PHSの新規加入が2018年3月31で終わる。まだ停波はアナウンスされていないが時間の問題だろう。香港ではすでに停波し、PHS所持は最大5万香港ドル(約70万円)の罰金及び禁錮2年というから、ほとんど麻薬みたいな扱いになっている。

PHS端末は軽くて小さく、バッテリーの持ちがいいので、なかなか捨てがたかったが、最後の端末が使えなくなったので、今年の3月、とうとうスマホに買い換えた。そこで、僕が使ってきた、歴代の端末を紹介する。
歴代PHS

初めて買った・・・というか、もらったのは京セラ製PS-501。たしか1995年頃だったと思う。光通信が無料でばらまいていた機種で、僕も光通信のセールスマンからもらった。

まだメールは付いていないし、電話帳も9件までしか登録できない。その反面、端末同士のトランシーバー機能や、固定電話の子機としても使えるのだが、そういう使い方をしている人を見たことがなかった。
PS501(開)
このキーに付いているフタはフリップという。キーロックはかけられるので、何のためにフリップがあるのか、当時の時点でまったく意味が分からなかった。
PS-501(閉)
その後、どんどん新機種が出てきたが、僕は電話さえできればいい人だったので、なかなか買い換えなかった。次第にバッテリーの持ちが悪くなり、やむなく京セラ製PS-C1に買い換えた。買い換えが遅かったので、このときすでにカラー液晶になっていた。

メール機能は付いているのだが、PHSはパケット通信ではなかったので、通信時間単位の通信になった。ただし、通信速度は携帯電話よりも早く、長文のメールを打っても届くのが早かった。
PS-C1(開)
PS-C1(閉)
2台目、エアエッジホンこと日本通信製J3001V。
当時、パソコンとの通信にしか対応していなかったパケット通信「エアエッジ」に通話端末が対応したもの。フルブラウザが付いているだけでなく、PCと繋げて定額データ通信ができる。通信速度が32kbpsと当時としても遅かったものの、あまりに安いのでインターネットはこれで見ていた。
しかも、当時すでにUSBでの充電に対応していたから、パソコンさえあれば充電することができた(USB充電器は無かった)・・・のだが、PHSはバッテリー持ちがよかったので、そんなことをした記憶がない。
J3001V(開)
ただし、音声通話ができそこないで、電話しているとしょっちゅう切れる。これ以来、日本無線の端末は買わないことにした。あと、デザインがダサい。
「楽しい休日」シールはもちろん僕が貼り付けたものだが、これが一体何なのか、さっぱり思い出せない。
J3001V(閉)
3台目、京ポンこと京セラAH-K3001V。
いままで買った端末で一番のお気に入り。ブラウザにOperaが載っていて、これが画期的だった。もちろん、定額つなぎ放題。
AH-K3001V(開)
デザインもいい。当時の携帯端末は、ゴテゴテとしてダサかったが、これはご覧の通りシンプルで、背面液晶も必要最小限のものが付いている。

写真右下にカメラが付いているのが分かるが、その隣の銀色の○は自撮り用ミラー。つい最近まで何なのか分からなかった。
AH-K3001V(閉)
4台目、Willcom9。周囲がスマホに走りつつある中、今度はなるべくヘンな端末が欲しくてこれにした。ここからWillcomになる。
willcom9(開)
畳むと携帯端末だかレゴブロックだか分からない。非常に小さくて持ち歩きやすいのだが、それが災いして、ポケットに入れたまま洗濯してしまい、わずか2年でオシャカに。
willcom9(閉)
この機種で特筆すべきは、W-SIMである。これがこの端末の正体で、これを別の端末にこれを入れると、電話番号はもちろん、電話帳やメールのデータまでそっくり入れ替えることが出来る・・・のだが、対応端末があまり出なかったので、そういう使い方をするまえにドボン。
willcomsim
5台目、つい最近まで使っていたポータス。PHS端末としては通話とメールしかできないが、ソフトバンクの3G回線でルーターにもなる。そのため、大容量の電池が付いていて、PHSとは思えない重さ。
portus
これでタブレットやPCと接続していたのだが、大容量の電池といっても所詮は携帯端末の電池なので、長い間繋ぐことができない。充電しながらだと、すぐに熱くなって勝手に止まってしまう。

この3Gの方のサービスが終了したので、スマホに買い換えた次第。

PHSよ、さようなら。