2021年08月

緊急事態宣言下、東京都の感染者数も5000人を超え、不要不急の外出・移動の自粛が叫ばれる今月、たびたび実家に帰って、父が借りていた畑を更地にもどす作業を進めてきた。返還期限が8月末日、つまり今日である。これは不要不急とは言えない。

暑い日が続き、真っ昼間はまともに作業ができない。昔、福建省の農家のおばちゃんに「夏は11時から15時までは働いてはいけない」と言われたが、全くそのとおりだ。この時間帯は作業効率が極端に下がる。体感では15時以降なら20分ぐらいで済む仕事が、11時から15時の間だと1時間以上かかる。

しかも、働いているのは「オカンとボクと時々オトン」なので、4月ごろからボチボチ始めた作業だったが、完全に終わったのは今月の29日だった。おかげで木の根っこを引っこ抜くという新たなスキルを身につけた。それにしても、50歳すぎて土木工事をするとは思いもしなかった。

これについてはいずれまた詳しく書くつもりだが、とりあえず一番大変だった場所のビフォー・アフターだけ。

ビフォー。
ビフォー
アフター。
アフター
これまで、何も考えず必死で作業を続けてやっと終わったのだが、あまり達成感はない。あるのは寂しさだけ。もうここで採れた野菜は食べられないし、それ以前にここに来ることもないのだ。
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ワクチン接種した(一回目):2021年07月16日

先日(8月12日)、二回目のワクチン接種をした。場所は前回と同じ都庁舎の南展望室。前回は接種を受けるまで1時間ほど並んだが、今回は半分以下。あっという間に終わった。

経過観察はまたしても眺めのいい一番前の席。日頃の行いがいいからだろう。
都庁南展望室からの眺め
ご覧の通り曇っていたので、涼しくて快適だった。

さて、モデルナの二回目といえば副反応である。聞いた話では4人中3人が微熱などの症状が出るという。

ところが、12時間経っても24時間経っても、いっこうに熱が出る気配がない。腕の痛みはあるがそれは前回と同じ。今、四日目を過ぎたが、腕の注射したところが少し熱を持っている気がする以外、とくに変化はない。

熱なんか出ないに越したことはないが、これほど何もないと、効いていないんじゃないかと逆に不安になってくる。
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続・畑の木を抜く話の続き。

8日、また実家に帰って畑の作業をした。東京都のコロナ感染者数が5000人を超え、正直言って行きたくはないのだが、8月中に畑を返さなければならないので仕方がない。

今回はレンタカーで軽トラを借りて、様々なゴミや農機具を搬出することが主な仕事である。台風が来ていたので雨が心配だったが、さいわい雨はたいしたことがなく、曇って風が吹いていたので仕事がはかどった。
ハイゼット
大きなものはスチール製の物置きや耕耘機、小さな物は木の枝や細い棒など大小様々なものを、軽トラで二往復で運んだ。軽トラの運転は久しぶりだが、やっぱり楽しい。今回はこれだけで帰ろうと思っていたのだが、ちょっとくたびれたので一泊した。

次の日、せっかく泊まったのだから、ちょっとだけでも進めておこうと思って、例のラスボス(イチジクの木)の撤去にとりかかった。

けっこう大きな木なので・・・。
ラスボス
枝はすでに切ってあるものの・・・。
ラスボス(枝打ち後)
「どうせ一日じゃ抜けないから、ちょっとまわりをほじくって様子を見ておけばいいかな」ぐらいに思っていたのだが・・・。
ラスボス(抜けた)
抜けた!

2時間ぐらい土を掘り根を切りを繰り返していくうちに、引っこ抜くことが出来た。比較的大きな木ではあるが、それほど深いところまで根が張っていなかったのだ。根は深くはないが、広く広がっていて、数メートルになっている。イチジクの根は広く浅く広がるものらしい。ラスボスは意外とあっけなく倒された。

ラスボスは倒したが、まだ小屋を壊さなければならない。だが小屋は父が作ったものである。人が作ったものだから、壊すのもどのぐらい時間がかかるか見当がつく。時間の見当がつかなかったラスボスを倒したので、だいぶ気が楽になった。
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畑の木を抜く話:2021年04月26日のつづき。

4月から始めた畑を元通りにする作業だが、今月の終わりが返還期限になっている。そのため、ちょくちょく実家に帰って作業している。長い間借りていたので、いろいろなゴミが出土したり、父が作った構造物があったりしてなかなか面倒だったが、ゴミはともかく構造物は父が作った小屋を残して全部撤去できた。

さて、一番の問題はラスボスことイチジクの木である。4月26日ではこんな感じだった。
4月のラスボス
この時、枝だけでも落としてしまえばよかったのだが、母が「もう一回収穫できるかも」などというので、枝を落とさないでいたら・・・。
7月24日のラスボス
青々と茂った。
イチジクの実
実もこんな感じで、たくさんなってはいるのだが、8月に入っても実の数が増えるだけで、まったく熟れていかない。どう考えても返還までに収穫はムリなので、あきらめて伐採することにした。

この畑は日中影がささない。この木はごらんの通り青々と茂っていて、暑いなかで木陰を提供してくれる。作業中のいい休憩場所になるので、まずは半分だけカット。切った枝はナタで葉っぱと実を落とす。
ラスボス(枝打ち50%)
数週間後、さっぱりと。
ラスボス(枝打ち後)
枝の太さはこのぐらい。イチジクの木は柔らかいので、電動ノコギリならあっという間に切れる。水分が多く、切ったそばから白い樹液が染み出し、ほのかなイチジクの香りがする。
木の太さ
さて、あとは根っこを掘り起こさなければならないのだが・・・まあ、何事もなければ8月中には終わるだろう。
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