祖母の家の電話機が壊れたので、電源のいらないシンプルな電話機を買った(電源のいらない電話機を試してみた:2013年04月21日)のだが、なかなか電話に出てくれない。一度、家のすぐ近くで携帯電話で電話をかけて、窓から観察してみた。まったく電話が鳴っていることに気付いていないことが分かった。

電話機の音量は、前のものと比べてそれほど小さくなった感じはしないが、あきらかに音色が高くなっている。祖母は会話に支障をきたすほど耳が遠いわけではないのだが、高齢なので高い音は聞き取りにくいのかもしれない。

いずれにしても、このままでは、何か事故で出られないのか、気付いていないだけなのか分からない。なにかいいものはないかとamazonで探してみたら、電話の着信音を大きくする機械があった。その名をフラッシュリンガーという。お値段は1600円ほど。


これがフラッシュリンガー。電話がかかってくると、上の白く光っている部分がLEDで赤く点滅し、通常の着信音よりも大きな音が出るという極めてシンプルな機械である。

フラッシュリンガー

取り付けは簡単。本器のモジュラージャックに電話線をつなぎ、本器から出ている線を電話機に繋ぐだけ。もちろん外部電源は不要。本体はクギなどで壁掛けにできる。

入力側はモジュラージャックなのに、出力側は本体から直接ケーブルが生えている。このケーブルは意外に短く、45cmほどしかない。電話の近くに置いて、単に音を大きくするとか、着信を分かりやすくする目的ならこれでもいいが、本器と電話機を離れた場所に置くことはできない。

接続部

実際使ってみると、電話機単体だと67dbなのに対し、これを使うと75dbまで上がった(androidのアプリで計測なので数値は参考までに)。体感でもあきらかに音が大きくなっているのが分かる。

音質は電話機単体の音よりもやや低い音で、はっきり言ってかなり耳障りな音である。実際に試してみたところ、祖母は確実に電話に出るようになった。耳が遠く、なかなか電話に出ない高齢者のいる家や、騒々しい工場などの電話には便利だろう。

なお、本器は着信音を大きくするのとは逆に、着信音を無くして光だけで電話が来たのを知らせるという使い方もできる。

電話機本体の着信音を0にし、本器の横に付いているスイッチでこちらの着信音を消す。すると、着信すると赤いフラッシュだけが点くようになる。このフラッシュはかなり目立つ。

切り替えスイッチ

こちらは赤ちゃんのいる部屋の電話とか、深夜にやたらと電話がかかってくる人には便利だろう。