船場吉兆、使い回し「20年以上」…関係者証言:YOMIURI ONLINE

最近のニュースで一番びっくりした。

期限切れだの産地だのを偽装するぐらいだから、残したデザートぐらいを客に出していてももはや驚かないが、焼き魚やてんぷらまで二度焼き、二度揚げして出していたとはびっくりだ。

そんなことをしたら、かなり味が変わる。もともとの状態で一番おいしくなるように調理しているはずだから、まずくなることはあってもうまくなることはないはずだ。

一流料亭というのはブランドが命である。「船場吉兆だからうまい」そう思うから客が来る。もし、客が「船場吉兆はまずくなった」とか「言われてたほどうまくないな」と思ったら、自然と客は減るだろう。

こういう場合、ブランドは逆に作用する。だから、こういう味にかかわるインチキはとてもリスクが高いことである。

そのリスクを犯してまで経費削減をしたのだから、客はずいぶんナメられたものだ。もっとも、その状態が昨日今日に始まったことではないのだから高級料亭の客というのはその程度のものだということだろう。

屋台では目の前で調理するから、こういうことはまずおこらない。一流と言われる料亭が、屋台メシ以下だったというのは、そういう場所とは縁のない僕にとっては痛快な話である。