多摩川を下ってみた(前編)

しばらくいくと、中州が見えてきた。アオサギやウ、頭が黒くなったユリカモメ(ユリカモメは夏毛になると頭が黒くなる)がいる。上陸してみよう。

中州に上陸

この中州は細かい砂でできていた。もっと汚いヘドロのようなものを覚悟していたので、意外だった。

海岸の砂よりももっと細かい砂で、踏むと足が2センチほど沈む。砂だらけになるが、細かいのでサンダルに入ってもじゃりじゃりとした不快感はない。
ここではたくさんの鳥の足跡が見られた。この写真は鳥の足跡と人間の足跡のコラボレーション。もちろん、僕たち以外に人間はいない。

足跡

東海道線と京浜急行線の鉄橋が見えてくるあたりが一番景色がよい。

右岸(川崎市側)はビルだのマンションだので殺風景だが、左岸(東京都大田区側)には柳の木が植わっていて、その木の間には隠者の庵がある。左側だけみていれば、都会的な景色は全く見えない。

隠者の庵

このあたりになると、水面がかなり穏やかになり、やっとのんびりできる。流れもゆっくりながらもちゃんと川下に向かっている。

ダラダラ漕いでいたら、カヤックの大群(10隻ほど)に追い越された。ものすごいスピードだ。どこかの大学のカヌー部だろうか。我々とは比較にならないマッチョマンが乗っている。

鉄橋の下では工事をしていた。道路工事のときの案内員と同じように、川の真ん中で船の上で旗を振っている人がいる。鉄橋を見上げると、案内表示があった。

標識

鉄橋を越えると、川崎側に河港水門が見られる。上にへんなオブジェみたいなものが載っているが、果物かごだそうだ。

なお、反対側には六郷水門がある。

なんかたこ焼きのにおいがするなーと思ったら、水門のすぐ隣に味の素の工場があった。

川崎河口水門

このあたりまでくると、海が近いため、船をたくさん見ることができる。次の写真は、川のど真ん中に係留してあった船。どうやって乗るんだろう。

船

このへんで左岸に砂浜を見つけたので上陸。舟を分解し、京急空港線大鳥居駅から帰った。1時に出発して、着いたのは5時である。あれだけ天気がよかったのが、曇ってしまって寒い。オマケに、体が田鮒臭いぞ。

片付け

空港線は羽田空港から乗る人が多いので、大荷物を持っていてもそんなに違和感が無いが、田鮒臭いのは僕たちぐらいなものだ。迷惑かけてすみません。