Doodle(GoogleのTOPに出る、記念日ロゴ)がビーロー・ラースロー生誕 117 周年になっている。

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ビーロー・ラースローって誰?と思ったが、なんとボールペンを発明した人だという。

ビーロー・ラースロー:Wikipedia

ボールペンほど身近な筆記具はない。ボールペン以前は、ペンや万年筆が日常の筆記具の主流だったのだろうが、今は完全にボールペンに駆逐されてしまった。いくらコンピュータが発達しても、筆記具が完全に不要になるとは思えないので、未来永劫ボールペンは使われることになるだろう。

僕の実家は文房具屋だったから、僕の1/100ぐらいはボールペンでできているようなものだ。ついでに、硬筆書写検定対策の授業をやっているが、硬筆書写検定を受験するには、ボールペンがなければ絶対に合格できない。それほど、縁があるにもかかわらず、発明者を知らなかったとは、不覚の極みだ。

さて、僕が普段愛用しているボールペンは、パイロットのV-CORNである。いろいろ使ってみた結果、これに落ち着いて10年以上になる。

水性ボールペンなので、万年筆に似た線になる。書き味は非常になめらかで、適度な引っかかりがあって書きやすい。軸すべてがインクのタンクになっているから、なかなかインクが無くならないのもいい。

難点は、水性なので、紙の質が悪いとにじむことと、水に弱いことぐらいだろうか。そういえば、キャップが外れたのに気づかずポケットに突っ込んで、シャツを一枚(とボールペン一本)をダメにしてしまったこともあった。

水性ボールペンといえば、ボールPentelを忘れてはいけない。僕が子供の頃から、緑色の軸で異彩を放っていた。

ぺんてるというと、サインペンのイメージが強い。これもボールペンながら、ちょっとサインペンっぽい書き味がする。ボールそのものが樹脂製で、やや太い、抑揚のある線が書ける。

最後に、ビーロー・ラースローに敬意を表して、オレンジビックを紹介しよう。

BICはフランスのメーカーで、ビーロー・ラースローから直接特許を買って商品化したそうだ。つまり、これが直系のボールペンということになる。これも、黄色い軸で、店の棚で異彩を放っていた。

当時は国産のボールペンに比べて、不良品が多く、最後まで書けるものが少なかった(今のオレンジビックはそんなことはないらしい)。それでも、これでないとダメという人もいた。

僕もその一人で、パソコンで文章を書く前は、ちょっと長い文章はすべてこれで書いていた。国産にはない独特のぬるっとした書き味で、太い線で心地よく書ける。いつ使えなくなるか分からないので、必ず二三本、筆箱に入れていた。

これを使わなくなったのは、長い文章をボールペンで書くことがなくなったからである。もし、今長い文章を書かなければならなくなったら、今でもこのボールペンを買いに行くだろう。