気がついたら、はや2月も5日になってしまった。なにやら忙しくて、1月は4回しかブログを更新しなかった上に、5日に先月の総括を書く体たらく。

さて、1月はなんといってもドナルド・トランプアメリカ大統領の就任でもちきりだった。就任直前は、「まあ、ああは言っても、実際に大統領になったら大人しくなるんだろう」という期待が多かったようだが、就任直後からトンデモ大統領令を連発、「やっぱ、マジキチかも?」に変わってきた。しかし、他の人があんなことをやれば、「マジキチだ!」となるが、それでも「かも?」で済んでしまうのも、トランプならではである。

僕は結構前からトランプを知っていて(面識があるという意味ではない)、数年前ニューヨークへ行った時に、ラガーディア空港にトランプ専用機が駐機してあるのを見つけて、やや興奮ぎみに「ホラ、あれトランプの飛行機だ!本当にあるんだなぁ」と隣の妻に言ったところ、妻は「トランプ?何それ」と言っていた。カメラを持っていたなかったので、残念ながら写真はない。

昔、深夜にやっていたアメリカのプロレス、WWE(当時WWF)をよく見ていた。見え見えの台本とハデな演出が面白かったが、オーナーのビンス・マクマホンとトランプがそれぞれレスラーを雇って対決させ、負けた方が髪を剃るとかいうアホな試合があった。

トランプは相当プロレスが好きらしい。英語はよくわからないが、それでも演説の様子がプロレスっぽいのはよく分かった。ちなみに、ビンス・マクマホンの妻、リンダ・マクマホンはトランプ政権でアメリカ中小企業庁長官に指名されている。

考えてみれば、政治なんてプロレスみたいなものだ。観客の知らない筋書き―アングルというそうだ―が設定され、観客はそれを見て、ある時は怒り、あるときは喜ぶ。政治だって、国民の知らないアングルがたくさんあって、それを知らずに国民は怒ったり賞賛したりしている。

なにしろ、プロレス好きのトランプだから、いろいろアングルを考えているだろう。問題は、日本の政府が、トランプのアングルを知っているか、そもそもアングルに組み込まれているかである。