊の御用聞きをすることだった。これだけでも十分すごいが、それが16歳の時である。もちろん、最初は全く相手にされないが、命がけでつきまとって、信頼を得る。関東大震災がおきると、トタン板の高騰を予想し、いち早く大量に買い占める。勝つときも負ける時も豪快。行動力がハンパじゃない。

是川銀蔵は、ただの〈相場師〉ではない。株で稼いだ金をもとに、児童養護施設出身者と交通遺児のために、是川奨学財団という財団を設立しており、これは現在も活動している。

公益財団法人 是川奨学財団

これだけハデに活躍した人だが、95歳で亡くなった時には、ほぼ一文無しになっていたという。投資に失敗したのではない。墓場まで金は持っていけない。たぶん、最初からそのつもりだったのである。


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15年前、初めて中国に行った時、レストランがあまりに汚いのでびっくりした。

これは不衛生だという意味ではない。魚や肉の骨だとか、野菜や果物の皮、その他のゴミが、テーブルの上となく下となく、山積みになっているのである。客が去ると店の人がきれいに片付けるのだが、その席に客が来ると、また山積みになる。4・5人の会食だと、それは見事な生ごみの山ができあがる。

田舎の露店でも状況は同じだが、普通のレストランと比べると少しきれいになっている。足元を野良犬が徘徊して、捨てたゴミをたちどころに食べてしまうからである。なかなか良く出来たエコシステムである。

日本だと、とてもお行儀の悪いことになるが、これは習慣である。郷に入らば郷に従えで、僕も真似してみた。しかし、いくら頑張っても、とてもかなわない。同じ人数でも、山の大きさが違うのだ。よく考えたら、そもそも頑張ることじゃない。これは地域差や時代の違いもあるだろう。その後は、そこまですごいのを見ることはなかった。

こんなことを思い出したのは、『閑居友』に、鎌倉時代の日本と中国(当時は宋)のマナーを比較した文章を見つけたからである。

『閑居友』上巻第13話 高野の聖の、山がらに依りて心を発す事
されば、唐土(もろこし)には、いかなる者の姫君も、食ひ物などしどけなげに食ひ散らしなどは、ゆめゆめせず。世にうたてきことになん、申し侍りしなり。この国は、いかに習はしたりけることやらん、はや癖になりにたれば、改めがたかるべし。ただ、かなひぬべからんほどを、御慎みもあれかし。

だから、唐土には、どんな者の姫君も、食べ物などだらしなく食い散らかすことなどは、まったくしない。(食い散らかすのは)世の中でも嘆かわしいことと、申しておりました。この国(日本)は、どのような習わしだったのだろうか、もう癖になっているので、改めにくいことだろう。ただ、できるだけ、お慎みいただきたいものです。
姫君限定ではあるが、鎌倉時代は日本の方がだらしなく食べていたらしい。『閑居友』の作者慶政は入宋経験があるから、あながちデタラメではあるまい。

マナーは時代・場所によって変わる。ただそれだけのこと。
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昨日、あんなエントリを書いたら、今日Pokemon GOが配信された。

Pokemon GO公式サイト

Twitterなんかでは、すでに話題になっている。内閣サイバーセキュリティーセンターまで注意喚起する始末(ポケモントレーナーのみんなへおねがい(PDF))。

このゲーム、あまり興味がない。

僕はポケモンが大嫌いなのだ。何度でも言うが、ポケモンを育てて戦わせるという世界観が嫌いだ。モンスターに戦わせるな、自分で戦え。モンスターもモンスターらしく、飼い主なんか頭からバリバリ食っちまえ。

それよりもっと不愉快なのが、ピカチューの飼い主が僕と同じ名前であることだ。今まで何度生徒から「ポケモンの・・・」と言われたことか。ひどいやつになると、「先生、『ポケモンゲットだぜ』って言ってみて!」とか・・・嫌なこった。

「サトシ」はオレの方がずっと先だ。オレに許可なくサトシを名乗るな。英語圏では「Ash Ketchum(アッシュ ケッチャム)」らしいから、そっちに統一しなさい。

Pokemon GO自体、こんなものが流行ったら面倒なことになるのは目に見えている。施錠した後に「書道室にニャースがいるから入れてくれ」とか言われたら、面倒くさいことこの上ない。配信が夏休みの最初だったのはせめてもの救いだ。お願いだから、夏休み明けには飽きてくれ。

とまあ、平常時なら絶対にやらないのだが、今は毎日更新ブログ強化月間である。そろそろネタに困ってきた。ブログには書いていないが、実は今月は肉体改造月間でもあり、(ほぼ)毎日一時間以上ウォーキングをしている。テストするにはちょうどいい。

テストした上で、クソミソに貶してやろう・・・と思いつつ、GooglePlayにアクセスしてみたら・・・。

GooglePlay
なんだ、できねぇじゃねえか!クソが!
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