なんと、今月はこの記事以外、何も書いていない。僕の場合、忙しいときほど書けるものだが、今月はちょっと忙しすぎた。

なにしろ、ついこの間まで、3ヶ月もの引きニート状態だったのが、5月の終わりから急に忙しくなったのである。5月の終わりに祖母が亡くなり、6月の始めに義母が亡くなった。そして何と言っても6月から授業が始まった。

まず、マスクをして授業するのが、こんなにきついとは思わなかった。花粉症なので、マスクをして授業したことは何度もあるが、この暑い季節にマスクで喋るのはきつい。エアコンは入っているが、窓を開けなければならない。授業をしていてガリガリと体力が奪われていくのが分かる。

授業が終わった後、生徒が座っていた席やら何やらを消毒するのだが、これがまた面倒くさい。書道だから終わった後机を拭くぐらいのことは以前からしていたのだが、気の使いようが全然違う。

時間割も変則的で、クラスを二分割していた。例えば、実用書道という授業は週に4時間あって、もともと4回同じ授業をするのだが、二分割だから8回同じ話をすることになる。やる前は同じ話をするんだから楽でいいやだと思っていたが、やってみると全く同じ授業を8回するのは、思った以上にきつい。なんだか、泥沼の中を必死に歩いている感じがする。

授業は通常よりも短く、始業時間も遅いのだが、疲労はいつにもまして大きく、家に帰ってちょっと横になると、なかなか起き上がれなくなる始末。29日(月曜)から、9時始業の45分授業とかなり平常時に近くなったのだが、今度は教室が密・密・密。

そして何より、この先どうなるか皆目分からないのがつらい。ここのところ東京都の感染者数は50〜60人とだんだん増えてきた。ところが、都は平常に戻す一方で、何らかの対策をする気配が見えない。もう不安しかない。

さて、明日から7月である。恒例のブログ強化月間といきたいところだが、夏休みは8月にずれ込んでしまったし、とても書ける自信がない。実は、今年は書きたいことが沢山ある。毎日更新はできないかもしれないが、できるかぎり更新したいと思っている。