夏休みの終わりに、山形県庄内地方に行ってきた。まずは鶴岡市の善寳寺から。

善寳寺:公式サイト
善寳寺:Wikipedia

善寳寺は現在曹洞宗の禅寺になっているが、開山は古く、平安時代の中頃、妙達上人がここに庵を結んだのが最初とされ、当時は龍華寺といったという。今年はその妙達上人の生誕1150年にあたり、特別に普段入れない奥の院を御開帳している(10/28まで)。

と言われても、まずピンとこないが、昔(平成2年)に話題になった人面魚をご存知の方は多いだろう。人面魚がいる貝喰池はここの池である。

実は僕もピンとこなかったのだが、本当は妙達上人でピンとこなければならなかった。妙達上人の名が出てくるのが、『法華験記』と『今昔物語集』なのである。

『今昔物語集』巻13 出羽国龍花寺妙達和尚語 第十三:やたナビTEXT

さて、そんなわけで、善寳寺に行ってきた。ところが・・・写真に雨が写るレベルの土砂降り。

善寳寺山門

山門の中には、普通仁王様と相場が決まっているが、ここは毘沙門天と、
毘沙門天
韋駄天。
韋駄天
地蔵菩薩や弥勒菩薩など、この寺の仏像はでかいのが多いが、石段のわきの切り株の中に、小さなお地蔵さん発見。
切り株の地蔵
こちらが本堂の感応殿。
感応殿
感応殿の裏手に今回初公開の奥の院龍王殿がある。
龍王殿
今回、この龍王殿の中に入れたのだが、残念ながら写真撮影は禁止。中には秘仏の龍王像があるのだが、小さくてよく見えない。天皇家の紋が付いているのは、天皇家とゆかりが深いからということで、中には有栖川宮家の位牌もたくさんあった。

何しろ大雨で傘をさしてもすぐにずぶ濡れになってしまう。ちょっと離れた貝喰の池に行く根性はなかった。まあ、これだけの雨が降ったということは、龍神様のご利益ということで、よしとしよう。

その他の写真はこちらをどうぞ。

龍澤山善寳寺(山形県鶴岡市):ギャラリーYa