一週間ほど前、TwitterでこんなのがTimelineに流れてきた。

「へー、大森か。面白そうだけど、午後一時からじゃちょっときついな」と思ってリンク先を見ると、大森ではなく大森東ではないか。金曜日の勤務先から徒歩15分。当日は短縮授業で11:50終了。片付けしたり昼食を食べたりしても余裕で行ける。

それ以来、授業のたびに、この祭りを知っている生徒がいないか聞いてみたが、地元民も多いはずなのに、誰も知らない。そもそも、僕は10年近くこの学校にいるのだが、聞いたことがない。おそろしく局地的な祭りらしい。

というわけで、今日行ってきた。カメラ一台と手ぬぐい2本、スマホだけをかばんに入れて出発。

それにしても暑い。徒歩15分の距離とはいえ、途中心が折れそうになる。開始時間の13時から10分ほど遅れて、厳正寺に近づくと、We Will Rock Youに似たお囃子と、ブオーという法螺貝の音が聞こえてきた。前方に人だかり。ビシャーという水を撒く音も聞こえる。

人混みをかき分けると、そこには簀巻にされた男が一人法螺貝を吹いていた。すかさずシャッターを切る。

と、同時に背後から水がブシャーと簀巻男に・・・いや、これはどう考えても僕を狙っている。すぐさま、カメラを抱え込みレンズを守る。僕は到着してわずか数分でびしょ濡れになった。
簀巻男
簀巻男は二人いる。そこを撮ろうとカメラマンが追っかける。そしてブシャー。平日の午後一時なんか、普通の人は来られないから、カメラマンは年寄りが多い。まさに年寄りの冷水。だが、今日は暑いからかえって安心だ。
簀巻男とカメラマン
簀巻男を横から見たところ。どこからどうみても拷問にしか見えない。
簀巻男(横)
簀巻男はただ転がされて水をかけられるだけではなく、少しずつ寺に向かって移動させられる。
簀巻男移動中
少し進んだら下に降ろされ、ブシャー!進むにしたがい藁が水を吸うため、だんだん重くなるらしい。
ブシャー
水を用意する人たち。ここはどうやら魚屋さんらしい。そりゃ水はいくらでもありますな。
水を用意する人たち
そして、厳正寺の山門をくぐる簀巻男たち。
山門をくぐる簀巻男
さて、このあと、簀巻男たちは寺の境内に作られた舞台にひきずり上げられるのだが、それは次回の講釈で。

奇祭!水止舞に行ってきた(その2)に続く。